エロ用語講座 衝撃の連続…男性にあるはずのない「雄子宮」を徹底解説!
最近すっかり市民権を得つつあるBL(ボーイズラブ)。話題のドラマや恋愛リアリティ番組からハマったという人もいるのではないでしょうか?
BLは主に漫画や小説などの創作物でコアなファンの支持を得ながら50年以上存在し続けてきたジャンルで、今でも日々その進化を遂げています。そんなBL界隈で最近目にする「雄子宮」というキーワード。「雄(男)に子宮…?そんなバカな!」と思い調べてみたら衝撃の連続に開いた口が塞がりませんでした。
そんな訳で、今回は「雄子宮」について徹底解説いたします!
ファンタジーにも程がある!ありえない設定だらけの「雄子宮」とは?
「雄子宮」とはBL漫画や小説(主に同人作品)の登場人物の体に存在する子宮を意味します。創作上のファンタジーとして受けの男性キャラクターの身体に存在する「やおい穴」と繋がっていて、女性と同様に妊娠・出産する事も可能だとか。これまでファンタジーとしてのエロについて何度か調査してきた筆者ですが、その発想力には毎回驚かされるばかりです。
インターネットで「雄子宮」と検索してみると、同人系のSNSや投稿サイトなどに漫画や小説などの創作物がたくさん出てきますが、その発祥や誕生の経緯の詳細を把握することは叶いませんでした。ですが2017年頃から色々な作品が発表されている事が確認出来ました。筆者も何作か読んでみましたが、男性が「奥に当たる…♡」なんて悶えながら中出しされて子宮口を突破した精液が子宮の壁にぶち当たる…なんて現実にはありえない描写があったりして思わず仰天してしまいました!
そして「雄子宮が最近ブームになっているけど、受けキャラが妊娠や出産する描写は昔から存在する」とSNSで発信している人がいたので調べてみたところ、アメリカやフランス、中国などではかなり昔から小説や映画で男性の妊娠に関する描写がある事が確認できました。ところが「飲めば子宝に恵まれる水を飲んで妊娠してしまう」とか「オナラをした事で53000人の赤ちゃんが生まれる」等というセックスとは全く関係のない方法で妊娠するという現実味0のファンタジーな作品が多く見られました。
日本では2022年に人気漫画の「ヒヤマケンタロウの妊娠」がドラマ化されたのが記憶に新しいところですが、「男性も妊娠・出産する世界」という斬新なテーマの元、ジェンダーや差別に関する問題など、ファンタジーでありながらも現実味を帯びていて、色々と考えさせられるストーリーでした。
人体の不思議!実在する「男性子宮」とは
今回「雄子宮」についてファンタジーの世界を前提として調査を進めているうちに「実際に男性にも子宮が存在する」というネット記事を発見し、「もしかして…妊娠や出産が可能なのは事実なのか…!?」とドキドキしながら調べを進めていくと、筆者の想像とは全く異なる事実が判明しました。
男性の膀胱の後ろ、前立腺の近くに存在する「前立腺小室」という器官の別名を「男性子宮」と呼ぶらしいのですが、その存在を知らないという人がほとんどだそうです。
「それじゃあ何の為に存在するの?」と不思議に思った方も多いと思います。筆者もそう思いました。
実は、人間は胎児として発生した当初は遺伝子レベルでは女性ですが、性決定遺伝子による性の分化で子宮が形成され女性になったりペニスが生えて男性になったりする中で、男性となった場合に子宮の原型が残り前立腺小室となる…という事だそうで、機能もない上にとても小さくて解剖図などでも省略されがちなのだとか。なんとも難しくて頭がショートしそうなお話ですね。でも人類は皆、最初は女性だった…なんて思いもよらぬ人体の不思議に遭遇して思わず感慨深くなりました。
人類の進化と共に…今後の「雄子宮」に期待しよう!
今回は「雄子宮」について調査してみましたが、いかがでしたか?
ファンタジー前提で調べてみたところ、思いもよらぬ事実を知り、思わず衝撃を受けてしまいました。長い年月をかけて人類が進化してきましたが、数億年後には男性も妊娠や出産が出来るようになっていたら面白いな…なんて妄想してしまいました!その頃には「雄子宮」が当たり前に存在してエロのジャンルも今より幅広くなっているはず…。それを見られないのは残念ですが、後世に期待するのも良いかもしれませんね。
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