manmam読者のみなさま、ごきげんよう。一般女性Aちゃんです。

SNSやこちらのコラムで、夫婦生活を中心に性についての情報発信をしていることから、たびたび性生活に関するお悩み相談をいただくことがあります。

その中で、何度かいただいたお悩みが

「夫がオナニーをしている」

というもの。

女性のみなさん、いかがでしょうか?

わたしという存在がありながら、パートナーがこっそりオナニーをしていたら……

今日のコラムはそんなお話です。

溜まる男性、溜まらない女性

大前提として、男性と女性には身体の仕組み的に違う点があります。

女性でもムラムラすることがありますが、それはココロの話。
男性はというと……物理的に「溜まる」のです。精子が。男性のムラムラはこれが起源。

健康的な成人男性では、射精後カラになったタンクは、約3日で満タン状態にもどるようです。

この事実を考慮すると、男性のオナニーの回数のボリュームゾーンが10〜40代は《週2〜3回》、50代以降は《週1回》となっており、3日で溜まるというのも納得の頻度です。
(ジェックス・ジャパンセックスサーベイ2024調査より)

オナニーで済ます=思いやり?

女性も、物理的には溜まらないにしても、ムラムラすることはありますよね。

自分がシたいから!と、仕事や育児で疲労困憊なパートナーにセックスしよう!とお誘いするでしょうか?
多くの方は空気を読んで、思いやりをもって、今日はやめとこうかなとなるはず。

では、行き場を失ったムラムラ(性欲)はどうするのでしょうか。

オナニーするしかないじゃない。

オナニーは相手を思いやるがゆえのものだと私は考えています。

セックスは面倒なものである

そして、口には出さずとも思ったことがある方も多いはず。

セックスって面倒じゃない?

キレイごとじゃない。セックスって面倒なものなのです。
そしてわたしは、セックスは「面倒であるべきこと」だと思っています。

どういうことかというと、セックスが面倒でないものになったときにはもうそれはオナニーと同じ、ただの「性欲処理」もしくは「マンネリでつまらないセックス」になってしまうのです。

セックスに至るまでのコミュニケーションや前準備、家族への配慮、行為中のパートナーへの気遣い、事後の処理やフォロー。

この工程すべてがないと、健康的なセックス(=夫婦のコミュニケーション)ではありません。

三擦り半で終わるセックスはもはやセックスではなく、相手がいるだけのただのオナニー。
流れ作業的になってしまえばそれは、いつしかマンネリ化しつまらない行為に。

愛情表現やコミュニケーションのためのセックスは、流れ作業ではない、面倒であるべきものなのです。

オナニーしたっていいじゃない

セッフルな私たち夫婦だって、お互いオナニーすることがあります。当然あります。

仕事に家事や育児、日々忙しく駆け回っている私たちはロボットではありません。
疲れるし、眠いし、なにより時間が足りない。

相手を思いやるセックスができるHPが残っていない。

そんな日はサクッとオナニーして寝て、次のセックスを楽しみにHPを貯めるのです。
毎日だってパワー120%のセックスができた若い頃とは違うから。

セックスもするけど、オナニーもする。
これって大事にしたいパートナーがいるからこそ、当たり前のことなのではないでしょうか。

今日のお話は「パートナーがいるのに、オナニーする件」についてでした!
オナニーしてるからって悲観しない。むしろ性欲がある健康体であることを喜ばしく思いましょ!

そんなわたしも、夫が繁忙期のときは粛々とオナニーをする日々。
でもただオナニーしてるだけじゃなんか生産性ないな!?と思ったり……

そんな意識高い系効率厨のわたしがやっていること、それは「膣トレ=骨盤底筋トレーニング」!

次回は、女性も男性も気にして欲しい「骨盤底筋」についてお話したいと思います。

それではまた、次回のコラムでお会いしましょう!
まったねー!

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一般女性Aちゃん

30代一般女性に転生した、元ゴリゴリのソープ嬢。 現在はPTA活動に勤しむ普通すぎる妻で母。 夫婦生活や女性のQOLの向上にについて日々研究しています。

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