暑くなってきましたね。
夏といえば、海、花火、冷やし中華、そして、汗と臭い…
汗が気持ち悪いし臭いが気になる、今年もそんな季節になってしまいました。
そこで今回は、夏の臭い対策をご紹介します!
合わせて臭いの原因や臭いをセルフチェックする方法などもご紹介していきますよ。

汗自体は無臭!臭いの原因


汗が出る汗腺は、人間の体に2種類あります。
まず、全身にあるエクリン腺。エクリン腺から出る汗はほとんどが水で、臭いの原因となる物質もありません。しかし、エクリン線から出た汗を放置することで、垢や皮脂などと混ざり合い、臭いを発生させるのです。

もう一つの汗腺がアポクリン腺です。アポクリン腺は脇や外耳道、乳房、外陰部、肛門の周辺に存在します。アポクリン腺から出る汗は、毛に沿って分泌されていて、本来無臭です。しかし、ここに少量含まれているたんぱく質が皮膚表面の細菌によって分解されることで臭いが発生します。いわゆるワキガはこのアポクリン腺から出た汗が元となっています。

さらに、疲れやストレスも臭いの原因の一つです。疲れやストレスが溜まると、血中のアンモニア濃度が高まり、かいた汗と混ざります。そして特有のツンとしたストレス臭を発生させるのです。

臭いのセルフチェックの方法は?


自分の汗の臭いをチェックしてみましょう!
簡単にできます。

全身の臭いチェック方法

1.脱いだ衣服をビニール袋に入れる
2.そのまま放置しシャワーを浴びる
3.身体を洗った後に先程脱いだ衣服をビニールの中に入れたまま、臭いを嗅ぐ

シャワーを浴びて体から汗の臭いが消えると、自分の臭いを感じ取りやすくなります。

脇の臭いのチェック方法

ラップ(ティッシュやガーゼでも良い)を脇の下に貼り、3〜5分後ラップの臭いを嗅ぐ

自分の鼻を近づけて嗅ぐよりも、ラップを使うことで直接臭いを知ることができます。

夏の汗の臭いの対策は?


夏の臭い対策をご紹介します!
全てを行うのは大変ですので、出来ることから取り入れていきましょう。

1.毎日体を洗う

風呂スキップや風呂キャンセル界隈が流行っていますが、汗が気になる方は毎日体を洗いましょう。汗を洗い流すだけで臭いはだいぶ変わります。

2.汗をかいたらすぐに拭く

汗をかいてから1時間後には臭いが発生します。できるだけ1時間以内に拭き取りましょう。また、ボディシートか濡れタオルで拭き取ること!乾いたタオルで拭くと、水分は吸収できても臭いの成分は皮膚に残ってしまいます。

3.朝に1分間シャワーを浴びる

朝にシャワーを浴びることで、寝ている間にかいた汗を流すことができます。シャワーが無理ならボディシートで体を拭くのも効果的です。

4.足裏の角質ケアを定期的に行う

足裏は体の他の部分よりも汗腺が多く、汗をかきやすい場所です。やり過ぎは禁物ですが、2か月に1度くらいのペースでピーリングケアをすると良いでしょう。

5.頭皮ケアを行う

夏は頭皮がかなり蒸れる季節。汗が気になる方は頭皮ケアできるシャンプーを使うのがおすすめです。

6.制汗剤とボディシートを使い分ける

汗をかいた際は、まずボディシートで体を拭いてから制汗剤を使用します。

7.身体を冷やす

身体を冷やすことで汗をかきにくくなります。また、汗をかいた後に身体を冷やすことで、かいた汗が素早くひくようになります。
首、手首、足首、膝の裏、足の裏などを冷やすとより効果的です。

8.通気性の良い衣服や速乾性の高いインナーを着用する

身体に密着したり、締め付けたりする衣服は汗をかきやすいです。通気性の高い服は汗が乾きやすいのでオススメです。

9.汗取りパッドを使う

汗取りパッドを使えば、汗ジミが気にならなくなります。衣服の黄ばみも抑えられますよ。

10.衣服はつけ置き洗いをする

下着の場合は特に、繊維に入り込んだ菌が普段の洗濯では除去しきれません。洗い流せなかった菌と新たな汗が混ざることで臭いが発生します。40℃以上のお湯に酸素系漂白剤を溶かして1~2時間ほど漬け置くと殺菌できます。その後は軽くすすいでから、普段通りの洗濯をすればOKです。

11.汗腺トレーニングをする

運動不足や冷暖房設備の普及などにより、汗をかく機会が減っている現代人。汗をかく機会が減ると、汗腺の機能が低下してうまく汗をかけなくなってしまいます。汗腺には発汗前の汗からミネラル分をろ過して体に再吸収させるという働きがあります。この機能が低下すると、ミネラル分の多いベトベトした汗をかくようになるのです。適度な運動や入浴でしっかり汗をかきましょう!

12.和食を食べる

日本食でよく使われる食材には、臭いを抑えるのに効果的なものが多くあります。ビタミンE・ビタミンC・カテキン・ポリフェノールなどを含む抗酸化食品は酸化を防ぎ、梅干しや海藻類などのアルカリ食品は体内で乳酸の発生を抑えます。食物繊維やオリゴ糖などを含む腸内環境を整える食品も、腸内でタンパク質やアンモニアなどの臭い物質の発生を抑えてくれます。

13.気にしすぎない!

臭いを気にしすぎてさらに汗をかいてしまう、という方が多くいます。気にしすぎも禁物ですよ!

臭い対策で快適な夏を!

今回は、臭いの原因と対策、セルフチェック法などをご紹介しました。
「臭いを気にしすぎてせっかくの夏を楽しめない!」なんてことのないように、しっかり対策をしていきましょう!
ある程度対策が出来たら臭いのことは気にしない!気にしすぎると余計に汗をかきます。こんなに暑いのだから、みんなたくさん汗をかいてます!!あなただけじゃない!!
だから安心して夏を楽しんでくださいね。

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ナギセ

映画・音楽・絵画・小説・食べることが大好きな多趣味ライター。 タブー視されている性についての興味がやまない私と、恥ずかしがらずに性トークしましょう。目指せHAPPY性活!

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