底辺ドメンヘラを克服し幸せをつかめたワケ!Vol.18【風俗嬢は障害を持った女性も多い】
こんにちは。元風俗嬢で、現在はアダルトライターをしている百花繚乱です!
当時、重い精神病をこじらせて昼職ができないという、ドメンヘラ女だったわたし。夜な夜なおこなわれる過剰サービスが名物という、風営法違反もはなはだしい違法セクキャバで働いていました。
チップさえもらえれば手コキやフェラにとどまらず、本番セックスまでしちゃう、頭のネジが何本もぶっ飛んでしまっているメンヘラ嬢の巣窟です。そんな地獄絵図のようなセクキャバ店では、いろんな悲喜こもごもがございました。
そんな中でも印象的だった出来事といえば、元同僚のファッションメンヘラが幼児虐待で逮捕されたこと。詳しくは、前回のコラムを読んでみてくださいね。
事件を起こし逮捕されてしまったファッションメンヘラ
自分の子供に大怪我をさせて逮捕される女なんて、わたしの周りでは前代未聞でした。あのファッションメンヘラが、幼児虐待の容疑者としてテレビに映ったときは、心臓が飛び出すくらいに驚かされましたね。
わたしとは違って、友達が多いおかげで情報通だったギャル嬢ちゃんから聞いたところによると、ファッションメンヘラは子供の父親からDVを受けていたそうです。
しかも無職同士ときたら、毎日のようにケンカも絶えなかったことでしょうね。出産後ほどなくして離婚となってしまったのも、うなずけます。経済的にも、かなり困窮していたはずです。
ただ、幼い子供に日常的な虐待を繰り返し、ストレスを発散するなんて、決してあってはならないこと。その部分には一切、同情の余地はありません。
風俗嬢と障害者の関係性
このコラム内では、便宜上「メンヘラ」とか「ファッションメンヘラ」という言葉を使っています。
その実、セクキャバを含む風俗業界には、精神障害者や知的障害者、発達障害者など障害を抱える女性がたくさん存在しているのです。風俗は、普通に働けないような障害を持つ女性たちのセーフティーネットとか、社会的な受け皿だとかいわれることもありますよね。
わたしも元ドメンヘラと自称してはいますが、当時は精神障害者2級の手帳を持つ、障害者でした。患っていたのは、一生涯治ることはないといわれる重い精神病です。
想像にしかすぎませんが、ファッションメンヘラも、単なるかまってちゃんではなかったのかもしれません。自分が産んだ子供に虐待を繰り返し、しまいに大怪我を負わせるなんて、通常の精神状態でできることとは考えられないからです。
今となっては、もしかしたら彼女はファッションメンヘラどころではなく、発達障害や知的ボーダーがあったのかも?と思います。そのうえに、DV離婚や貧困…。
おもエロコラムのはずが、暗めのお話になってしまいましたね。
風俗とは、男性客に夢を売る仕事。ただ、その実情をどうしても吐き出したかったのです。
あなたを守ってくれるセーフティーネットは別にもあります
この連載『底辺ドメンヘラを克服し幸せをつかめたワケ!』を読んでくださっている皆さまの中にも、障害などが原因で悩みを抱える女性がいらっしゃるかもしれません。
百花繚乱は、あなたに体を売ったり、やりたくもないのに風俗で働いたりしてほしくはないと強く願っています。風俗業に誇りを持ってお勤めされている人もいらっしゃいますし、それならば構わないのですが、「風俗をやりたくない」のに、無理をしてする必要はまったくありません。
毎日泣きそうになりながら風俗勤務を続けていては、よけいに病んでしまいます。
障害や生きづらさを抱えて、貧困に悩んでいる人は、どうか行政に相談をしてください。恥ずかしいことではありませんよ。
あなたのセーフティーネットは、風俗店以外のところにもあるのです!
百花繚乱
元底辺ドメンヘラで、現在は夫が大好きな幸せ人妻。 いろんな風俗店を転々とした暗黒時代を、持ち前の明るさでおもしろエロく綴ります! 皆さんのHappyライフへのヒントになれます...
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