鉄マン女の中イキ放浪記vol.15 新メンバーを探そうとしたら、元彼そっくりの人に出会ってしまった話
こんにちは、キンタマ★スターです。皆さんちん〇こに好きなタイプと嫌いなタイプってありませんか?大きすぎても小さすぎてもダメ、包茎は仮性までなら許す、みたいに。しかしキンタマにおいてはクサい以外に嫌われる理由ってないような気がします。これがキンタマ最強説。
それはさておき、絶賛ひとりぼっち中のキンタマ★スター。かつて3本揃えて食べ比べていたメンバーも1人減り、2人減りして今は0人。実にさみしい限りである。
このままでは中イキどころか、お股のオアシスが砂漠化してしまうのでは?そこで新メンバーを探すべく、キンタマ★スターは再びマッチングアプリの荒波に漕ぎ出したのであった。
新しいマッチングアプリに挑戦
とりあえず愛用しているマッチングアプリ、Tinderを開いたものの、あまりピンと来ない。Tinderは当たり外れが大きい、というか大物が釣れる時期と釣れない時期の差が激しく、スワイプしてもスワイプしても、見たことある人(もう何年もTinderにいるワンナイト狙い。またはずっと出会えてない人)ばかり。
あーん、新鮮味が欲しい!というわけで今回は珍しく、いつもと違うマッチングアプリに登録したキンタマ★スター。女房と畳は新しい方がいいと聞いたことがあるけれど、アプリとプロフィール写真も新しい方がいいよね!たまにめちゃくちゃザラザラした画素数の低い写真載せてる人いるけどあれ何なの?過去の栄光?
さて、新しいマッチングアプリ。ぼやかしたプロフィール写真と、ちょっと真面目に思われるように小細工した自己紹介文を登録して使用開始。Tinderと違って男性有料なので、お金持ちっぽい人が多いのも良き良き。キンタマ★スターはお金持ちが大好きなのである。
何を隠そうわたくしキンタマ★スターには、金のない40代既婚者に100万くらいつぎ込んだ過去が。あれは初めてマッチングアプリで出会い、がっつり不倫をした相手。イケイケのビジネスマンだと思って付き合ったものの、蓋を開けてみればただの小遣い制だった。
それでも大好きだったので彼には沢山お金を遣ったが、ある日突然愛が冷めてブロックしてしまった。なんやかんやで3年以上付き合ったのに、別れるのは一瞬。
それから何人もの男性と付き合ったり別れたりラジバンダリしたが、キンタマ★スターの永遠のナンバーワンはその彼だと思っている。色白で歌舞伎役者風のちょっといい男で、金はなかったがその分とっても優しかったのだ。突然ブロックしてほんとごめんね。
…ちょっと脱線したが、新しいマッチングアプリの使い心地はまあまあ。何人かの男性とやりとりをした末に、ひとりの男性とアポを取ることに成功した。
待ち合わせ場所にいたのは・・・
アポのお相手は、プロフィール写真がないので顔はわからないけれど、メッセージがあっさりしていてやりとりのしやすい40代会社員の男性。目的が「セフレ探し」と非常に明確なのも良かった。
新メンバーにするならできれば長くお付き合いできる方が良いが、たまには何も考えずに会ってみるのも良いだろう。まあいつも何も考えてないけど。
そんな軽い気持ちで待ち合わせ場所に赴いたキンタマ★スター。お互いにどんな服装をしているか伝え合い、お相手が現れるのをキョロキョロしながら待っていた。
「あ、あの人かな…って、ん???」
聞いていた服装と同じ服装の男性がちょっと離れたところに立っている。ビジネスシャツとスラックスを身に着けた背の高い男性。歩み寄ろうとして、キンタマ★スターはあることに気が付いた。
「やべ…元彼にそっくりやん!」
そう。彼は先ほど話題に挙げた、私に100万遣わせた40代既婚者にそっくり。髪型や体型、立ち姿が非常によく似ている。そういえば職場が待ち合わせ場所に近いのも同じ!名前は違うけどハンドルネームだからあてにならない。
どうしよう、違う人かもしれないし1回話すべき?それとも走って逃げるべき?
何より元彼に「こいつまだ出会い系で男漁ってるのか」と思われたくない!いや、それを言うならお前(元彼)も同じやないか。それはいいけど一体どうする?GOする?
「キンタマさん?」
迷っている間に向こうが私を見つけてしまい、あっさり声をかけられてしまうキンタマ★スター。なんと声も似ていた。
「あ、ハイ…」
できるだけ顔の出ている面積が少なくなるよう、マスクを引っ張りあげて恐る恐る彼を見上げてみる。色白で歌舞伎役者風のおフェイス。やっぱ元彼じゃんか!似すぎ!
「どうも。じゃあ行きましょうか」
うーん、私の顔を見てもシレっと歩き出しちゃうところを見るとやっぱ別人?なんせキンタマ★スターは人の顔を覚えられない女。3年付き合った男の顔ですら記憶の中でぼんやりとしている。むしろ美化されていると言っても良い。
まあ、とりあえずついて行ってみるか!もし彼が元彼だったとしても、突然ブロックをした代償で殺される、ということはないだろう。とキンタマ★スターは彼の背中を追いかけた。
ホテルまでの道すがら、彼と一言二言話したけれどやっぱり凄く似ている。もしかして時空が歪んで、私と元彼が初めて会った時に戻っちゃったのかな?「君の名は。」みたいに。そう思うとちょっとキュンとする、どこまでもチョロいキンタマ★スター。
まあアラフォー既婚者2人が間抜けな面で「君の名は…」なんて言っても何のドラマにもならないだろう。ただの「物忘れ」で終わりだ。年には勝てない。
GOしたのは例のホテル
「ここでいい?」
キンタマ★スターが色々とつまらぬことを考えている間に、いつのまにかとあるラブホテルに到着していた。
「うわ…」
思わず声が出そうになる。なんとそこは元彼と最後に行ったのと同じラブホテルだった。走馬灯のように駆け巡る元彼との愛のメモリー(ただの中年男女の不倫)。
ここに来るということは、やっぱあんた元彼やないの?部屋に入った瞬間、「俺だよ!」って言われるパターン?
そもそも元彼と別れたのは、このホテルに来たからだと言ってもいい。実は元彼と交際をしてすぐの頃に何回かこのホテルに来てランデヴーを楽しんでいたのだが、元彼の職場に近すぎるというところからしばらくの間別のホテルに拠点を移していた。
それがある日突然「今日はいつもと違う、行ったことないホテルに行こう!」と元彼が言い出し、連れて来られたのがまさしくこのホテル。
「誰か別の人とは初めてかもしれないけど、私とは何回も来てるやん」とは言えない内気な女、キンタマ★スター。そして、みるみるうちに冷めていく愛。
一応しっかりセックスはして、ホテル前で「またね」と言って元彼とバイバイしてから、ひとつ目の信号で立ち止まっている間にブロックしたのだった。
それから他の誰かとこのホテルに行きそうになるたびに「別のところがいいな♡」と言って変えて貰っていたのだが、今日はひとりで「君の名は。」のことを考えていたのでそんなヒマはまるでなかった。
待望のマスクオフ
とりあえずマスクを取った顔を見て判断しよう、とどこまでも前向きに考えてみる。そこで部屋に到着するなり、さっさとマスクをテイクオフするキンタマ★スター。
「マスクしてるとやっぱ暑いですね…」
そう言いながら、マスクを外す彼の顔をしっかりチェック。うーむ、かっこいい。じゃなくて、マスクを取っても似てる気がする。
「あ、コレ良かったら」
彼はペットボトルの水(新品・冷え冷え)を差し出してくれる。うん、元彼じゃないかも。こんな気の利くことしないし。どっかで入れ替わって中身が別人になってたら保証できないけど。
ていうか私って結構元彼に雑に扱われてたのかな?そういえば飴ちゃんひとつ貰ったことないよね。今さら気付いた悲しみ。
「ちょっと話そうか」
いきなりセックスするのも良くないと思ったのか、彼は自己紹介も交えて色々と話しかけてくれた。一見冷たそうな印象を与える整った顔立ちも、見た目のわりに優し気な声も本当に元彼にそっくりである。
やっぱり頭を打って私に関する記憶を失ったのか?それとも他の誰かと入れ替わってるのか?こうなったらアレを聞くしかない!
「すみません、もしかして九州出身ですか?」
「え?違うけどw」
「そうですよね、良かったです」
「は?」
そう、元彼は九州男児だったのである。九州出身じゃないなら別人だろう。兄弟でもなさそう。腑に落ちない表情の彼をよそにホッとする私。
最終的に出身地でしか確かめられないくらい、彼と元彼はよく似ていた。しかし出身地を聞いて別人だと判断してから見ると、「あれ?」と思うくらい似ていない。人の記憶と気持ちって本当に曖昧なもんである。
安堵のベッドイン
よく見たらあんまり似てないし、むしろ元彼よりイケてるのでは?安心した反動でいつもより解放的にベッドイン。そして布団にもぐり、ちん〇こを確認!うん、全然違う!
皆さんは別れた相手のちん〇こ、覚えてますか?私はむしろちん〇この方をよく覚えてるかもしれない。ちん〇こ思い出してから、やっと顔が浮かんでくる。
人それぞれ顔が違うように、1本たりとも同じちん〇こはないのです。なんてね。ナンバーワンよりオンリーワンよ、ちん〇こは。まあキンタマは2つだが。
サクッとおセックスを済ませて彼とは解散したが、雑念だらけの私にも最後まで優しくしてくれて、とても良い人であった。中イキへの希望もチラッと見えるくらいお上手でした。ごっつぁんです!
ちなみに元彼に似てることや、このホテルに元彼と行ったという話をすると「入る前に言ってよ!」と困っていた。そりゃそうか。いや言えないよ。
新しいマッチングアプリに飽きて辞めてしまったのと、下半身にトラブルがあったので新メンバー探しは現在中断しているが、また元気になったら再開しようと思う。中イキの旅が全然進んでないしね!
キンタマ★スターの中イキの旅は、再開まであと少し。
キンタマ★スター
関西の恥部、キンタマ★スターです。 好きなものはからあげとご当地ソフトクリーム、きんたま。 未だ経験したことのない中イキを追い求め、いつか来るその日のためにトレーニングを...
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