セッフル夫婦の戦略会議 vol.3 恥ずかしさを捨てたらオンナは終わり?
結婚10年、あと30年はセックスできるかな〜なんて昼下がりに考えている一般女性Aちゃんです。
以前、このコラムで「夫婦の6割以上がセックスレス」とお話しましたが、友人やママ友界隈との飲み会でもこれは頻出テーマでもあります。5人いれば2〜3人はレスだったりするので、統計との差はあまりないような肌感覚があります。
友人やママ友など女性サイドのレスに関する話はもちろんですが、前職が風俗嬢だった私は男性(お客様)サイドの話もよく聞いていました。
その中で一番よく聞いていたのが「妻にオンナを感じない、母ちゃんって感じ」というもの。ほんとーーーーによく聞きました。妻には欲情しない、と。
出産を経験した身からすると、本当にイラッとしちゃうし、なんて自分本位な意見なんだとも思いますが、実際に旦那さんがあまり抱いてくれないという女友達に聞き取りをすると、なんだか納得する部分も見えてきました。
まず前提として、その女友達の夫婦はとても仲が良いです。お互いに意見を言い合えるとても良い関係だなとはたから見ていて思えます。しかし、セックスはレス気味。
どうしてこの夫婦にセックスがないのか。
結論からいうと、彼女たち夫婦が「男と女」から「父と母」にジョブチェンしてしまったから。
子育ての過酷さや待ったなし感は、私も経験者ですのでよーーーーく分かります。しかし、産後も変わらず女性として扱ってほしいのであれば、子育てを理由に女を忘れたり、女をお休みすべきではないというのが私の持論。
お風呂上がりに子どもを追いかけて裸でリビングを走り回っていませんか?
授乳はスピードが命!パートナーの前でもオッパイぽろん!としていませんか?
これ、まさしく私の想像する「母ちゃん像」です。肝っ玉母ちゃんって感じ。
別にこれが悪というわけではありません。出産を期にプラトニックな夫婦になりたいのであれば、こうやって徐々に新しい夫婦の形にシフトしていけばいいのです。パートナーがどう感じているかは分かりませんが。
私の場合はどうだったか、参考までにお伝えします。
お風呂上がりも、授乳時も、絶対に裸を夫に見せませんでした。例外はありません。お風呂上がりはバスローブやガウンを着るので、裸で歩き回ることはありません。自宅で授乳する際も、夫から見えないように部屋を移動したり、角度を変えて見えないようにしたり、時には「授乳するから席を外してほしい」と夫に言ったこともあります。
子育てにまつわること以外にも、交際中から結婚10年の今に至るまで続けていることがあります。それは、夫の前ではオナラやゲップはしない。そして「うんちしないキャラ」をずっと続けています。このあたりは少々やりすぎかもしれませんが、それでも私は夫の前ではずっと「可愛い女の子」であり続けたいのです。
「恥ずかしい」という気持ちを忘れずにいようと、私は常々思っています。
交際中に恥ずかしくて見せられなかった姿は、結婚10年経った今でも恥ずかしくて見せられません。
例えば、脱毛が終わってもしぶとく生えてくる数本の脇毛を抜いている姿を彼に見せられるでしょうか?歯の隙間に詰まった食べカスを爪楊枝で取る様子を見せられますか?
だらしない姿さえも愛しく思えるのは、家族の愛です。
セクシーさや性欲を覚える男女の愛とは別物。
もちろん女性だけでなく、男性にも同じことが言えます。結婚前は頼もしかった人が、奥さんが子どもを生んだ途端なぜか自分も子どもに戻ったかのように、あれもこれも全部奥さんにしてもらう「生んだ覚えのない大きい長男」になっている人いますよね。そんな息子とはセックスしたくなくて当然。奥さんが好きだったのは、頼れる男らしい彼だったはず。
「ありのままの私を愛して!」
だらけた姿も、オナラぶっかます姿も、ぜーんぶ愛してほしい!と思うのは自由です。でも、それを受け入れてくれるかどうかは……パートナー次第。
自分の両親やきょうだいに見せるリラックスしきった姿を私はパートナーに見せられる!そして変わらず抱いてくれている!という方もいるかと思います。ぜひ、今後もパートナーを大事にしてあげてください。そんな方、なかなかいません。絶対逃がしちゃダメ!
綺麗な女優さんがずっと綺麗なのは、並々ならぬ努力があるからです。
愛され続ける妻が愛され続けるのも、やはり日々の努力の積み重ねではないでしょうか。
恥を捨てるのは簡単ですが、捨てない努力も無駄にはなりません。
まずは自分のために、そしてパートナーのために、「可愛い私」をキープしたいものです。
今回のコラムは「恥ずかしさを捨てたらオンナは終わり?」をテーマにお届けしました。
夫婦それぞれの性格や、嗜好によって程度は変わると思います。大事なのは「相手の立場になって考え、行動すること」。 すべて相手に合わせろというわけではありません。しかし、パートナーに愛されたい、可愛いと思ってほしい、など恋人時代と同じ気持ちを持っているのであれば、これは難しいことではありません。
結婚前、更には交際を始める前は、彼はどんなものが好きなんだろう?どんな女の子が好きなんだろう?理想に近づきたい……と思っていたはず。その気持ちを忘れずに!
はてさて。
人の好みは年月を経て少しずつ変わって不思議ではありません。
パートナーの今現在の「好みやフェチ」理解できていますか?これが分からないと……あなたの努力も空回りになっちゃうかも?
次回の《セッフル夫婦の戦略会議》は「パートナーのフェチや好み、把握してる?」がテーマです。
では次回のコラムでお会いしましょう!
まったねー!
>>>セッフル夫婦の戦略会議 vol.4 パートナーのフェチや好み、把握してる?
PR