あっこ先生のラブグッズ監修日記 manmam編集部と一緒にラブグッズを作ることに?!
こんにちは。
産婦人科専門医のあっこ先生こと宮本亜希子です。
この度、ラブグッズを監修させていただくことにあたり、その監修記を連載させてもらうことになりました。
私は産婦人科専門医で、AVプロダクションMine’s 顧問医師（世界初）、MDT社認定膣ヒアルロン酸注入指導医（KOL）（世界初）をつとめ、スワンクリニック銀座、BIANCA CLINIC、女性医療クリニックLUNAに勤務し日々様々な女性のお悩みに向き合って診療をしています。
保険診療の婦人科診察はもちろん、婦人科形成手術、膣レーザー、膣ヒアルロン酸を扱い名器を作る名器師としても活動中。
どんなセクシャルな話も否定することなく受け入れ、相談者の心と身体の健康を守る“否定しない産婦人科医・あっこ先生”として覚えていただけたら嬉しいです。
manmamではAV監督のさもあり監督と対談したり、小島みなみちゃんや松本いちかちゃんが出演するAVレビューを書かせてもらっています。
>>>「乳首いじり」と「甘サド」プレイでニッポンのセックスレスを解消〜！ さもあり監督 × 現役産婦人科医あっこ先生対談はこちらからご覧いただけます↓
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そんな私がなぜラブグッズを監修することになったかというと…
池袋までmanmam編集部が押しかけてきた
その日はとあるイベントに登壇するため、池袋にいました。
そこにmanmam編集部の純子さんが、どうしても話があると言って押しかけてきたんです。
な、何事？
どうやらアパレルメーカーと組んでラブグッズを作ることになったんだけど、「安心・安全をユーザーに届けたいけど自分たちだけじゃ説得力がない」「ぜひ産婦人科専門医の視点から率直な意見をどんどん出して欲しい」って話で…
ふーん。
面白そうじゃん。
ヤリましょう！
どんなラブグッズを作る？
医師が監修するラブグッズを作りたいと言われたからには、中途半端なものは絶対に作りたくない！
というわけで結構厳しめに意見を出させてもらいます。
世の中にはたくさんのタイプのラブグッズが溢れているので、どんなものを作りたいのかまずはヒアリングから。
・中イキ開発するもの
・クリトリスと膣を同時に刺激するもの
・クリトリスだけを責めるもの
・吸引型
・振動型
・男性と一緒に使うもの
・女性ひとりで使うもの
・加熱機能はいる？
・ピストンする機能は必要か？
などなど…
こんな風に今は本当に様々な商品があるので、方向性を決めなければならないと伝えました。
私の意見としては、中イキに悩んでいる患者さんがいること、濡れないことに悩んでいて潤滑ジェルで救われる人がいること、セルフプレジャーでうまくイク感覚を掴めない人がいることをお話ししてその日は解散。
manmam編集部的にかなり悩んでいたみたいで、どんな結論を出すのか不安でもあり、楽しみでもあります。
ラブグッズに潤滑ジェルって必要？
答えはYESです。
なぜなら濡れていない状態でバイブを膣に入れると痛いだけだから。
もちろんジェルやローションいらずの人もたくさんいるし、お風呂でお湯の力を借りて挿入する人だって普通にいます。
でも濡れにくい人ってわりと多いんです。潤いは年齢や女性ホルモン（エストロゲン）も深く関わって来ます。
せっかく気持ちよくなるためのグッズを作ってるのに、痛くてどうする！
そんなわけでラブグッズ開発と並行して、潤滑ジェルを作ることができる工場も探し始めました。
manmam編集部から回答がきた
私が出した宿題に対して、manmam編集部は本当に悩みに悩んで結論を出してくれたみたいです。
数百種類のラブグッズレビューをアップしてきたからこそ、選択肢が無限に広がりますもんね。
気持ちはよくわかる。
だからこそ、連絡を楽しみにしていました。
結論：「クリトリス吸引＆振動型特化」
なるほど。
一番無難な選択をしたね。
だけど一番大事な機能を優先したとも言える。
女性のセルフケアを考えた商品を初めてのプロジェクトにしたってことで、manmamがどれだけ女性読者のことを考えてこの結論を出したのかが、すごく伝わってきました。
どのメーカーにオーダーする？
方向性は決まったものの、実際に作るとなるとメーカーに頼む必要が出てきます。
manmam編集部は仕事柄いろんなメーカーと付き合いがあるみたいだけど、それぞれの良さがあって簡単には決められないらしく、ここでもまたあーでもないこーでもないとなって来ました。
だったら世界を見てみよう！
世界中のほとんどのラブグッズを作っているのは中国の工場です。
ウーマナイザーもラブコスメもスヴァコムも、irohaだって中国製。
その展示会が上海で行われるらしいので、視察して来てもらうことに。
次回はmanmam編集部が上海で行われる世界最大規模のアダルトプロダクト展示会「上海API EXPO」で、どのメーカーと組むことにしたのか。
その経緯をお話しします。
manmam編集部員が書いたラブグッズ制作日記はnoteコミュニティ「prinprin甘利」で読むことができます。
ぜひチェックしてみてくださいね。
https://note.com/cute_prinprin/n/ndeec811b4daa
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