初めまして、ライターの膀胱えんです。
この度「manmam」にてコラムを書かせていただくことになりました。

このコラムでは私の性癖である男性のおしっこお漏らしを中心に「お漏らしフェチ」の魅力を皆さんへお伝え出来たらと思います。
あまり世間様には知られていない性癖ですが、深みに落ちるとどこまでも深く、生理現象と密接に関係しているので、平凡な日常が宝探しのように楽しくなります。

今回は自己紹介も兼ねて、私が「お漏らしフェチ」に目覚めたきっかけについてお話します。

「お漏らしフェチ」は前世から?

今回コラムを書かせていただくことになり、自分自身の過去を振り返ってみました。

一体いつからお漏らしに興奮しているのだろう。
どんなお漏らしが私の性癖を目覚めさせてくれたのだろう。

(………心当たりが全くない。)

それでも物心ついた頃には既におしっこを我慢している仕草や、お漏らしの様子に過剰に反応していた自覚はあります。
しかし、何がきっかけだったのかと言われると一番古い記憶が何時なのか、曖昧になってしまいはっきりと答えられません。

おそらく私の「お漏らしフェチ」は前世からなのでしょう。

今世も精一杯お漏らしを追求したいと思います。

初めて目撃したおしっこ我慢

今でこそ胸を張って「お漏らしフェチ」を公言し、こうしてコラムまで書かせていただくことになった私ですが、自身の性癖についてはっきりと自覚したのは意外にも社会人になってからと遅めです。

はっきり自覚するまでの間にも、身近で起こったお漏らしに関連する出来事の記憶は鮮明なので常に性癖であったことに変わりはありません。
しかし、ある出来事をきっかけに「流石に私って変かもしれない」とGoogle先生を頼ることになりました。

そして、私の性癖である「お漏らしフェチ」というワードへ辿り着くことになるのですが、当時のホッとしたような感覚を今でもはっきりと覚えています。

そんな私が性癖を知るきっかけとなったある出来事とは、居酒屋で見掛けた見知らぬおじさんの全力おしっこ我慢の様子でした。

その居酒屋は、俗に言う隠れ家的な雰囲気のお店で、大人数で賑わうと言うよりは常連さんで席が埋まってしまう小規模なお店です。
当時私が参加した飲み会も、友人数人との落ち着いた会だったと記憶しています。

小規模なお店ですので、トイレは男女共用の個室が一つのみ。
それでも利用する人数は限られているので、特に困ることはありません。

時間を忘れて楽しんだ飲み会の終わり際、私の性癖を決定付ける出来事は起こりました。

出来事の発端は、トイレへ向かった友人の戻りが遅いのを心配に思ったことでした。
私はアルコールに耐性がないので、飲み会に参加しても飲酒することはありません。
そのため酔いの回った他の友人よりはしっかりしているだろうと率先して、トイレへ向かった友人の様子を見に向かいました。

そこで目撃したのは、友人が入っているのであろうトイレの扉の前に立つおじさんです。
当時二十歳そこそこだった私の言う「おじさん」は、おじさんと表現されてはいてもアラフォー程度でスーツを着た「THE・ビジネスマン」のような印象でした。

扉の前に立っているので、一つしかないトイレの個室待ちであることは明らかです。

アルコールのせいもあるのか、背後に立つ私の存在に気付いていない様子のおじさんは両手で自身の股間をモミモミと揉んでいました。
その揉みっぷりときたら、何とも大胆です。モミモミモミモミ……

ぴったりと寄せられた太ももや、大きくゆさゆさと振られるお尻の様子からも精一杯おしっこを我慢する様子が伝わります。
一体いつから我慢していたのか、どれ程の量のおしっこを体内に蓄積しているのか…
気になることが山のように溢れていた私でしたが、友人の安否確認が第一だと心を入れ替え、おじさんの後ろから手を伸ばしトイレの扉をノックしました。

その瞬間、ずっと背後に立っていた私の存在におじさんは初めて気が付いた様子でした。
先程までの大胆な我慢の仕草をぱったりと止め、その場で直立しました。

しかし、生理現象には抗えないのでしょう。
「…ん、ふっ……」と謎の音の混ざった吐息を吐きながら、ギリギリ直立と言えそうな微妙なラインでもじもじと身体全体をクネクネと揺らしています。

中にいる友人に声を掛けると「大丈夫、今出る」と返事が。
酔っ払っているせいで化粧直しに普段の数十倍時間が掛かっていただけだった友人の元気そうな返答に、私がなんて言葉を返したのか記憶がありません。

「お漏らし」の魅力

その後、トイレから出た友人と凄まじい速度で入れ替わったおじさんは個室に入り、僅か数秒で店内に響き渡るのではないかという轟音を私に聞かせてくれました。
おじさんに全力おしっこ我慢を強いた友人は「間に合って良かったね」と笑っています。

「そうだね」と返答しながらも私は残念で仕方がありませんでした。

成人した男性がまるで幼子のように股間をモミモミしたり、もじもじと太ももを擦り合わせたり…
我慢出来ない荒々しい呼吸からは生理現象と戦う必死さが伝わります。

もしも、その戦いに破れていたらどうなってしまうのだろう。

一度決壊したら最後、じわじわと衣類に広がる染みは広がる一方で縮まることはありません。
股間をスタート地点に太もも、ふくらはぎと順に足を伝い、床に大きな円を描きます。

おしっこはトイレでするもの、という人間界のルールを破るお漏らしは「非日常感」に溢れています。

日常で起こり得ない禁忌、タブーは最早「ロマン」です。

隠されているものに人は興味を抱き、秘密を暴こうと躍起になるもの…
全力で隠したい筈の「おしっこがしたい」という生理現象を隠しきれない全力おしっこ我慢、恥を捨てた我慢の末にそれでも堪えきれず、曝け出してしまう「お漏らし」という痴態。

「お漏らし」は「ロマン」に溢れています。

もっと見たいもっと見たい、とGoogle先生に迫った時期もありましたが、そこにある「お漏らし」にあのおじさんのような現実味はありませんでした。

ロマンとリアルの境目に存在する絶妙な神域こそが「お漏らし」なのだと私は確信しています。
だから私は「お漏らし」にフェティシズムを感じる「お漏らしフェチ」を自称しています。

夢はでっかく世界浸透…

さて、ここまでハイテンションで私の性癖である「お漏らしフェチ」について書かせていただきました。
置いてきぼりになってはいませんか。大丈夫でしょうか。

今は理解出来ない、と思っていても性癖は突然自覚するもの。

次回からも全力で「お漏らし」の魅力をお伝えしていけたらと思っております。
何よりも私自身が書いていて超楽しいので、宜しければお付き合いいただけましたら幸いです。

私の夢は、AVのジャンル検索に「男のお漏らし」が追加されることです。
目指すは世界浸透。男性の皆さん、我慢の末に衣類をおしっこで濡らしてください!!

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膀胱えん

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