こんにちは。元風俗嬢でアダルトライターの百花繚乱です!

わたしはドメンヘラをこじらせて、普通の仕事がほとんどできなくなりました。地元を飛び出して東京でひとり暮らしをしていたので、それでは食べていくことさえままなりません。そのため、いい歳になるまで援助交際をしながら生計を立てていた、底辺クソ女でした。
精神病を患っていると、健常者のようには働くことができません。メンヘラの症状は人それぞれですが、わたしの場合は記憶障害があって何も覚えておくことができないし、夜は眠れないので必然的に朝には起きられなかったのです。

そういったわけで、今日も今日とて援助交際の相手探し。わたしの普段の希望額は「ホ別2(手取り2万)」でした。…がしかし、その夜はなんと「ホ別3出します」という相手が見つかったのです!これは、ラッキー♡
いそいそと、待ち合わせ場所に向かったというわけです。

サイコパスの目をした男

待ち合わせ場所でその男を見たとたん、わたしの中の本能が言いました。「あ、こいつはヤバい」。薬物でもやっているかのような、サイコパスっぽい目をしていると直感したのです。
年のころは30代後半くらい。ビジネススーツも着ているし身なりはちゃんとしているのですが、目つきがおかしい。そして、わたしの直感は当たったのです。
男はニヤニヤしながら「きみが○○ちゃん?かわいいね」などと、歯の浮くようなセリフを言ってきます。しかし、目の奥に鈍く光っているのは、異常者のそれでした。
ドメンヘラで頭がぼんやりしていたわたしは、「なんか怖いのでお断りします」とも言い出せず、仕方なくその男とラブホテルに向かいます。

服を脱いだとたん豹変される

ラブホテルに入ると、まず服を脱ぐことを要求されました。サイコパスっぽい男の言うことに逆らうわけにもいかず、わたしはできるだけエロい感じで服を脱ぎます。

「なんだよ、貧乳かよ」男の態度が豹変し、わたしの胸をじろじろ見て、吐き捨てるようにそう言いました。当時はDカップありましたし、そこまで貧乳ではないと自負していたのですが、何かしら文句をつけたかったのでしょうね。

シャワーを浴びることも許されず、男はわたしをベッドに倒し、のしかかってきました。「ヤバいヤバいヤバい」と頭の中で警報サイレンが鳴り響きますが、今さらどうすることもできません。

サイコパス男は本物の異常者だった

男は前戯もそこそこに、わたしの首をぎゅうぎゅう絞めてきました。「ちょっと、やめてください…!」と声にならない声で懇願しますが、サイコパス男はやめる気配はありません。

一瞬気が遠くなりましたが、なんだか生暖かい感覚で覚醒します。すると男は、ゲラゲラと笑いながら、驚きで見開いたわたしの眼球に唾を垂らし続けていたのです!必死で目をつぶりましたが「目、開けろよ」と冷酷な声で言われてしまいます。

わたしは首を締め上げられたまま、ナマで最後までヤラれてしまいました。もちろん、中出し。げー!!

すべて終わったあとに、サイコパス男は「今日はタダでいいだろ?お前貧乳だし」と、とんでもないことを抜かします。このとき、わたしの怒りは頂点に達しました。男を睨みつけて、ドスのきいた低い声で言いました。

「約束のお金、払ってよ。明日病院に行ってアフターピルももらいたいし、その分のお金も支払って」今になって考えると、異常者相手によくそんなことが口にできたものです。メンヘラで失うものもなかったし、怖いもの知らずとはこのことでしょう。

男は一瞬びっくりした顔をしましたが、しぶしぶとバッグから財布を取り出し、要求通りのお金を手渡してきました。なんだ、口ほどにもないのかよ。

この出来事は普通の女性だったら、もう援交はやめようと思うくらいの大事件かもしれません。しかし当時のわたしは、怖いなどという人並みの感覚が非常に希薄でした。

わたしが生きてきて一番怖くつらい思いをしたのは、とても優しかった父の自殺現場を目撃したことです。それ以上に怖くてつらいことなんて、この世にあるでしょうか?
メンヘラ…心が壊れるとまともな判断が難しくなるので、この後もさらに大きな事件が起きることになるのです。

援助交際やパパ活は売春という違法行為です。処罰はされませんが、摘発され保護対象となる可能性があります。危険なことに巻き込まれる確率が高いので、もしやっている人がいたら、すぐにやめましょうね。
もし私のようにメンヘラをこじらせて働けない状態になってしまった場合は医療機関や行政に相談してください。
メンタルが不調な時に相談できる行政などの一覧はこちら↓
https://manmam.jp/2022/04/20/a-323/

記事一覧

百花繚乱

元底辺ドメンヘラで、現在は夫が大好きな幸せ人妻。 いろんな風俗店を転々とした暗黒時代を、持ち前の明るさでおもしろエロく綴ります! 皆さんのHappyライフへのヒントになれます...

PR

関連記事一覧