独身の男性が家庭料理の味を恋しくなる時って、どんな心境なのでしょうか。

普段は外食やコンビニ、スーパーなどのお惣菜で済ませていると、誰かが自分の為に用意してくれたものを食べたくなるのでしょうか。

「つぼみちゃんの作ったご飯が食べたいな」

LINE上でたわいもない話しをしている時、ふとそんな事を言われました。

私の不倫相手の浅井さん(仮名)は、独身です。いつもほとんど食事を作らないようで、休みの日は外食、平日はスーパーなどのお惣菜がメイン。ご飯は炊いているようですが…。

そんな話がきっかけで、初めて浅井さんの住むマンションに行き、ご飯を作る事になりました。何を作ろうか迷いましたが、体を気遣ってやはり和食かなと…。

彼の自宅に行くことなんて無いと思っていたから、なんだか嬉しい。

肉じゃがや切干大根、お味噌汁などの材料を買いました。デザートにミカンも買ってビタミン補給もしっかりしてもらいます。

「美味しいよ。凄いな。久しぶりにきちんと栄養補給した気がする」

そんな風に褒められると舞い上がってしまいますよね。浅井さんは笑顔で沢山食べてくれました。

「美味しいって言ってもらえて良かった。沢山作ってしまったから、また明日の朝にでも肉じゃが食べてね。冷蔵庫に入れておくね」

「つぼみちゃん、ありがとう。優しいね」

それにしてもすっきりと片付いた彼の部屋は、何処か殺風景でひんやりした感じがしました。台所はほとんど使っていないようで、綺麗なのですがなんとなく寂しい雰囲気のある台所です。

洗い物をしていると、浅井さんが後ろから抱きしめてきました。力強くて暖かい温もりが、私の身体をすっぽりと包み込みます。

「セックスしたい」

背後から私の耳元にそう囁きます。寝室に移動すると、ベッドの上に寝かされました。浅井さんの匂いがする布団の上で、少し緊張してしまいます。

彼は素早く自分の着ている洋服を脱ぎ、全裸になると、私に覆い被さるように抱きついてきます。

「つぼみちゃんの事、大好きだよ」

彼は服の上から私の胸を鷲掴みにした後で、激しいディープキスで舌を絡めます。気持ちいいけれど…いつものように喘ぎ声を出してしまったらいけない気もしました。

「ウッ…ウッん…」

出来るだけ声を押し殺し、浅井さんの優しい前戯を堪能していましたが。

「つぼみちゃん、声を出して。気持ち良くないかな?」

彼が不安そうに私の表情を確認してきます。

「ごめんなさい。声を出したらいけないと思って…。隣の人に聞こえてしまったら恥ずかしい…」

「あ、なるほど。部屋だと気を使ってしまうよね? 大丈夫だよ。もっと気持ち良くするよ? 喘いで大丈夫だから」

浅井さんはそう言うと、私のスカートを捲し上げて、ストッキングとパンティを一気に脱がして脚を開脚し、もの凄い勢いでクリトリスを舐め始めました。

「アッ!アッアッ…。気持ちいい…アッアッ凄い…」

全身に電流が走ったような快感に襲われて、思わず大声で喘いでしまいます。浅井さんとのセックスに慣れているはずなのに…何だかいつもと違う感覚です…。

「今日も凄い感じてるね?気持ち良さそうな声だ…。そろそろ、つぼみちゃんの中にお邪魔させてもらうよ?」

彼は大きくなったペニスを扱きながら、秘部にゆっくりと挿入してきました。

自分の部屋だからでしょうか? いつものセックスより開放的でリラックスした感じがします。いつも以上に濃厚な手つき、ディープキスで私を攻めながら、ペニスを奥へゆっくりと沈めてきました…。

「アッアッアッ!イイッ!凄いッ!アッアッアッ!」

全身にとろけそうな快感が走り抜け、直ぐに昇天してしまいそうな感覚になりました。

「つぼみちゃん、もうオマンコがピクピクしてるね?凄いな、締まる…。気持ちいい? どう? ホラッホラッ。激しく突くよ!」

浅井さんは次第に腰使いを荒く、速くしながら、私の表情をじっくりと観察しています。

見つめられると恥ずかしいのですが、いやらしく感じている表情を見られていると思うと…余計に感じてしまうのです。

「アッアッアッ、浅井さんッ!イクッイクッ!アッアッアッ!大好きです!」

絶叫に近い喘ぎ声を出しながら、激しいピストン運動でオルガズムに達してしまいました。

私がイッた瞬間に浅井さんの腰使いが止まり、中に生暖かい精液が大量に注入されるのを感じました。

「つぼみちゃん、大好きだ。最高だ…」

そう言って合体したまま、激しくディープキスしてくれました。

初めて彼の自宅で幸せなセックスを体験し、心が満たされるのを感じました。

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つぼみ

大好物は、甘いケーキとロマンチストなエロい男性です。 副業で官能小説書いてます。 得意なジャンルは禁断の関係。 ダメ…いけない…と言われれば言われるほどハマる大人の関係…。

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