AV業界裏話vol.58 鎌倉の温泉旅館で撮影した後は…女体盛り大宴会
皆さまおはこんばんちはーー♡
長かった夏が終わり、突然秋がやってきましたね。
急に季節が移り変わってしまい、体が全くついていかない竹あき嬢です。秋は私の生まれた季節で1番好きな季節。少しずつ涼しくなってきたし、温泉でゆっくり過ごすなんて素敵ですよね。
今回は、わいわい大盛りあがりのロケ撮影〜鎌倉編〜についてお話していきます。
AV撮影のできる旅館は鎌倉に
私の大好きな温泉旅行ロケ撮影。
宿泊のあるロケ撮影は半分スタッフへの慰安旅行を兼ねているのでとっても楽しいのです。日程も2泊3日あり、撮影は初日のみなので楽ちん。もし撮影が押してしまっても、予備日が次の日にあるので気持ちが楽です。
宿泊のないロケ撮影(街頭、公園、山、川など)もよくあります。絡み(SEXシーン)以外のシーンの撮影をして、メインの絡みをスタジオ撮影をするので、一般的なスタジオ撮影より時間がタイトで疲れる撮影になります。
AV撮影のできる旅館は鎌倉にあります。ひなびた外観で、見た目は廃旅館。(実際にじゃらんや、るるぶには乗っていないので、廃旅館で撮影時のみ営業している可能性があります)
その旅館には大きな内風呂、露天風呂があり不倫旅行系の作品でよく使用されます。昔は温泉が通っていたらしいのですが、現在はたまにしか使用しないので温泉は出ません。
ですので湯船に普通に水道水をためて使います。雰囲気を出すため、入浴剤を混ぜることもあります。
旅館を使って撮る作品は、お風呂シーンがメインになることが多いです。この時にあまり熱いお湯を入れてしまうと、演者さんがお風呂酔いしてしまうので要注意。また、冷たすぎても風邪をひいてしまうので、温度調整が撮影成功の肝です。
30分間入っても大丈夫な温度は39度なんですよ。露天風呂は外の天気によってお湯の温度が変わりやすいので、特に注意が必要です。
露天風呂での絡みでは、演者さんにプライベートでセックスする時のような喘ぎ声をお願いします。悲鳴を上げてしまうと事件だと勘違いされて通報されてしまう危険が…。普通の声はいいんかい!って思わずにはいられません。でも通常の喘ぎ声で通報されたことないので、地元の人は「元気でいいなあ」って見守ってくれているのでしょうか。
旅館のおかみとうっかり系の作品では、ボイラー室、料理場での撮影も。旅館まるごと貸切なので、好きな場所で撮影することができます。また客室は純和室のため、鴨居、欄間があり緊縛プレイ、SM作品にもぴったりです。
この旅館はよく作品に出てくるので、もしかしたら見たことがある人もいるかも。
(和室、温泉旅館風のスタジオは都内にも多数あるのですが、やっぱり本物はお庭も綺麗で格が違います)
みんなでわいわい女体盛り!!!
撮影が無事に終了したら、温泉タイム。
撮影で使った旅館は温泉が出ないので、近くにある日帰り温泉に一同で向かいます。周辺の施設はTattooがある人の入浴がNGのため、私を始めTattooのあるスタッフは旅館内のお風呂に水道水をためて入ります。
絡みシーンをさっきまで撮影していたところで入浴するのは不思議な気分になります。即席聖地巡礼ですね。
女優さん、男優さんは次の日にお仕事のある人は帰宅する人もいるし、一緒に宿泊する人もいます。割合は半々くらいです。自分の車で来ている人は帰る人が多いイメージ。
初日は、晩ごはんを含めてお風呂後は自由時間。男性陣は近所のスナックで大盛りあがりするのが定番です。私は日々の疲れを癒やすために、早寝していました。
部屋は7部屋あり、早いものがち。早く部屋で寝た人がその部屋を使う権利が発生します。私は誰よりも早く寝て、一番豪華な部屋を毎回使用していました。
翌日の午前中は自由時間。みんなただただ寝てました。
旅館には仲居さんなどのスタッフは常駐していません。そのため、かなり羽目を外している人も多いです。裸で走り回ったり、奇声を上げたり…。何が楽しいのか謎ですが。
みんなが15時位から大広間に集まってきて、ここから打ち上げが行われます。
旅館ではご飯の提供がありません。そのためご飯は外部委託するのですが、そこはAV制作会社。夕食には温泉コンパニオンを呼んで、女体盛りのコース料理をたしなみます。
これがめちゃくちゃ盛り上がります。この宴会がロケ撮影のメインイベントです。
最初に出てくるコース料理は地元の食材を使った懐石料理でめっちゃ美味しいんです。温泉コンパニオンさんを5人くらい呼んで、一緒にお酒を飲んだり、野球拳をして場を暖めます。彼女たちは綺麗でトークスキルも高く、日々怒ってばかりいる監督陣も思わずにやにや。
お酒も入り美味しいご飯で満たされ、美女と戯れ、会場は楽しいムードに包まれます。そんなこんなで1次会は終わりそのまま2次会へ。
2次会の目玉は「女体盛り」。満を持して、大きい荷台に乗ったお刺身トッピングを施された美女が運ばれてきます。
女体盛りには、あらかじめ綺麗に盛られた女体が来る、みんなで食材を女体に盛り付けるという2パターンがあります。盛られた女性が来る方が高額ですが、おすすめです。経費削減のため、自分たちで盛り付けようとしたこともあったのですが、酔っ払った状態で綺麗に並べるのは難しいですし、盛るのに時間がかかって場の空気が冷めてきて楽しさ半減でした。(女性の裸体を見慣れているので、女体自体になにも感じない業界だからかもしれません)
女体盛りをスタッフ一同でいただく時は、スタッフは女性を大事にする人ばかりなので、お箸でつついたり、舐めたり、いらんことをすることもなく普通に食べます。テンションが上っているけど、エロいことをしないのが優秀です。女体盛りは、コンパニオンさんにもよるのですが、裸で冷たいお刺身を乗せているので20分が限界。ただ寝てるだけに見えるけど、ずっと止まっておくのも大変なので、重労働だと尊敬してしまいます。
同じ釜の飯を食うといいますが、アダルト業界は同じ女体の飯を食う、それでファミリーの絆を深めています。最近は女体盛りのできるコンパニオンさん、旅館も減少傾向にありますが、一度皆さまに体験してみてほしいです。女体を華やかに盛り付ける技術、コンパニオンさんの動かない技術に脱帽すること間違いないでしょう。
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