エロ用語講座 前戯の定番「手マン」の歴史から法律まで徹底調査!
先日お会いした男性の手がとても綺麗で思わず見とれてしまいました。細くて長くてまっすぐな指、整えられた血色感のある爪はツヤツヤしていて、ささくれの一つも見当たらない…!「ああ…この人は絶対に手マン上手だろうな…」なんて良からぬ妄想を掻き立てられているうちに、ふと頭の中に浮かんだ疑問。
「そういえば、手マンって当たり前のように言ってるけど、そもそも手マンとは…?」
という訳で、今回は「手マン」について徹底的に調査してみました!
「手マン」って何?今更聞けない基礎知識
わざわざ解説するまでもないかもしれませんが「手マン」とは、主にセックスの際の前戯として手や指を使って女性器を刺激する行為の総称で、Wikipediaやオンライン上の辞書にも掲載されているほどメジャーな単語です。「手」と女性器の俗称「まんこ」が組み合わさった言葉というのは知らない人の方が少ないんじゃない?と思いますが、関西圏では女性器を「おめこ」と呼ぶ事から「手めこ」と言う人もいるそうです。(筆者の全く個人的な主観ですが、「手マン」より「手めこ」の方が生々しくてエロく感じませんか…?)
また、英語では「fingering」や「fingerfuck」中国語では「指法」韓国語では「씹질(シプジル)」と呼ばれている事から、手マンは海外でも行われている事が伺えます。
時が流れてもスケベ心は変わらない?手マンの歴史を調べてみました!
「手マン」は誰がいつ始めたのかを調べてみたものの、具体的な手がかりを掴む事は出来ませんでした…が!江戸時代に刊行された性の手ほどきの書物には、行為に及ぶ前には爪を切る事や詳しすぎる挿絵付きでどのように触れば良いのかを事細かに解説したページがあったという事が判明しました。250年ほどの時を経て文明が進化しても、人間のエロに対するモチベーションの基本はそんなに変わらない事にちょっとだけ感動。
近年ではAVの見せ場として「潮吹き」がメジャーな存在となりましたが、男優さんが音を立てながら激しく手マンをするシーンを見て「激しくすれば女性が悦んで潮を吹く」と思い込んで力任せに膣内に指を出し入れしたり引っ掻き回すように動かしたりする男性が後を絶たず、膣炎を起こす女性も少なくありません。そんなお話を聞く度に「世の男性達よ…江戸時代からやり直し!」と思わず叫びたくなってしまいます。
もちろん、そんな男性ばかりではなく驚くほどに手マンが上手な男性もいて、その中には知らないうちに潮を吹かせたり強く刺激していないのに何度もイカせる事が出来る人もいるとか。彼らは一体どうやってそのテクニックを習得したのか気になるところです。(ちなみに、筆者の経験によるとギタリストやベーシストには上手な人が多かったです。指遣いが関係しているのでしょうか…?)
泣き寝入りしないで…同意なき手マンは犯罪です!
セックスの前戯として行われる事が大半の手マンですが、同意がない場合には「不同意わいせつ罪」に当たる事が令和5年の刑法改正により定められました。これまでは男性器の挿入だけが対象とされて来ましたが「身体の一部または物を挿入する行為」が追加となった事で、処罰の対象となります。「別にセックスした訳じゃないんだから訴えられないっしょ(笑)」なんていう言い訳が通用しなくなるのは女性としては心強いですね。
「同意なき手マンってどういう事?」と思われるかもしれませんが、例えば泥酔している状態で無抵抗とは言えどその気がない時、満員電車の中で痴漢に遭った時など…色々な事例があるので、泣き寝入りしないためにも覚えておくと良いかもしれません。余談ですが、筆者が以前働いていた会社の男性で「海外旅行に行った時に夜の街で出会った女性がニューハーフかどうかを確認するために下着に指を突っ込んだ」という不届き者がいましたが、こういう輩は物凄く厳重に処罰して欲しいです。
心も身体も大切に!安心してセックスするために
今回は「手マン」について調べてみましたが、いかがでしたか?
同意の上はもちろんの事、出来れば上手な人と出会いたい…!これからでもパートナーに手マン上手になってもらいたい…!読者の皆様もそう思いますよね?「こんなふうに触って欲しいな…」「少し痛いから優しくして」等、素直に意思表示をするのもコミュニケーションのひとつです。自分の心も身体(おまんこ)も大切にしながら、安心してセックスを楽しみましょう!
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