私の性欲が一番に高まるのは、生理前です。ですから不倫相手の浅井さん(仮名)には、セックスするタイミングを極力そこに合わせてもらっています。

セックスは基本的に生で楽しみたいので、体が敏感になっている時こそペニスを直接感じたい。それに生理前は妊娠確率が低いと言われているので、なんだか安心感があります。

きっと誰だって、大好きな人とのいやらしく官能的なひとときは、深く蕩けるように繋がりたいですよね。

次のセックスはいつにしようかと彼とLINEしているのですが、なかなかスケジュールが合いません。いつもは穏やかなのに、その言葉から少しだけ苛立っているように感じました。

「つぼみちゃんの身体の感覚が鈍くてもさ、会ってイチャイチャしてれば、僕とセックスしたくなるんじゃないの?」

どうやらなかなか決まらない予定にヤキモキしている様子です。

結局、お互いセックスのタイミングを妥協出来なかったので、気晴らしにドライブでもしようかと話を逸らしました。

「もしセックスしたくなったらさ、遠慮なく言ってね? いつでも大歓迎だよ」

車を走らせながら真顔でそう言う彼が、とても愛おしい。けれども私は純粋にドライブを楽しむつもりで来たのです。

ところが先ほど浅井さんから受け取ったコーヒーを飲んだ後、何だか身体の感覚に違和感を感じてきました。

「ねぇ…私、さっきから身体が熱いの。熱いって言うか…あの…下半身が変なの。何もしていないのに疼くの…」
「あれ? 大丈夫? 少し車を止めようか?」

彼は落ち着きなく辺りを見渡しながら停車出来る場所を探し、スーパーの駐車場に車を止めてくれました。

「つぼみちゃん?」

助手席に座っている私の肩に浅井さんの手が触れた瞬間、ビリビリと電流が走るような快感に襲われました。少し触られただけで、どうして?

特に下半身は何故か異常なくらいに熱く、ジンジンしています。

おかしい…明らかに身体がおかしくて変になりそうです…。そう、生理前の異常なほど男性根を求める身体以上に、疼いて直ぐにでも繋がりたくて仕方がないのです。

「浅井さん…何処かに…近くのホテルに行かない? もう、私…駄目…」

彼は私の様子をじっくり観察しながら、ニヤニヤしています。

「わかった、直ぐに行こうか」

私が頷くと、そっと身体を抱きしめてディープキスをしてくれました。

ホテルに入ってからも身体は熱いまま。敏感になっているせいか、抱きしめられて荒々しく胸を揉まれただけで、絶頂を迎えそうになってしまいます。愛撫はまだ始まったばかりなのに。

「つぼみちゃん、可愛いな。身体もよく反応してるね。実はね、さっき渡したコーヒーの中に媚薬が入っていたんだ」

「媚薬? そうなの? だから身体がおかしくて仕方なくなってしまったの?」

そのままベッドに押し倒され、脚を大きく開かれます。

恥ずかしい…。だけど見られることが気持ちいい。

「凄いよ、ここ。つぼみちゃんのオマンコ、グチョグチョいやらしいよ。まだ僕は1度も触ってないよね? 凄い効果だ」

彼は嬉しそうに私の秘部を眺め、自分の顔を埋めると、優しくクリトリスを舐め始めました。

「アッ…アッ…アッアッアッ…凄い…! アッアッアッ…浅井さんの舌がいつもよりいやらしく感じる!」
「つぼみちゃんの身体もいつもより官能的で、いやらしいよ。オマンコも卑猥だ」
「アッアッ…アッアッ!凄い…!イッちゃう!イクッイクッ!」

あまりにもクンニで感じてしまい、すぐに絶頂に達してしまいました。

下半身がピクピクと敏感に反応し、グチョグチョのいやらしい愛液が流れているのが分かります。そこへ彼は自分の大きくなったペニスを扱きながら、さっきイッたばかりの秘部に、一気に挿入してきたのです。

「はぁ!アッアッ…!凄いアッアッアッアッ…。硬い!イヤッ!アッアッアッ…!」

私はいつも以上に喘ぎ声を上げてしまいました。感じすぎて声を止められないのです。

「つぼみちゃんの中、いつも以上に熱いな。いやらしい愛液が流れているよ? 気持ちいいだろ? ほらほら! もっと感じて!」

浅井さんがピストン運動を高速にすると、私はまた快感の波に耐えられずにイキそうになります。

「アッ…アッアッアッアッ! 中に出して! 中に!」

欲しくて堪らなくなってお願いすると、彼は私の秘部に精液を全て注入してくれました。

「気持ちいい…」
「ごめんね、内緒で媚薬使って」

浅井さんは最後にそう言って、優しく頭を撫でてくれました。

媚薬ってこんなにも気持ちの良いものなのですね。知りませんでした。不倫だからこそ、こんな風に非日常的なセックスを大胆に楽しめるのかもしれません。この関係を止めることは、しばらく出来なさそうです。

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つぼみ

大好物は、甘いケーキとロマンチストなエロい男性です。 副業で官能小説書いてます。 得意なジャンルは禁断の関係。 ダメ…いけない…と言われれば言われるほどハマる大人の関係…。

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