エロ用語講座 お尻の穴までまる見えなお恥ずかしいあの体位、「まんぐり返し、ちんぐり返し」の語源を調査しました!
こんにちは!パティ・チャンです。
セックスでは様々な体勢を取りますが、なんとなく当たり障りのない体位になりがちですよね。普通じゃないけどコアすぎない、難易度は低いけど興奮度は高い、労力対効果が高い恥辱な体勢こそ「まんぐり返し、ちんぐり返し」だと勝手ながら思っています。
今回はそんな「まんぐり返し、ちんぐり返し」についてお届けします。
まんぐり返し、ちんぐり返しの始まり
まんぐり返し、ちんぐり返しは「まんこorちんこ+でんぐり返し」からなる言葉だと言うのは想像しやすいと思います。仰向けの状態から両足を頭の方へ持ち上げた、まるででんぐり返ししている途中を切り取ったような体勢のこの名称自体はAVでも多く使われ一般にも浸透しているのではないでしょうか。プロレスなんかでもはずかし固めをまんぐり返しと言い、更なる屈辱をあおる解説者もいますよね。
ただ、不思議なことにこの言葉がいつから使われ始めたとか、誰が言い始めたとかは全くと言っていいほど出てこない…。これには少々驚きましたが、一件有力な情報を載せているブログがありました。AV女優の松本まりなさんが出演する、「まりなのまんぐり返し」でAV作品に初登場したのではないかと書かれています。1989年9月25日発売なので30年以上も前になるんですね。どうやら足フェチに向けたビデオのようで、足指をしゃぶられる様子をメインにしながら、恥ずかしさで歪める顔もまんこもしっかり画面に収まっており、一度で二度三度美味しい体位であるとしみじみ思わされました。
ちんぐり返しに関してはその後、男性に対して使う時に自然発生したと推測します。
引用元:https://アダルト生足ラボ.com.kanofuji.futoka.jp/namaashi-av-revew/situation/furin/1294.html
海外でのまんぐり返し、ちんぐり返し
英語では「pile driver(パイルドライバー)」と呼ばれているまんぐり返し、ちんぐり返し。パイルドライバー自体は杭打機という重機なのですが、その形が仰向けになった人が脚を真上に上げている様子に似ているためそう呼ばれているのでしょう。洋物も日本のAVのようにSM要素満載なビデオや、無理矢理犯すようなビデオでは、辱しめのための体位や抵抗できない体位としてよく使われているようですが、大きく違いがあったのは普通のエッチっぽいビデオでの使われ方。日本ではやはり、恥ずかしいのに興奮しちゃう!と言うシチュエーションで使われる場合が圧倒的に多い。そんな恥ずかしいところ見ないで♡と言いつつもまんぐり返しの体勢でいつもよりたくさんイっちゃったり、ゲイビデオでもノンケボーイがやめろよ…と言いつつもちんぐり返しでフル勃起していたり。攻め側にイニシアティブを持たせています。
一方で海外では、恥じらいは不要!さあ、来なさい!と言わんばかりに自らパッカーンと脚を広げながら持ち上げています。日本では、痴女モノくらいでしか見ることのない少数派が海の向こうでは多数派なのです。当たり前のようにまんぐり返し、ちんぐり返しの状態でフェラしたり、クンニしたり、もちろん挿入も。派手なセックス、見せてやるよ!というようなサービス精神さえ感じる豪快な体位だと感じてしまいます。同じ体位なのに、かなり印象が違うというのは面白いですよね。
究極のオナニーとまんぐり返し、ちんぐり返し
さてこのまんぐり返し、ちんぐり返しの見せ方やセックスでの興奮要素は分かっていただけたと思います。しかし、この体位を一人でして、一人で楽しむ猛者もいるのはご存知でしょうか。世の中には自分のアソコを自分で舐める「セルフクンニ、セルフフェラ」の使い手がいるのです。ここではまとめてセルフオーラルと呼ばせてもらいます。前かがみの体勢でする人もいるようですが、まんぐり返し、ちんぐり返しもセルフオーラルのスタンダード体勢のようです。体の柔軟さ、自分で自分の性器を舐める勇気、そして性への並々ならぬ好奇心を持ち合わせ、何度も練習してできるようになった勇者のみが体験できる究極のオナニー、それがセルフオーラルなのです。と言いつつも舐めてくれる人がいないから自分で、とセルフオーラルに走る場合もあるので、中々にあはれなり…。
皆さんがまんぐり返し、ちんぐり返しをしたくなったかどうかはさておき、もしもする時は脊椎や頸椎を傷めやすいので、長時間は避け、体が絶好調の時にするのがおすすめです。
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