AV業界裏話vol.32 女性だらけのレズAV撮影現場の秘話
皆さま、おはこんばんちはー♡
例年を超える暑さでバテバテの方も多いのではないでしょうか。
少しずつ秋の訪れを感じますが、まだまだ夏の暑さ継続中ですね。
秋が待ち遠しい竹あき嬢です。
皆さまがお仕事している業界の男女比はどのくらいですか?
私が働いていたAV業界は、演者さん以外は圧倒的に男性が多い業界。
体力のいるお仕事で、時間も不規則のため、なかなかハードです。
そんなAV業界ですが、女子が多い現場もあるんです。
それはレズ作品♡
今日はレズ作品の撮影現場についてお話ししますね。
撮影現場の女性率50%超え
実はレズ作品の監督さんは女性が多いんです。
元女優さんの方もいたりして華やかさ満点。
レズということは女優さんが2人以上いるわけです。
男優さんがいない上に女子が多いのだから、当然、女子トークに花が咲きます。
普通のストレートの作品ではほぼない、リアルカップルで出演されている方もいるので、和気あいあいとした雰囲気です。
女優さん1人1人にメイクさんがつくので、その方も女性だったら、さらに女性が増えます。
(メイクさんは女性が多いです)
機材スタッフには男性もいますが、レズ作品の場合は女性が多数派になります。
ロケ弁のクオリティがあがります
普段のロケ弁は、ボリューム満点、カロリー重視の力飯が基本なのですが、女性が多い現場だと食べる量が男性より少なくなります。量より質を重視できるため、1つ1つのロケ弁のクオリティがあがるんですよ。
女性だから、男性だからというわけではないですが、食事量が男性より少なくても満足する方が多いので、同じ経費だと自然と質をあげることが可能です。お野菜がたくさん入っていたり、見た目にこだわっていたり、グルテンフリーだったり、おしゃれなロケ弁が食べれるので私はウキウキでした。
おやつに流行りのスイーツが用意されることもあり、華やかです。
性病checkや動意確認は必須
女性同士のセックスは妊娠する可能性はありません。
ですが、性病の危険はついてまわります。
そのため事前の性病検査は異性と絡む作品と同様に行います。
基本的に撮影前の同意確認などもしっかり行われ、事前準備は他ジャンルの作品と変わりがありません。
どんな女優さんが出演するの?
実際に性対象が女性の方、両方とも行ける方、仕事なので絡んでいる方など、女優さんは必ずしもレズビアンというわけではありません。
ですが、女性同士の絡みというのは意外とハードルが低く、クンニ以外はOKという方が多いです。
レズ作品の撮影現場はここが他と違う!
レズ作品では他のジャンルの撮影現場とは違う部分がけっこうあります。
1.コンドームや擬似精子の使用なし
まず他ジャンルの撮影と違うところは、コンドームの使用がほぼない点でしょうか。
擬似精子を作ったり、挿入する必要もありません。
2.待ち時間が少ないから撮影が早く終わる
男性と違い、身体の構造上、何度も連続でセックスをすることができるため、男優さんの入れ替えなどの時間が必要ありません。待ち時間も少なめで撮影も早く終わります。
3.メイク直しが少ないからお肌に優しい
作品にもよるのですが顔に精子をぶっかけないため、1からメイクを直す必要がないので、お肌にも優しいです。
4.シャワー室は譲り合い、揉めることも
多くのスタジオにはシャワー室が1つしかないので、女優さんが譲り合ってシャワーを使います。この時に、順番で揉めている時があります。
また、髪の毛が落ちているとか、床のボディーソープがぬるぬるのまま出ているなど、後に入った女優さんからクレームが出て現場の雰囲気がピリピリすることも。
元からそこまで綺麗なシャワー室ではないので、前の女優さんが汚したのか、それよりも以前から汚れていたのかわからないですが、次の人がすぐに入るってわかっているので、気を使わないといけないですね。
クレームが出たら清掃に入ります。清掃に入る頻度が多く、時々本職は風呂掃除人なのか?と自問自答してしまいます。
AV撮影スタジオのシャワー室、トイレなどの水回りは絶望的に汚いことが多い…AV撮影が可能なスタジオでは、絶対にシャワーを利用することがわかっているので、水回りが清潔に保たれているスタジオがあれば、それだけで人気のスタジオになれる気がしています。
もし今からスタジオ貸し出し事業に乗り出そうかと考えている方がいたら、ぜひ、スタジオ管理人に水回りの清掃を徹底するようにお伝えください。
女子会トークで大盛り上がり
基本的に女子はおしゃべりが好きだなあと思います。
私も人見知りなのですが、打ち解けたらおしゃべりなタイプです。
女優さんたちのおしゃべりを聞いていたら、雲の上のような存在に見えていたAV女優さんも少し身近に感じます。
子供のお弁当のキャラ弁の作り方をみんなで話していたり、好きなアイドルのライブの話をしていたり、現場の華の女優さんも普通の生活をされているんだなあとほっこり。
女子会鉄板トークの美容トーク、恋バナも大盛り上がりです。
恋バナはなかなかスリリングなもの(ほぼ全部に規制のピーが入りそうな話)、世間的に認知度の高い殿方との恋愛模様、はたまた好きになった女性が男性が好きでどうしようといった深く考えさせられる話など、私自身では経験できない世界を耳のみで体験していました。
普段AV女優さんとスタッフがおしゃべりする機会は少ないので、レズ作品はとても楽しいです。
このように、男性主導の業界でもガールズパワーが炸裂している現場も存在します。
最近は女性のAV監督もたくさんいるので、今後女性目線の作品がもっともっと世間に浸透して行くでしょう。
技術スタッフに女性がほぼ皆無なので、これからAV業界を目指す方は、技術スタッフを狙うのもいいかもしれません。
次回もよろしくお願いしマッスルスティック♡
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