底辺ドメンヘラを克服し幸せをつかめたワケ!Vol.28【ついに現れた?!救いの神】
こんにちは。元風俗嬢で、現在はアダルトライターをしている百花繚乱です!
ドメンヘラがすぎて昼職ができなくなり、デリヘル嬢をやり始めて心も身体もボロボロになり、精神病に付随するさまざまな病気を併発しはじめていたわたし。
「こんなにまでズタボロに堕ちてしまって、もう死ぬしかないのかな」などという最悪の考えさえ、頭をよぎります。
そんな状態でもデートはする
死を考えている最中でも、お腹はへります。実はわたしはその頃、遊びで適当にやっていたマッチングアプリで出会った男性たちを、お財布代わりとして使っていたのです。
その中でも「彼」は、なかなかのエリートサラリーマンで結構お金を持っていたので、よくご飯おごらせ係として利用していました。底辺女だけに、いちいちやることが最低ですよね~。
そんな男性を何人かキープして、なんとか日々食いつないでいました。もちろんマッチングアプリで出会った男性たちには、デリヘル嬢をしているなんてことは、おくびにも出しません。
「彼」だけは他の人と違った
ある夜、エリートサラリーマンの彼のマンションに泊まったときのことです。メンヘラにつき貞操観念がゆるいので、おごらせ係たちともヤることはヤってしまいます。
そこで、とんでもないことをやらかしてしまったのでした。デリヘルで毎日アナルセックスをやりすぎて、朝目覚めたらなんと便失禁してしまっていたのです!!(※彼とはアナルセックスはしていません)
寝ている間の便失禁は、アナルセックスをやりすぎてアナルがガバガバになっている人には、割と起こりがちなこと。しかし彼にはデリヘルで働いていることも、アナルセックスをやりまくってその日暮らしをしていることも伝えていません。
どうしようどうしようと狼狽するわたしをよそに、彼は平然とわたしの着ていた服や下着、シーツなどを何のためらいもなく自分の洗濯機に入れて洗ってくれたのです。
にっこり笑顔の彼を見て、こんなに大らかで包容力のある人は今まで父親以外にはいなかったかもしれないなと、ぼんやり考えてしまいました。
土下座をしてのプロポーズ
その日は休日だったので着替えを借り、わたしが汚してしまった服や下着が乾くまで彼のマンションにいました。
時間つぶしに部屋で一緒に映画を観てダラダラしていると、彼がいきなり、本当にいきなりプロポーズをしてきたのです!さすがに度肝を抜かれましたね。
「本当に好きになりました。結婚を考えてくれませんか」
そう言われても、彼はまだ3〜4回程度(記憶障害だったのでうろ覚え)しか会っていない、よく知りもしない男性。
これはまたしても詐欺師で、借金の申し込みでもされるのではないかと、今までの経験から身構えます。
返答に詰まっていると、彼はガバッと土下座をして「お願いします!」と言い始めました。
土下座をしてのプロポーズなんて、聞いたことがありません。普通は高級レストランかどっかで片膝をついて、指輪のケースをパカっなんてするのでは??
しかも、便失禁という大失態を見られた相手から、そんなことを言われても…。
わたしは彼を傷つけないように、丁重にお断りをしました。
彼はあきらめなかった
その後会ったときも、何度でも「本気です。結婚してほしい」と申し出てくる彼。ご存じの通り、わたしはドメンヘラなので押しにはめっぽう弱いのです。
5回くらいは、プロポーズをされたでしょうか?ついに断り切れなくなったわたしはOKと伝え、翌月にはふたりそろって婚姻届けを提出しに行きました。
出会ったばかりの相手と結婚したので、いわゆるスピード婚と呼ばれるやつですね。
周り中から「絶対に詐欺師だから、やめとけ!」と猛反対されましたが、もう自分の人生なんてどうでもよくてヤケクソだったというのも結婚を決めた大きな理由です。
わたしはデリヘル嬢を完全に引退し、人妻となりました。そして夫の援助もあり、事業を始めることができたのです。
ようやく手に入れた、ごくごく普通(いやヘンテコかな?)の結婚生活が晴れやかにスタートしました!
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