エロ美発見伝~南総里見八犬伝の曲亭馬琴先生に敬意を込めて~
お初にお目にかかります。潮田水音と申します。
文学大好き歴史大好きエロいことも非常に大好き、趣味にナニにと奔走しつつそんなことほざいて生きていたらいつの間にかアラサーとなっておりました(令和版菅原孝標女……この話もコラム内でしたいですね……)、それでも毎日が楽しい私がエロく楽しくお届けいたします、「エロ美発見伝」始めさせていただきます。
エロ美発見伝と南総里見八犬伝、そして曲亭馬琴大先生
こちらのコラムは私が独断と偏見で選んだエロい、美しい、面白い、そんな物事を紹介してイクものとなっております。お気づきの方は既にお気づきかと思いますが、タイトルは曲亭馬琴先生作「南総里見八犬伝」から取らせていただきました。パロディです。オタク、パロ、スキ。
馬琴先生、どうか……っ、どうか、このおもエロ特化パロディコラムをお許しくださいっ……!……まあ?先生も??水滸伝をパロディして登場人物ほぼほぼ女体化した『傾城水滸伝』とか書いてましたし???お許しくださいますよね????……ねえ!?!?!?!?!?
ちなみに私は『傾城水滸伝』、まだ読んでおりません。待って怒らないで先生!一番最初に出てきたのが遊女の江口の君の時点で残業明けOLの小学二年生並みの脳味噌が「エロい遊女最高( *´艸`)」とかほざいてそれ以上進めなくなったんです!私悪くない!阪神も悪くない!33-4……ウッアタマガ……いつか元気な時に再チャレンジしたいですね!!
いち平凡オタクからしたらあの人数女体化して書き切るのって本当にすごいと思います。もっとすごいのはこの『傾城水滸伝』が人気で売れすぎて印刷するための版が擦り切れたという話。江戸の昔から神本に対するオタクの執念はとんでもないですね。コミケの長蛇の列とか思い出します。入場がチケット制になってから列問題はもっぱら平和になったと思っております。もうずっとあのままでいい。閑話休題。
\(゜ロ\)(/ロ゜)/話を元に戻しましょう\(゜ロ\)(/ロ゜)/
江戸時代の攻めすぎパロディ『男壮里見八見傳 恋のやつふぢ』
そもそも『南総里見八犬伝』には既にかなり攻めてるパロディを描いてる人がいるんですよね。歌川国貞っていう方なんですけれども。歌川でピンときた方、正解です。浮世絵師の方ですね。そしてこのパロディこと『男壮里見八見傳』は春画、つまりエロい絵として描かれてるんですよね。気になる人は『男壮里見八見傳 恋のやつふぢ』で検索検索ゥ!
中でも有名なのは獣姦の1シーンを描いたものでしょうか。犬が姫とセックスしてる絵が見開きでドーンと出てきております。いやはやすばらしい。個人的には堂々としすぎてエロいというよりは感心が先に来ます。ミロのヴィーナスの裸体を見るのと同じような感情です。まあミロのヴィーナスで抜ける、むしろミロのヴィーナスだからこそ抜けるっていう人もいらっしゃるでしょうしあくまで私の感想ですが>゜)))彡
日本人がエロいのは何百年も昔からだっていうのは変わらないですねとしみじみ思います。え?オタクが変わってないだけ?それ以上はいけない。
曲亭馬琴大先生に敬意を込めて~オタクは大事なことは二回言う~
さてさてエロ美発見伝、初回はこの辺でお暇させていただきます。これからも文学や歴史などなど、お堅いイメージのあるものたちのお堅さを崩していって敷居を低くし皆様にたくさんエロく楽しく知って欲しいです。多趣味な人間ゆえテーマが広がり続けていく可能性もありますがそれもまた一興ということで何卒お許しをm(__)m
『南総里見八犬伝』になぞらえて漢字一文字でまとめてコラムを〆ようと思います。今回のまとめの漢字は「始」でしょうか。記念すべき一回目のコラムということと、日本で初めて小説家一本で生計を立て、小説家・同人作家二足の草鞋を体現した曲亭馬琴先生に敬意を込めて……(せんせい、エロい私たちを許してください。あわよくばネタと知恵も授けてください)
それでは皆様、また次の記事にてお会いしましょう(@^^)/~~~
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