きのコのプレイルーム〜ヌルヌルぐちょぐちょの極地!? フェティシズム ウェット&メッシー(WAM)とは①〜
こんにちは!きのコです。
この連載「きのコのプレイルーム」では、アングラ歴10年超の私が、さまざまなアングラ・エロ・変態にまつわる体験談や日頃の思いを赤裸々に綴ります。
突然ですが皆さん、私のプロフィール写真をご覧になったことはありますか?
なんていうか、すごく金色……ですよね。これはいわゆる「ウェット&メッシー」のプレイを体験した時のものです。
フェティシズム ウェット&メッシーとは?
ウェットは「濡れた」、メッシーは「汚れた」。
なんてことない一般的な英単語ですが、これらを「&」で繋いだ途端、性癖になるから不思議です。
ウェット&メッシー(またはWet And Messyの頭文字をとって「WAM」)とは、自分または他人の身体や衣服を濡らしたり汚したりする行為に性的興奮を感じることを指しています。
Wet&Messyはイギリスで生まれた言葉。
プレイとしては、日本・イギリス・アメリカといった国々で盛んだそうです。逆にベトナムやインドネシアなど、日常生活の中で泥まみれになることが多い国ではあまり流行らないとか……
フェチがフェチとして成り立つためには、ある程度の非日常性が必要、ということなのかもしれません。
ウェット&メッシーの種類
ウェット&メッシーと一口にまとめられていても、その趣向にはいくつか種類があります。
厳密にはウェット寄りかメッシー寄りかで好きな素材やプレイにも差が出ます。具体的にウェットとメッシーの違いは「透明or不透明」だということです。
つまり、透明な水やローションを好むのがウェット、不透明なペンキや泥を好むのがメッシー、ということになるでしょうか。
そしてメッシーと言っても、金や黒など1色に染め上げたい「単色派」もいれば、複数色を混ぜ合わせたい「マーブル派」もいます。
ちなみに「”スリスリ”って何??全身タイツの魅力を解説」の記事でも取り上げたように、全身タイツフェチでもある私。
ウェット&メッシーの好みの区分って、全身タイツと似ているな……と感じました。
全身タイツの世界にも、1色でできたゼンタイを好む「単色派」と、柄や模様にこだわる「柄モノ派」が存在します。素材へのこだわりも人によって異なります。
ちなみに全身タイツとウェット&メッシー、両方を性癖としてもつ人も多いそうです(他にラバーやエナメルも、よく被る性癖だとか)。
何を使うの?
また「何を使ってウェット&メッシーにするか」という好みも素材別に分かれます。
水
衣服が濡れてその下の身体が露わになることに性的興奮を覚えます。「透けている」という点が重要だそうです。
ローション、オイル
透明という点では水と同じですが、素材の粘度や、ねっとりと糸を引く様子にこだわる人も。唾液が好きな人もいます。
金粉、銀粉
いわゆる「金粉プレイ」としてよく知られているものではないでしょうか。サイケデリックさやSF感のある、彫像のような見た目になります。
ペンキ、絵の具
黒や白、赤や青など、鮮やかな色を好む人が多いようです。マットなものやツヤツヤしたものなど、質感にもバラエティがあります。
泥
泥や粘土まみれになるという、メッシー色の強いプレイに使われます。泥にまみれるお祭りやイベントは世界中でおこなわれていて、日本だと佐賀の干潟で実施されている「鹿島ガタリンピック」などが有名です。
食べ物(生クリーム、チョコレートなど)
見た目のメッシーさだけでなく「食べ物を粗末にして人を汚す」という文脈に興奮する人もいるそうです。
ヌルヌルぐちょぐちょというエロさと、汚し汚される背徳感や羞恥心、そしてアートのようなカッコよさ。
多種多様な魅力を兼ね備えたウェット&メッシーの世界に、あなたも足を踏み入れてみませんか?
というわけで、次回は私のウェット&メッシー体験について語ってみようと思います。
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