座敷童子の徘徊録 〜非パリピ的六本木処世術〜 vol.2 ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー
あやまんJAPANといえば「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」だろう。
定番中の定番ネタであり、まさにこれが曲のタイトルでもある。
一世風靡しただけに、ファンじゃなくても「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー(以下ぽいぽい)」を、なんとなーく聞いたことがある人も多いのではないだろうか。
わたしの実体験として「ぽいぽいが出来るようになればメンタルも自然と鍛えられる」という説があるので、今回は非パリピ的六本木処世術として紹介したいと思う。
カラオケがある飲み会でぽいぽいを歌えればもう恐いものはない。
場を盛り上げる一芸が身に付き、さらにメンタルまで強化できるので一石二鳥だ。
メンタルが強い盛り上げ上手は接待で重宝されるし、営業職や接客業にも有効だといえる。
ということでまずはみんなでぽいぽいを覚えてみよう。
わたしがぽいぽいを覚えるうえで大変だったのは、
・歌詞と振りを覚える
・曲中に入れ込むMCを考える
・あやまんジェットコースターというネタから、関係ないから~という歌詞の部分へ入るタイミング
・ちんことまんこがずっこんばっこんずっこんばっこん~という歌詞の部分で腰を振る
といったあたり。
あとはとにかくテンション高めに振り切ることがなかなかできなかった。
元からぶっ飛んでいる人はともかく、非パリピからするとあやまんJAPANのネタはとにかく思い切りやってみるというところまで持っていくのが大変だ。
カラオケに入っているあやまんJAPANのぽいぽいの歌詞は彼女らがデビューするにあたって問題が多すぎたため変更されたものらしい。まさに大人の事情。
カラオケを流すと当然ながらカラオケ用の歌詞が流れるので、まずは本来のオリジナルの歌詞を覚えなくてはいけなかった。
歌詞に合わせて振りがあるので、連動して身体に沁み込ませると効率よく覚えられる。
動画も参考に、デビュー時の歌詞と本家を照らし合わせながら違いをみてみよう。
言えない 言えない 大人の事情で言えない
【宮里藍 宮里藍 宮里藍から福原愛 サー!】
言いたい 言いたい でも大人の事情で言えない
【福原愛 サー! 福原愛 サー! 福原愛からはるな愛~】
あなたの笑顔がとても(略
【MC】
動画で見てみると本家の歌詞に沿って振りをしているのがわかる。
右マッチョ 左マッチョ
(右と左で順にマッチョポーズを作る)
両手を合わせておっぱい~ おおおっぱい~
(マッチョポーズを作った腕でおっぱいを挟んで相手に谷間を見せてみよう)
文章にするとなんて下品なんだと思えてくるが、いざやってみると意外とポップだったりもする。
ちなみにわたしは谷間は出来ません。
はい!
ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー
ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー
(ここは動画参照)
エスイーエックス(右を向いてXポーズ)
エスイーエックス(左をむいてXポーズ)
大きな(右手を上げる)
声で (左でを上げる)
エスイーエックス(Xポーズ作ってジャンプ!)
腰もってケツもってずっこんばっこん~(略
(腰を振りながら歌ってみよう!)
このずっこんばっこんのくだりは思いきって男性に股がって腰を振ってみるとインパクト大である。
そしてこれが出来れば上級者。あやまんJAPANの素質あり。
わたしは当初これが中々出来なかった。
いざ股がろうとするも「きゃー!やっぱ無理ー!」と逃げたりもした。
ロクスタに入店するまでぽいぽいを歌ったことなかった人間だったもので、人前で腰を振るだけでも腰が引けたし、男性に股がって腰を振るなんてもう相当なハードルだった。
ところが一回出来ると何かが吹っ切れたように楽になる。
度胸も備わり、レベルアップした感じ。
六本木で働くうえで大切な、接客レベル向上にも良い方向へ繋がっていった。
その結果、ロクスタのお客さんとして来ていたクラブのママさんから「うちの店で面倒みてあげるよ」とか、企業に勤めているお客さんから「うちで働く?」などと、いろんな方がお声がけしてくれるようにもなった。
社交辞令でもあるだろうけど、それでもいろんな人が認めてくれたような気がして当時は嬉しかったのを覚えている。
このように、ぽいぽいには人を惹きつけるパワーがある。
そして曲の後半には「あやまんジェットコースター」というアトラクションにご乗車出来るタイミングがあるので、次回はこちらを紹介したいと思う。
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