ご無沙汰しております、キンタマ★スターです。現代で円満な結婚生活に欠かせない3つの袋は、給料袋、買い物袋、キンタマ袋で間違いないでしょう。ぜひスピーチでお使いください。

それはさておき、中イキ。最近お股の諸事情にて全く男性とチョメチョメしていないキンタマ★スター。とりあえず局部を休ませるため、一人遊びも我慢しているので全く中イキの兆しはナシ。

生のキンタマも拝まないキンタマ★スターなんて…と自分に自信を失くし、筆を執ることさえできない日々であった。

こんなことではいけない、初心に帰らなくては!ということで、今回はキンタマ★スターがまだ駆け出しのライター時代、初めて枕営業をした時のお話をしようと思う。

枕営業とは皆さんご存知、力のある人とおセックスすることで利益を得ることであるが、キンタマ★スターのような半端者ライターでもひょんなことから枕営業できちゃったのである。

駆け出しライター時代

もちろん今でもまだ駆け出しライターではあるが、キンタマ★スターのライター人生は「せっかくマッチングアプリで色んな人に会ってるし、この経験をなんとか金にしたろ」という非常に不埒な考えで、マッチングアプリ関連の記事を書くことから始まった。

そこからマッチングアプリだけではなく恋愛やセックス、アダルトグッズやパパ活に至るまで、人に「まあいやらしい!」と思われるような下ネタ記事ばかりを書き散らしていたキンタマ★スター。

特にTinderは面白い人の巣窟で、出会う人出会う人、ひとクセふたクセ、でなけりゃタトゥーがあるという非常にエンターテインメント性に富んだマッチングアプリなので、ネタには事欠かなかった。

その頃はとにかく仕事が欲しかったこともあり、「もっとネタ欲しいからTinderでもするか」とTinderを猛スワイプしていた。そこでキンタマ★スターはひとりの男性とマッチしたのである。

錦〇との出会い

その男性はとあるサービスのコンサルタント業を営んでいる男性。マッチ後の会話も紳士的だし、なんとなく気が合ったので1回会おうということになった。

かなり遠くに住んでいるのにもかかわらず、彼は私に会うためだけに仕事終わりに車を飛ばして来てくれるということで、すでに胸はキュンキュン。今も昔も変わらずチョロいキンタマ★スター。

待ち合わせ場所でワクワクしながら待っていると、近くに停まった車の窓が開き、1人の男性が顔を出した。

「キンタマちゃんだよね?こっちだよ!」
爽やかに手を振る男性。暗くてよく見えなかったが、とりあえず呼ばれるままに近寄ってみる。そういえばTinderのプロフィール写真は顔が写っていなかったので、お互い顔も知らなかった。

窓から顔を出している彼の顔を、通り過ぎる車のライトが照らし、私はそこで初めて彼のご尊顔を拝見したのである。

「わあ、錦〇圭じゃん…!」
思わず心の中でそう言わずにはいられないほど、彼は某テニスプレイヤーにそっくりであった。親戚か?

そっくりすぎて顔を見たらテニスの話題を振ってしまいそうなので、あえてあまり顔を見ないようにするキンタマ★スター。

そして錦〇の車に乗り込んで、そのままホテルへゴーしたのであった。

土地勘のない彼の代わりに私がナビをして近くのホテルに到着すると、錦〇は一番料金の高いお部屋を選んでくれた。

そのうえお腹を空かせた私のためにルームサービスを何品も頼んでくれるという紳士ぶり。

さすがコンサルはリッチだなあ、と明らかにチンされたばかりの冷凍たこ焼きを頬張りながら思ったのをよく覚えている。

「キンタマちゃんは普段どんな仕事をしてるの?」
錦〇は優しい声でそう尋ねる。私は簡単に「ウェブライターだよー、ブログ記事とか書くやつ」と下ネタばかり書いていることは伏せて説明した。

「え、そうなの?じゃあさ、うちの会社のブログ書いてよ!そういう人を探してたんだ!」
急にテンションの上がる錦〇。なんだ、どうした?

よくよく話を聞いてみると、自分の会社がコンサルティングしているサービスの情報を発信するブログをこれから始めたいのだそう。しかし自分の仕事が忙しく、ブログにまで手が回らないので、ちょうどいい人材を探していたとのこと。

下ネタしか書いていない私に、そんなブログが書けるのか?それより私たちまだ出会って1時間も経ってないのに仕事をくれるとか、本気か?

どうせ口約束だし、話半分に聞いておこうと決め、「とりあえずシャワー浴びよっか」と浴室へ向かうキンタマ★スター。

ご無沙汰ちん〇ことベッドイン!

仕事の話は一旦忘れて、お互いシャワーを浴び、勢いよくベッドイン。聞くところによると錦〇は生身の女性とおセックスをするのは5年ぶりだそう。

何故か私は「〇年ぶりに女の子としたよ!」と言ってくる相手に出会うことが多いので、ご無沙汰ちん〇この筆おろし係という運命を背負って生まれてきたのかもしれない。

錦〇のセックスは5年ぶりのわりには非常に丁寧でお上手な前戯、からのスムーズな挿入。早くも遅くもないタイム。そしてなかなか良いちん〇こ。率先してゴムをつけるのもgood!

中イキこそできなかったものの、Tinderで出会った人の中では優等生のようなセックスであった。

ピストン中に「ほんとに久しぶり?」と聞くと、「AV観て研究したんだ」と照れる顔も錦〇圭そっくり。非常に爽やかである。

しかしセックス前はあんなに優しかった錦〇は、2回戦を終えると満足したのか途端にそっけなくなり、ろくにお話もせずにさっさと自分だけシャワーを浴びに行ってしまう。

ああ、この人AVの本番シーン以外は飛ばして観るタイプだな。と思うキンタマ★スター。経営者になる人ってやっぱりこのくらいドライじゃないといけないのかしら。

まさかのオファー

実はわたくしキンタマ★スターは、セックス後にそっけなくなる男が特に苦手、というか嫌いである。セックス後に相手を大事にできないなら、オナホでも買ってスッキリすればいい。オナホは飯も食わないし文句も言わないからね。

「錦〇とはもうナシだな」と思いながらシャワーを浴び、メイクを直して帰り支度をしていると、背後から錦〇の明るい声が響く。

「仕事頼みたいからLINE教えてよ!あと原稿料はいくらぐらいがいい?」
…やっぱ仕事くれるんかい!セックス後の態度は腹立たしいが仕事を断る理由はないので2つ返事でLINEを交換し、私は数ヶ月錦〇の会社のブログを書くことになったのであった。

その話を最寄りのズベ公仲間に話すと、「ヤバい、枕営業ってほんとにあるんだ」と言われたのでこれは枕営業なのだろう。

その後錦〇にはもう1度会い、「ブログ記事の評判がいいから」とシャレオツなレストランで食事を奢って貰ってからホテルへゴー。そこまではとても優しい錦〇。

しかし、またもやセックス後には人が変わったように冷たくなる錦〇。多重人格なのか?

ブログの仕事は私の他に何人かライターが採用された時点で契約を終了してもらうことになり、キンタマ★スター初めての枕営業は終わった。

枕営業というより、おセックス目当てで会ったら自然と営業に繋がっただけではあるものの、Tinderで出会った人に仕事を貰うのは非常に貴重な体験であった。

とりあえず錦〇に言いたいのは、「セックス後も優しくしないと、また5年くらい生身の女は抱けないかもよ!あと仕事ありがと!」以上である。

キンタマ★スターの中イキの旅は、たまには枕で資金を稼ぎながらも続く。


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キンタマ★スター

関西の恥部、キンタマ★スターです。 好きなものはからあげとご当地ソフトクリーム、きんたま。 未だ経験したことのない中イキを追い求め、いつか来るその日のためにトレーニングを...

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