底辺ドメンヘラを克服し幸せをつかめたワケ!Vol.12【セクキャバ嬢はファッションメンヘラだらけ】
こんにちは。元風俗嬢でアダルトライターの百花繚乱です!
精神病をこじらせて普通の仕事がほとんどできず、援助交際を繰り返して生計を立てていたかつてのわたし。知り合う男たちに次々と依存の矛先を向け、そのたびに裏切られ負のスパイラルに陥ってどんどん病んでいくという、まさに底辺ドメンヘラなクソ女でした。
風俗スカウトマンにまんまと騙されて、勤め先が決まったかと思えば、そこは不衛生極まりないセクキャバ店…。汚いものに無頓着なドメンヘラ女だったわたしは、意に介さずそのセクキャバで働くようになったのです。依存症ドメンヘラ、ついに居場所の確保!
セクキャバ嬢にはファッションメンヘラも多い
わたしも大概ドメンヘラでしたが、勤め始めたセクキャバはメンヘラの巣窟でした。接客業なのですごく明るい子ももちろんいるのですが、その他大勢はほぼメンヘラ系。
それもファッションメンヘラが大半で、承認欲求のかたまりのセクキャバ嬢が多かったのでした。ファッションメンヘラとは、自分に注目を集めたいがためにメンヘラであることを過剰にアピールしたり、嘘の演技をしてきたりするような人のことです。
本当に精神疾患を抱えているわたしからすると「甘い!甘すぎる!!」と叫びたくなるような、あまあまスイート♡なファッションメンヘラたち。
いや、メンヘラのレベルで勝とうとしてどうするという話ではあるのですが…。
待機室でリスカするファッションメンヘラ
セクキャバにはお客さまを接待する広いフロアとは別に、指名やヘルプの呼び出しがかかるまで嬢たちが待つための待機室という部屋があります。待機室でセクキャバ嬢たちはコスチュームに着替えたり、おしゃべりをしたり、何か食べたり、寝そべったりしながら適当に過ごしていました。
わたしは入店して間もなかったので、まだあまり指名客もおらず、待機室で暇を持て余していることがほとんど。それでも周りにたくさんの他人がいるという状態は、少しだけ心を救ってくれました。
ある日、事件が起こりました。みんながマッタリしている待機室に、ファッションメンヘラ嬢が号泣しながら飛び込んできたのです!
そして自分のバッグをゴソゴソとあさり、カミソリを取り出すといきなり手首を切りはじめました。その場にいた嬢たちは、もちろんドン引きで固まっています。
わたしも、ちょっとは驚きました。しかしよく見てみると、そのカミソリにはすべり止めのガードがあるうえに錆びついていて、手首には赤い引っ掻き傷のようなものしか浮かんでいなかったのです。はいはい、リスカアピールお疲れっす!
そのファッションメンヘラ嬢は、今度は待機室を飛び出してキッチンスペースに走り、そこにいた一番イケメンのボーイに抱きついて泣きじゃくりだしました。そこのセクキャバ店のトップ・オブ・イケメン君をわざわざ選んで抱きつく余裕があるところが、これまたファッションメンヘラである証拠ですね。
なんだかムカついてきた百花繚乱
ファッションメンヘラ嬢は「もう辞めたい~、あ~ん死にたい~」とかなんとか、イケメンボーイに訴えながら泣き続けます。年若いイケメンボーイはまんまと騙されたようで、嬢の頭をヨシヨシしてあげていました。
わたしは、かまってちゃんなファッションメンヘラが大の苦手です。そのアホらしい演技を眺めているうちに、ふつふつと怒りがこみ上げてきました。
わたしは無意識に立ち上がり、ファッションメンヘラ嬢の首根っこを引っ張って、イケメンボーイから引き剥がしてしまったのです。
セクキャバ嬢同士のケンカ勃発なるか?!この後どうなってしまうの?続きます!
私のようにメンヘラをこじらせて働けない状態になってしまった場合は医療機関や行政に相談してください。
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https://manmam.jp/2022/04/20/a-323/
百花繚乱
元底辺ドメンヘラで、現在は夫が大好きな幸せ人妻。 いろんな風俗店を転々とした暗黒時代を、持ち前の明るさでおもしろエロく綴ります! 皆さんのHappyライフへのヒントになれます...
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