【エロ用語講座】「パイズリ」考案者は山田邦子?語源と歴史を大調査!
ごきげんよう。青子(あお子)です!
エロ大好き女性ならば一度はやってみせたい行為、そうパイズリ。
殿方の殿を姫君の二刀流で成敗成敗!するものだが、その二刀流は巨刀限定であるため……私の人生においては必殺技にならない代物である……。
……冒頭から悲しいので、すぐ語源発表といこう。
パイズリといふもの、コメディアン発
さて、世界的な記録によると、この行為自体は17世紀からあるとされている。
日本では『乳房淫』や『紅葉合わせ』などと呼ばれており、江戸時代にはすでに存在し、遊女の指南書に実践法が記されているという。
また1990年発行の『SEX PAL』にはソープランドテクニックとして、マット洗いの中に「乳房でこする”パイずり”」が挙げられている。
……ではこの言葉は誰が言い出したのだろうか?
その答えはなんと、女性タレントの山田邦子さんが考案した言葉だという。
由来は皆さんが想像する通り、「おっぱい」と「センズリ」の両単語をかけ合わせて作られた。
(もともと山田さんは「センズリ」という単語を知らなかったが、20代半ばに芸能界の先輩との猥談で知ったという)
そこから知人の間で冗談交じりに使用していたが、その知人がメディアで『パイズリ』を発言し、そのまま一般的な言葉に定着するまで独り歩きしていったのだ。(また、その後山田さん自身でもラジオなどのメディアで発言した記録も残っている)
意外な人物が造り出したのだと聞いて驚くが、そもそも始まりは「おっぱい」と「センズリ」をかけ合わせた言葉であることから、あくまでおっぱいを使ったオナニーという認識が始まりだということも伺えるだろう。
パイズリといふものの、はじまり
パイズリのルーツについては、18世紀、ルイ15世の公妾・『ポンパドゥール夫人』が始まりであると記述されているものをよく見るが、残念ながらこれは間違いである。
その説よりもさらに二世代前の人物、ルイ14世の皇太子は愛人レザン夫人を相手にパイズリをするのを好んでいたという記録が残っている。
以上を考えると、十五世紀には既にパイズリを好む男性が存在していることは容易く想像できる。
しかしなぜ事実よりもルイ15世の説が多く囁かれているというと、彼は極度のロリコン(ショタもいけた)であったとされ、その性格を矯正するべく、ポンパドゥール夫人が寝床で彼の男性器を乳房で包み込んだ行為がパイズリの始まりだという謬説がキャッチーすぎたのだと思われる。
だが実際夫人はパイズリできるほどのおっぱいボリュームがそもそも無かったという記録も残っており、このキャッチーな説自体も実は信憑性やソースに欠けるのだ。
パイズリといふものの、事実
パイズリは射精目的というより、状況を楽しむためにあると言われている。
考えてみると、いくら巨乳であったとしてもゆるゆるとした脂肪の塊に挟まれ包まれ力を入れてシゴこうが、結局は摩擦的な快楽でしかないはずだ。
正直この「パイズリ」は肉体的な気持ちよさよりも、精神的な気持ちよさ……つまり、脳内をイかせているのではないだろうか?
それは究極的に雰囲気を楽しむプレイなのである。
男性がパイズリに期待しているのは、大好きなおっぱいに包まれている視覚的な要素、女性の側から奉仕してくれるという状況そのものだ。
女性のバストが好きな異性愛者男性は多く、見たい、触りたいと思いを馳せている状態はわりと常にあるだろう。
そんなバストで自分自身を包み込むように愛撫されているその状況だけでも、幸せになれるのではないだろうか?
ちなみにこの記事の冒頭で、「この行為は巨乳限定である」と書いたが、小さめなカップの女性がするパイズリは「ちっぱいずり」とも呼ばれ、こちらもまた男性にとって魅力的なものであるという。
乳首をペニスに当てる方法と胸板全体で擦る方法があり、刺激によって硬くなる乳首を男性に感じてもらえ、視覚的にもエロティック。
また、バストのふくらみは控えめでも、なめらかな胸元の肌をペニスに押し当てて擦ることで肌が触れ合う気持ちよさは感じられるーーーという記述があった。
……いやだったらもう上か下の穴に突っ込んだ方が早くないか?
小さな胸でのパイズリはあきらかに不毛なものだと感じるのは私だけではないはずだ。
パイズリはやはり巨大おっぱいの成せる必殺技。神が与えた最強の武器。肉欲の二刀流。絶頂への滝流し。……それでも結局は所詮雰囲気、なのだが。
しかし視覚だけは幸せな気持ちにさせるかもしれないパイズリといふもの。
人生で一度は試してみたいものだ。
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