こんにちは、キンタマ★スターです。大抵のキンタマには縫い目があるそうですが、たまに縫い目のないシームレスキンタマを持っている男性がいるそうです。まさに最先端キンタマですね。今後もたゆまぬキンタマの発展と進化を祈っています。

それはさておき、中イキ。ギンギンギラギラの夏を乗り越え、さすがのキンちゃんもそろそろイケたんじゃないかと思ってくれている人もいるのでは?
しかし朝晩が多少涼しくなってきた今現在もまだ中イキの境地には達せぬまま、季節の移ろいだけを感じているキンタマ★スターである。

自主トレには精を出しているのに全くイカないので、ついフラフラとTinderのプロフィールに「絶対中イキさせます!」と書いている20代くらいの若造にLIKEしそうになるが、「自称中イキ職人と、自称どSはハズレが多い」という、先人ズベ公たちが作ったTinderのセオリーを思い出して指が左スワイプしてしまう。

ここはやはり経験豊富なちょっと年上の紳士(できればテクニシャン)を狙うべきではないかと思い、キンタマ★スターはこの秋、人生2回目のパパ活に手を出したのであった。これが第二次パパ活事変の始まりである。

キンタマ★スターはれっきとしたアラフォーだが、1年前にもパパ活に励んで経験豊富な紳士を探していたことがある。1年ぶり2回目。高校野球ならなかなかの強豪校であるが、パパ活となるとあまり誇れるものではない。アラフォーだし。

そこで今回は第一次パパ活事変で学んだことや、出会った紳士たちのお話をしようかと思う。

キンタマ★スター、初めてのパパ活

なぜアラフォーにしていきなり普通のマッチングアプリではなくパパ活だったのか。

それはキンタマ★スターが万年金欠状態であったことと、ちょうどパパ活アプリについてのネット記事の依頼を受けていたこともあり、まあ小遣い稼ぎついでに取材するか、という非常に不埒な気持ちからであった。

キラキラ女子は「恋も仕事も!」と頑張っているそうだが、いぶし鉄マンアラフォーにもなると「中イキ!金!あと一応仕事!」とがぜん欲張りになる。そんなわけでとりあえず有名なパパ活サイトに登録をしたキンタマ★スター。

他のアラフォー女性向けパパ活記事を読む限り、プロフィールにはあまりお金のことなどは書かず、落ち着いた雰囲気をアピールするのがアラフォーパパ活の基本らしい。そこで教科書通り、丁寧でしっとりした人妻風のプロフィール文を作成。

パパ活サイトとは本来、お金のある中年男性が若くてピチピチ、キラキラした女の子と出会うためのもの、というイメージ。腹の肉だけがピチピチ、いやパツパツしたアラフォーにはあんまり需要がないだろうと思ってなかば諦めていた。

しかし意外と「あまり若くない人の方が話しやすい」「既婚者同士の方が安心できる」という殿方も多く、おそらく若い人ほどではないけれどメッセージがちらほら来るように。

またニックネームを「よし子」「ゆき子」のようなザ・昭和風にしていたので、「ミク」や「リリカ」といった若い女性のキラキラニックネームの中では異色で目に付いた、という意見も。

そこはかとなく幸の薄い香りがしたのだろうか。ここで全国のよし子さんとゆき子さんにお詫びしたい。あくまで一例です。

パパ活サイトというからには、お会いしたらお手当という名の小遣いを頂くわけで、男性からのメッセージには大抵「条件と希望はどんな感じですか」という一文が。なんとビジネスライクな、と最初は思ったものである。

条件というのは金額で、顔合わせのお茶や食事、大人(セックス)するならいくら欲しいか、という意味、希望というのはパパとの付き合い方(食事だけ、デートだけ、セックスありなし)を指すパパ活用語だそう。

キンタマ★スターはパパ活初心者、しかも年増であるため条件や希望は相手にお任せすることにして、とりあえずメッセージのやりとりが続いた50代の男性と顔合わせをしてみることになった。

ドキドキ☆初顔合わせ

パパ活サイトの男性と待ち合わせをしたのは大阪梅田のとあるビルの前。この日のためにGUとZOZOTOWNで購入したパパ活用のテロテロ、ヒラヒラとしたブラウスに、ぱっと見スカートに見えるプリーツワイドパンツを着用して待っていた。

「キンタマさんですよね、こんにちは」
待ち合わせ場所に現れたのは、相棒に出てきそうな英国風チェック柄スーツを身に着けた50代紳士。杉〇右京じゃん!正直めちゃくちゃイケている。何よりセックスが上手そうな雰囲気が好印象。

「はい、よろしくお願いします!」
元気よく答えるキンタマ★スター。相棒風パパは慣れた様子で私をエスコートし、近くのインターネットカフェへ。

なぜインターネットカフェ?と思ったら、最近のインターネットカフェはオンライン会議に対応するためか、会話もできる広めの個室を用意しているとのこと。

ドアと壁で区切られているしっかりとした個室のうえに大人が2人横になれるほどの広さで鍵付き、ブランケット完備という、田舎の漫画喫茶しかしらない私にはすごい設備。そこで相棒風パパとしばらくお話をすることになった。

まったくパパ活初心者の私は何も考えずにその個室に導かれたものの、「ここでセックスしようって言われたら断ろう、私喘ぎ声デカいから」くらいにしか考えていなかった。

しかし相棒風パパはお互いの家庭の話や仕事の話など世間話しかせず、下ネタもおさわりもナシ。「これが顔合わせってやつかな?」と思うキンタマ★スター。顔合わせの後ホテルに行くという約束もしていなかったし、今日はこれで終わりだと思い込んでいた。

小一時間くらい他愛のない話をしていると、突然相棒風パパは「移動しようか」と言いだしたのであった。

突然のGOTOホテル

「移動?いいですよー」
同意したもののどこに行くのかな?と思って着いていったらまさかのラブホ。あれ、今日は顔合わせだけじゃないの?

意志の確認とかはないのかな?これがパパ活の洗礼か…としみじみ思うキンタマ★スター。

部屋に入ってソファに並んで座るなり、ワイドパンツの裾をめくられ、手を突っ込まれていきなり下着の中に指をインされる。

どうやら私のワイドパンツをスカートと勘違いしているようだ。相棒風パパはそのまま私の下着を下ろそうとするが、当然のことながらワイドパンツの股間で止まる。「ごめんなさいこれズボンです…」と何故か謝ってしまうパパ活初心者。

結果的にそのままワイドパンツの裾から手を入れたまま下着の中をこねくり回され、程よく濡れてきたところでお互いシャワーを浴びようということに。

先に私がシャワーを浴びて出てくると、部屋の照明が妙に薄暗くなっていて、相棒風パパはベルトに手をかけてスラックスを脱いでいる途中であった。その時である。

相棒風パパが来ているビジネスシャツの裾がちらりとめくれ上がり、明らかに腰から背中にかけてびっしりとお絵描き、つまり刺青が入っているのが見えてしまった。

またも刺青!これがパパ活の洗礼か…と再び思うキンタマ★スター。

部屋が暗くて何の柄かはよく見えないが、とにかく背中に大きな紋々が入っているのは確か。刺青入ってる人あるあるなのか、シャツを着たままバスルームに向かう刺青パパの背中を無言で見送った。

まあ見なかったことにするか、後のことは後で考えよ。とベッドに入って相棒風パパが出てくるのを待つ。

「お待たせー」
軽快な様子でバスルームから出てくる相棒風パパ。スーツを着ている時にはネクタイで見えなかったが、首からぶら下がっているチェーンの太いシルバーのペンダントがなんともいやらしく、反カタギ感を増長させている。EXI〇Eにもこんなの着けてる人いないんじゃないだろうか。

「じゃあ、しよっか」
パパの方に時間がなかったのか、そこからのセックスはとにかく早回しだった印象しかない。

ちん〇こ入れました、腰振りました、出しました!と、まるで「ピッチャー投げました、打ちました!」というプロ野球中継の実況のように早くめまぐるしいセックス。ころころとドラム缶のように転がされて体位を変えられ、されるがままのキンタマ★スター。

相棒風パパが腰を振るたびにシルバーのペンダントヘッドが揺れて胸や背中に当たる、ひんやりとした感触だけが妙にリアルだった。

ちなみに薄暗闇の中盗み見た相棒風パパのちん〇こは50代とは思えないほど固く、まっすぐに上を向いていた。真珠入りではないのもgood!残念ながら暗くてキンタマは見えなかった。

相棒風パパとのセックスは、刺青が気になるものの特に乱暴な印象はなく、あっという間に終わったなー、という感想しかない。

ただ終わった後、私に背中の刺青を見せないようにするためか、こちらに前半身を向けたままカニ歩きでバスルームへ向かっていく姿が面白すぎて笑ってしまった。怖がらせないようにしてくれているのだろう。でもごめんね。もう見えちゃってるんだよ、刺青。

「今日はありがとうね」
薄暗い部屋の中、ソファで化粧直しをする私に相棒風パパは自分の財布から何枚か万札を抜き、裸で渡してくる。あら、こんな風にお金貰うものなの?

「こちらこそありがとうございます…」
ほんとにお金くれるんだ、どうしようー、と万札を握ったままアイラインを直していると、早くお金をしまいなさい!と叱られた。これがパパ活の(以下省略)。

あまりに初めてのことが多すぎたのと、セックスが慌ただしすぎて訳が分からないまま終わった初めてのパパ活。

気持ち良くないわけではなかったものの、刺青とペンダントが気になってテクニシャンかどうかすら確認できないうえにもちろんイケなかったのが悔やまれる。

ちなみにその相棒風パパとはもう二度とご縁はなかった。残念。

ここからキンタマ★スターの本格的なパパ活で中イキを目指す旅が始まるのであるが、それはまた次回じっくりお話しよう。


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キンタマ★スター

関西の恥部、キンタマ★スターです。 好きなものはからあげとご当地ソフトクリーム、きんたま。 未だ経験したことのない中イキを追い求め、いつか来るその日のためにトレーニングを...

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