こんにちは!キンタマ★スターです。キンタマがぶらりんだらりんとしているのは、キンタマが高温に弱い性質ゆえ、熱がこもらないようにしているからだそう。股間が熱そうな人がいたら、ぜひ手持ちの団扇か下敷きで扇いであげてくださいね。

それはさておき、暑すぎ。ここ最近の異常な暑さでマジのキンタマくらいだらりんとしていたキンタマ★スターであったが、これではいけない、ネタがない!とマッチングアプリをダウンロードしたのであった。

どこかに私を秒で中イキさせてくれそうなテクニシャンはいないかしら…と某アプリ(Ti〇der)をスワイプしまくっていると、なんと知人を見つけてしまった。

マッチングアプリで知人を見つけるのはまあよくあるっちゃよくあること。しかしその知人は私にとって非常に思い出深い人だったので、今回はその人の思い出話をしようと思う。

ある意味忘れられない男

その人は、私を含めスケベな男女ばかり集まったLINEグループのメンバーの一人に紹介されて加入した新メンバー。30代の既婚男性である。

紹介者いわく「顔も性格も悪くないのになぜかセフレや彼女ができず、アプリで出会っても1回きりで終わってしまうので悩みを聞いてやって欲しい」とのこと。

既婚男性がセフレとか彼女とか言ってんじゃねえ、という正論はひとまず飲み込んで頂いて。彼の悩みは奥様ともセックスレスだしセフレもいないしとりあえずキンタマがパンパンであるとのこと。

そこで一回飲み会を開き、みんなで会って話してみようということになった。いざ会ってみると彼はちょっと濃いめのイケメンで、やんちゃな感じのするオシャレなヒゲ。EXILEとか好きな女の子にはかなりモテそうな雰囲気である。

「全然モテないんですよおー」とちょっと甘ったれた話し方をするのが気になるが、性格も見た目も悪いところはなさそう。ワンナイト経験はあるけどリピーターがいないというからには、すっごい変なセックスするのかしら。それかちんこが変とか?真珠入り?

よしよし、お姉さんが1回試してやろう。ということになり、キンタマ★スターは後日その彼とホテルへ行く約束をしたのだった。

いざ、ホテルへ!

そして、当日。仕事の半休をとって会いに来るという彼と、コンビニで待ち合わせ。2人とも酒飲みということもあり、先に到着していた彼がビールや缶チューハイを数本、そしておつまみ類をカゴに入れてくれていた。

お、兄ちゃん気が利くやんか。それやのになんでモテないんやろなあと思いながら会計を済ませ、コンビニを出る。すると彼が突然、コンビニの前に停めてあった超ボロボロのママチャリのカゴにコンビニ袋を放り込んだ。

「じゃあ俺チャリやから!ホテルはこの先の角を右に曲がってまっすぐね!」
そう言い残し、颯爽とママチャリで走り出す彼。取り残される私。なにこの状況。

あ、ホテルまで一緒に行かないのね…別にいいけど。と指定されたホテルまでトコトコ歩く。チャリで不倫セックスしに来る人に出会い、しかも置いて行かれるのは生まれて初めて。

「マジか…」
何故か私の方が先にホテルに到着してしまい、思わず呟いた。彼が指定したホテルはなんというか、外観からしてめちゃボロラブホ。ちゃんとフロントの小窓からオバちゃんがキーを渡してくるタイプのやつである。

この辺だったら同じ価格帯でキレイなラブホあるのに!と自作のラブホマップを共有したくなったが、その彼の姿はなぜかどこにも見当たらない。客を待つホテヘル嬢のようにホテルの前に佇むキンタマ★スター。

「ごめんごめん!チャリ停めに行ってた」
どこにチャリを停めに行ってたのか、息を切らせて彼がやってくる。今のところ何にも良くないがとりあえず「いいよー」と答えてホテルへイン。

めちゃボロラブホはその外観通りに部屋の中も非常に古く、なぜかソファのすぐ横に風呂のドアがある不思議なレイアウト。ソファで服を脱ぎ捨ててすぐに風呂に入れる点では無駄がないとも言えるのだろうか。

しかしなんというか全体的に昭和レトロで、ベッドの掛け布団もまるで実家のようなレトロ感溢れる花柄。思わず「お母さんに会いたい!」と実家に帰りたくなる。

なんとか気を取り直し、「さ、お酒飲もっかー」とソファに座ってコンビニ袋から酒を取り出した私に彼は言った。

「ちょっと俺、弁当食べるわ!」

衝撃の愛妻ホテ弁事件

ん?弁当?さっきコンビニで買ったっけ?と頭が?マークだらけになる私の前に、彼は持参していたカバンからひとつのタッパーを取り出した。

「せっかく作ってくれたからね…」
なるほど、愛妻弁当か!プシュ!(ビールの缶を開ける音)。面白くなってきたぜ。

もう何十回もマッチングのアプリやらなんやらでホテルへレッツゴーしてきたキンタマ★スターであるが、ラブホで不倫セックスをする前に平気で愛妻弁当を食べる人は初めてである。これはもう愛妻ホテ弁事件と名付けよう。

彼がパカっとタッパーの蓋をあけると、狭い部屋中に弁当の匂いが広がる。誰もが学生時代に嗅いだことのあるあの匂い。

どんな具が入っているのか気になって、「どんなお弁当?」とのぞき込んでみたのが、こちら。

おっと、間違えた。
こちらが彼の愛妻弁当をキンタマ★スターが完全再現したものです。

彼の愛妻弁当はとっても普通のお弁当で、ラブホでそれを食べるというシチュエーションが非常にシュール。

「食べて帰らないと悪いからさ」と彼は言うが、自分が作った弁当をラブホで知らん女に見られながら食われる方が奥様に悪いのではないだろうか。とんだデリカシーゼロ人間だな。

そして私は深く納得した。このデリカシーのなさゆえに、彼は奥様ともレスで、セフレも彼女もできないのだ、と。

いよいよベッド・イン!

まあここまで来てしないのも何だし、と彼がお弁当を食べ終わるのを待ってからベッドにイン。

ビールを沢山飲んだせいか、彼は前戯はおろか、挿入中にも弁当臭のするゲップを繰り返す。もう笑うしかない。デリカシーとは何かを考えたくなる。

思い切りゲラゲラ笑いたいのを堪え、腹にグッと力を入れていたせいか、その膣圧で彼は昇天した。処女を失ってからおよそ20年。笑いを堪える膣圧で男性をイカせたのも、生まれて初めてである。

ちなみに彼のち〇こは真珠入りではなく仮性包茎で、最初は恥ずかしがってなかなか出てこなかった。

さすがに「おい、ちんこのほうがまだデリカシーあるやんけ!」とは言えない内気なキンタマ★スター。

爆笑を堪えていたため、当然ながらセックスにも集中できずに終わり、割り勘のホテル代2千円を渡してサクッとホテルの前で別れた。

彼とはいまだに同じLINEグループのメンバーであるが、セックスは2度としないだろう。

とにかく初めて尽くしの経験だったな、と懐かしい思いを胸に、彼の爽やかな笑顔が写ったマッチングアプリの画面をそっと左スワイプ。次に誰かとホテル行くときには、愛妻弁当は持って行かない方がいいと思うよ。

様々な思い出を胸に、キンタマ★スターの中イキの旅はまだまだ続く。


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キンタマ★スター

関西の恥部、キンタマ★スターです。 好きなものはからあげとご当地ソフトクリーム、きんたま。 未だ経験したことのない中イキを追い求め、いつか来るその日のためにトレーニングを...

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