鉄マン女の中イキ放浪記vol.3 マッチングアプリで秘宝が〇〇な男をあっせんされたのに、中イキどころではなかった思い出話をする回
こんにちは、キンタマ★スターです。初めてキンタマに触ったのは33歳の時でした。
それはさておき、今回は数年前、マッチングアプリでおきた悲しい事件のお話。
普通マッチングアプリといえば男と女が出会うものだけど、当時私が使っていたアプリは同性とも話すことができるものだった。
同性と話して仲良くなったらアプリでやりまくるアプリ女子(通称アプ子)の友達作りもできちゃうし、ヤバい男の情報交換もできるから便利で、女の子からメッセージが来るのも嬉しかった思い出。
その事件があった日も、「ちょっと話さへん?」とあるアプ子からメッセージが来たのが始まりだった。
そのアプ子は私と同じ人妻ということで、妙な親近感があってやりとりが弾んだ。
「いくつ?どこ住み?なんでこんなアプリしてんの?」なんていう、収監されたての女囚みたいに質問されるのが面白くて色々話しているうちに、彼女がこんなことを言い出した。
「昨日このアプリでめっちゃいい男に会ってん!紳士的やしちょっとSでエッチもうまくて最高!久しぶりに中イキしたわ」
私が「ほんまかー、よかったねえ。また会うの?」と返信したら、彼女から意外な返事がきた。
「予定が合えば会うかな、てか今日その人に会ってみいひん?今日暇らしいけど私これから仕事やねん」
・・・はい?いきなり私たち竿姉妹になるの?
色々疑問もあったものの、まだ中イキしたことのない私は「中イキ」という言葉につられ、彼女に教えられたその男性のカカオトークにメッセージをすることに。
その男性からは「今日会おうよ!最寄り駅まで行くからノーパンノーブラ、パイパンで来てね!」という返事が。フットワーク軽いな。てか注文の多い料理店かよ。私を丸ごと食べるつもりかな?
当時私は「それゆけパイパンズ」という非公式グループのメンバーだったのでちょうどパイパン。
アプ子と男性の勢いに押されたのと、ちょうどパイパンだしで私は最寄り駅にノーパンノーブラ、パイパンの上にゆったりとしたトップスとロングスカートをはいて、自転車を爆走させたのであった。
万が一風でスカートがめくれ上がった場合、わいせつ物陳列罪にあたるかもしれないので、股の間にしっかりとスカートを挟んで。
中イキへの期待に胸を膨らませ、駅のロータリーで待っていると、すぐに相手の車が到着。車のドアを開けて乗り込むと、運転席にいたのは海坊主みたいなつるつる頭の男性。私は毛量にはこだわらない方なのでそのままホテルへ。こっちは下がつるつるだからね。
ホテルまでの道中、「ご注文通りノーパン、パイパンですよ」とスカートをめくって見せると、「うわあ、ほんまや…」となぜか少し引かれる。お前がしてこい言うたんちゃうんかい。
なんだかムカついたのでホテルに着いてから、一番お値段の高い部屋を選んだらベッドが天蓋付きでちょっと笑った。
さて、ここからが本番。男性の要望通りに、男性がシャワーを浴びてる間に電マオナニー。つくづく注文の多い奴だ。中イキしなかったらどうしてくれようか。
随分長い時間かけてシャワーを浴びて、男性が出てきた。つい股間に目が行ってしまうが、なんと包茎。中イキへの期待度が下がる。
「ちゃんとオナニーしてた?」と聞かれて、一応してたので「はい」と良いお返事をする。口コミではS様だそうなので、ちょっとM属性のある私はちょっとドキドキ。
「じゃあ口でしてくれるかな」
男性が自分のちんちんを私の目の前に差し出してきたので、はいはいと顔を近づけた瞬間、それは起こった。どこからともなく、というか彼の股間から懐かしいにおいが漂ったのである。
このどこかで嗅いだことのあるスメル・・・何?めっっっちゃクサい・・・。
私はとりあえずちんちんに自分の唾液をかけて手コキをするという方法で、そのスメル成分を経口摂取しないようにする手段をとった。その間も股間は強烈なにおいを放ち続けている。
あ・・・
雑巾だ!
そう、彼の股間から漂ったスメルはまさしく雑巾。小学生の頃、こぼした牛乳を拭いたら臭いが取れなくなった雑巾。
あんなに時間をかけてシャワーを浴びていたのにこんなにも臭うということは、もうそういう体臭なんだろう。ワキガみたいな。
どちらかといえばちんちんというよりキンタマの方から臭うから、そんな言葉があるかどうかはわからないけど、きっとタマガ。
タマガのショックが大きすぎて、後のことはあまりよく覚えていない。3度の飯よりセーフティセックスを愛する私が、ゴムをつけないとやらないと伝えて彼のちんちんがしぼみ、結局挿入できずに終わったような気もする。
全く中イキどころの騒ぎではない、昼下がりの情事(未遂)。
挿入できなかったけど彼は普通にいい人で、「今日は疲れてたから(昨日アプ子とやってたしな)・・・また今度会おうよ!」と爽やかな笑顔でホテル代を支払い、私を最寄り駅まで送ってくれた。道中の話も面白かったしほんとにいい人だと思う。
しかし中イキどころか挿入もできず、おまけにタマガ。「アプ子の口コミはあてにならないなあ・・・」と思ったのであった。
またパイパンで自転車に乗るのは嫌なので、ホテルを出る前に持参したパンツを履いていた私は、機嫌よく電動自転車のペダルを踏みこんだ。
やっぱり自転車に乗る時は、パンツを履いていた方がいい。それと、アプ子に男性を紹介されるときは、一応タマガでないか聞こう。色々と勉強になった一日であった。

キンタマ★スター
関西の恥部、キンタマ★スターです。 好きなものはからあげとご当地ソフトクリーム、きんたま。 未だ経験したことのない中イキを追い求め、いつか来るその日のためにトレーニングを...
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