AV業界裏話vol.13 アダルト動画撮影現場で習った小道具の便利な秘密
まずはコンドームの便利な持ち方について。
制作現場の技術スタッフはみんなコンドームを３つ常備しています。
男優さんのお気に入りの指定のものがある場合もありますし、こちらで用意しているものの場合もあります。
こだわりある方、ない方がいらっしゃって面白いですよ。
コンドームをすぐ取り出せるように封を切り、ステンレスクリップで服の裾に各自くっ付けておきます。
夏場はTシャツの袖につけるのがトレンド。笑
このように服にコンドームをつけておくことで、必要な時にすぐに手渡すことができます。
コンドームを渡す作業はスピード勝負なので、できる限り渡しやすいポジションに配備しているんですね。
残ってしまった開封済みのコンドームは燃えるゴミとして処分します。余ったローションや濡れた小さいゴミなどと一緒にまとめていました。
ローションもいたるところに配備されています。
スタッフさんの手元にももちろんありますし、ローション出しという職務もあるんですよ。
ベッドや椅子などにもガムテープと安全ピンで固定してローションを置いてあります。
このローションは紙コップに入っており、空の紙コップを固定し、その上にローション入りの紙コップをはめて、中身をその都度交換できる仕様にしています。
ローションは絡みの撮影においては、男優さん、女優さんの性器を守るために非常に重要な役割を果たしますし、ビデオの向こう側の視聴者を盛り上げるのにも一役買っています。
びちょびちょ、濡れ濡れがお好きな方は多いはず。
女性器の濡れや糸引きをより強調するために使われています。
バイブレーターを女性器に挿入する際などは、痛くないように一度バイブレーターを紙コップローションにディップしてから挿入しているんですよ。
男優さんが手マンする際も、紙コップローションに指を入れてから、プレイします。
もし現場にローションがなかったら、何もスムーズにできず撮影が滞るというくらい必要なものです。
最後に大人のおもちゃについてご説明しましょう。
バイブレーターはよほどのビッグネームの女優さんで製作費が潤沢にある場合を除き、共有となります。
そのため、使用前にはまず食器用洗剤で洗い、その後手洗い用の除菌石鹸で洗い綺麗にします。
キッチンペーパーで拭き乾かした後は、出番直前まではラップで巻き、汚れがつかないようにします。
洗う際は、電池ケースの部分が濡れてしまわないように、細心の注意を払うことが必要。
バイブレーターは防水ではないものが多く、壊して怒られてしまわないようにスタッフは集中して洗わなくてはいけません。
その後、ラップを巻いた状態できちんと使えるかを動作確認。
本番で使えないことがあっては絶対にいけないため、強度やうねりを確認し、正常な場合はお盆の上に並べておきます。
電マはコードレスタイプの物は同じように扱います。
力の強いコードありのタイプは、多少濡れても大丈夫なので、念入りに洗います。
動作確認の際に、配線コードの長さもチェック。
写り込みにも注意が必要です。
撮影で使用したら、必ず電池ごと引っこ抜いて電源が入らないようにして、シーンを撮り終えるまで保管します。
そして、シーンが切り替わるタイミングで洗いに行きます。
使用後は丁寧に汚れをウエットシートで拭いてから、クエン酸でローションを取り、食器用洗剤と除菌石鹸で綺麗にします。
洗い終わったら乾燥させます。
そのあと電池を一つ逆向きに入れて電気が流れないようにして、収納します。
電池を逆向きにして収納すれば持ちが良くなるので、ご家庭でも長くお楽しみいただける、便利テクニックだと思います。
毎日使うものではありませんし、いざ使いたい時に電池を探すと萎えちゃいますもんね。
今回は実際の生活でも使えそうな便利なテクニックを紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか？？？
女性の方で、濡れなくて痛いとお悩みの場合は一度ローションや潤滑剤をプレイの前後に使ってみるのはいかがでしょうか？
疲れてる時などは上手く分泌物がでないこともあります。興奮しているのに濡れてないと不安になる？そんな日もあると気にすることはありません。
興奮しながらリラックスしてソロプレイもペアプレイもグループプレイも楽しんでいきましょう。
次回はアダルト専門スタイリストのお仕事のメインとなる衣装選び第一弾と称して衣装選びの際に重要視しているポイントをご紹介したいと思います。
よろしくお願いマッスルスティック♡
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