こんにちは。元風俗嬢でアダルトライターの百花繚乱です!

わたしはドメンヘラをこじらせて、普通の仕事がほとんどできなくなりました。地元を飛び出して東京でひとり暮らしをしていたので、それでは食べていくことさえままなりません。そのため、いい歳になるまで援助交際をしながら生計を立てていた、底辺クソ女でした。

精神病を患っていると、健常者のようには働くことができません。メンヘラの症状は人それぞれですが、わたしの場合は記憶障害があって何も覚えておくことができないし、夜は眠れないので必然的に朝には起きられなかったのです。

さて、今回はそんな底辺クソ女でも彼氏ができたというお話。出会いは、やはり援交でした。だって、それ以外は外出してないもん。

彼との出会いはホ別3のお泊り

普段のわたしの援交方法はホ別2(手取り2万)くらいで、男性と1〜2時間程度を共にするというものでした。これなら、一晩で数人の男性と会うことができます。

しかし、睡眠障害が日に日にひどくなり、落ち込むことも多くなっていたこのころ。なんだか何もかも面倒くさくなり、朝までホテルで付き合う代わりにホ別3をいただくということが増えてきます。

メンヘラのせいで、誰でもいいから長い夜を一緒に過ごして欲しかったのかもしれません。誰かが傍らにいると、少しは眠れる気もしました。

ただし、お泊りするならば気持ち悪いおっさんが相手じゃさすがにイヤ!若くてそこそこの人を探していたのだから、わたしも現金なものです。

のちに彼氏となるその男性は、わたしより5歳も若い、IT系の会社員でした。

待ち合わせて一晩を共にする

某出会い系サイトで見つけたその人とは、いつものように新宿で待ち合わせをしました。先に来ていた彼は、背が高くてすごく細身。見るからにインテリ系です。

最近のパパ活の事情はあまりわからないけれど、援助交際では意外と年上好きな若い男性に当たることもよくありました。まあ、確かにおっさん相手よりはラッキーです。

わたしたちは即ラブホテルにチェックインし、一戦交えてからいろんなおしゃべりをしました。外見はシュッとしているのに、北関東の訛りが残る彼は、素朴でいい人のように思えます。

わたしもいい印象を残したいので、毎晩のように援交をしているなんてことは口にしませんでした。でも、バレバレだったかもしれないですね。

その夜は、彼がそばにいる安心感で、いつもよりよく眠れたような気がします。

だんだんとお金抜きでも会うようになる

彼がわたしを気に入ってくれたことは明白だったので、またリピートしてくれそうだと考え、翌朝には自分から連絡先を渡しました。すると、彼は毎日のように連絡をしてくるのです。

普通ならうっとうしいかもしれませんが、寂しさの極限にいたわたしは、彼と他愛もない話をする毎日が楽しくなってきました。

そのうち普通にご飯を食べに行ったり、飲みに行ったりすることのほうが多くなってきます。もちろん出会いが出会いなので、すべて彼のおごりですけどね。

ドメンヘラのビッチだったので、自宅にもすぐに連れ込みました(笑)彼といると、寂しさが薄れるような気がしたのです。さあ、メンヘラ依存の発動で〜す!

彼は、だんだんウチから会社に出勤するようになり、半同棲のような生活がスタートしました。しかし、ドメンヘラのくせに普通の恋愛ができると思ったら、大間違いだったのです。

彼とは長い付き合いになった

彼とは、結局その後2~3年ほども続いたでしょうか。この辺りは、メンヘラのせいで頭がぼうっとしていたので、あまり定かではありません。

というか、素敵すぎる現在の夫より以前に付き合った人のことなんて今となってはどうでもいいので、ほぼ記憶から消去されています。

夫のノロケ話は置いておいて、その彼とは意外と長い付き合いになりました。見た目も悪くなかったし、なにより優しかったのです。

わたしは摂食障害も患っていたので、短期間にプラスマイナス5キロくらいは平気で変動していました。太っているときには、すごく細身の彼の前で裸になるのがイヤで、セックスを断ることも多かったです。

「太ったとか痩せてるとか、そんなことは関係ない。百花自体が好きなんだよ」
そんな言葉を、照れくさそうに口にしたこともある彼でした。

しかし、だんだんと彼の心が離れていくことになるのです…
次回、後編をお送りします。

援助交際やパパ活は売春という違法行為です。処罰はされませんが、摘発され保護対象となる可能性があります。危険なことに巻き込まれる確率が高いので、もしやっている人がいたら、すぐにやめましょうね。
もし私のようにメンヘラをこじらせて働けない状態になってしまった場合は医療機関や行政に相談してください。
メンタルが不調な時に相談できる行政などの一覧はこちら↓
https://manmam.jp/2022/04/20/a-323/

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百花繚乱

元底辺ドメンヘラで、現在は夫が大好きな幸せ人妻。 いろんな風俗店を転々とした暗黒時代を、持ち前の明るさでおもしろエロく綴ります! 皆さんのHappyライフへのヒントになれます...

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