イキ活講座 正しい避妊法を知って自分とパートナー、そして赤ちゃんを守ろう
セックスはしたいけど、妊娠は望んでいないという方は多いと思います。
もちろん妊娠するための行為ではありますが、同時に愛を確かめ合う行為でもあるので自然なこと。罪悪感を感じることではありません。
妊娠って色々な準備や心構えが必要ですよね。
望まない妊娠をしないためには、避妊が必要です。
セックス未経験の方は、避妊についてよくわからないという方もいるでしょう。また、セックス経験者の方で、避妊をしたことがない方もいるかもしれません。
そこで今回は、正しい避妊の方法についてご紹介します。
あやまん監督
妊娠を望まないセックス=ビッチではない!!
愛を確かめ合う行為は必要よね。
問題なのは育てられる状況ではないのに妊娠してしまうことかな
避妊方法の種類
避妊の方法にはいくつか種類があります。病院の診察が必要なものもあるので、ぜひ頭にいれておいてください。
ピル(経口避妊薬)
もっとも手堅い避妊方法がピルを飲むこと。
黄体ホルモンと卵胞ホルモンが含まれた飲み薬です。体を偽の妊娠状態にし、排卵を止めて避妊します。正しく服用すればほぼ100%の確率で避妊ができる薬です。
ただ、喫煙をしていると内服できない場合があったり、副作用が出たりする可能性があります。副作用には命にかかわるものもあるので、注意しながら使いましょう。筆者は病院で、血栓症予防のために同じ体勢をとり続けないことや水分をしっかりとることを促されました。
コンドーム
こちらは割と身近なのではないでしょうか。コンビニやネットで気軽に手に入れられます。
精子の膣内への侵入を防げますが、破けたり膣内でズレたりと失敗する可能性もあるのが難点。
また、避妊できる確率は実はそこまで高くありません。そのため、避妊方法というよりは性感染症予防ととらえる方がいいかもしれません。
ピルを服用しながらコンドームも使うのが、避妊にも性感染症予防にもつながるより良い方法です。
子宮内避妊システム(ミレーナ)
こちらは聞いたことがない方も多いかもしれません。
子宮内に小さな器具を入れ、黄体ホルモンを出します。最長5年間挿入できる器具です。
病院での診察が必要で、感染症や子宮がんなどの疑いがないことを確認してから入れます。
ただ、挿入時に子宮穿孔や感染症のリスクが生じる可能性があるのでよく考えましょう。また挿入後には不正出血が続く場合もあります。
子宮内避妊リング
こちらも子宮内に小さな器具を入れて、受精卵が子宮内膜に着床するのを防ぎます。2~5年挿入が可能です。
また、授乳中にも使えます。むしろ出産や中絶経験がないと使いにくいようです。
こちらも先程のミレーナと同様、病院での診察が必要で、感染症や子宮がんなどの疑いがないことを確認してから入れます。挿入時の子宮穿孔や感染症のリスクも同様で、挿入後不正出血が続く可能性があります。
避妊手術
男性の場合は精管を結紮・切断、女性の場合は卵管を結紮・切除する方法です。術後の妊娠はあまり期待できないところがあります。
アフターピル
聞いたことがある方もいるかもしれません。緊急避妊薬のことです。望まないセックスがあったときに、セックス後72時間以内に服用します。
薬を飲む時間が早ければ早いほど、避妊できる確率は上がるので早めに受診しましょう。
また、レイプなどの犯罪被害で服用が必要な場合は、警察に届けると公費負担の制度を利用できます。
あやまん監督
こんなにたくさんの種類があるんだ。
自分に合ったものを見つけていきたいですね。
感染症予防のためにもコンドームは必須
自分で意識すること
前項では、道具や病院の薬などが必要な避妊方法についてご紹介しました。
ここからは、自分での避妊への意識を高めていくためのポイントをお伝えします。
望まないセックスはしない
これがまず大事。なんとなく流れでしちゃった、ということのないようにしましょう。
嫌なら嫌とはっきり言うことが大切。あなたのことを想ってくれている相手なら別の形で愛情を表現してくれますよ。
あやまん監督
致す相手は厳選しましょう。
たとえワンナイトになってしまったとしても避妊や感染症予防をしっかりしていれば笑い話に昇華できます
相手と避妊についてしっかり考える
カップルやセックスフレンド同士でしっかりと避妊については確認しておきましょう。妊娠を望まないのであれば相手にその旨を伝えましょうね。
また、多くのセックスフレンドと関係を持つ方もいると思います。そういう方は妊娠の問題だけでなく、性感染症の予防にも気を配っておいたほうがよいでしょう。
あやまん監督
ヤリマンのみんな〜!!これ大事だからね〜!!
犯罪に巻き込まれたら自分を責めず病院へ
どんなに自分で気を付けていても犯罪に巻き込まれてしまう可能性はゼロではありません。悪いのは加害者。自分を責めずに、警察や病院へ相談しましょう。
被害者は相当つらいはずです。避妊について知っておくことで、自分だけではない他の方のサポートもできるようになると筆者は考えています。
警視庁/医療費等の助成・病院の紹介・カウンセリング
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/sodan/shien/higai/support/josei.html
望まない妊娠を避けよう
今回は避妊の方法についてご紹介しました。
身体的に妊娠するのは女性ですが、命を授かるということにおいては女性のみの責任ではありません。避妊は男女どちらの問題でもあります。
宿った命に悲しいことをしないためにも、そしてセックスを存分に楽しむためにも、避妊について知っておいてくださいね!
あやまん監督
そうそう。
避妊は男女ともに考えなくてはならない問題です。
正しい知識で安心できる気持ちいいセックスをしましょうね
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