エロ用語講座 既セク(きせく)とは?語源や男女の意識の違いを解説
エロ用語の中には長い言葉をギュッと縮めたものがいくつか存在します。
「援助交際=援交」や「顔面射精=顔射」などが代表例ですが、その中に「既セク」という、男女の関係をたったの3文字で表現してしまう言葉が存在するんです。
そして、この言葉は男女ならではの温度差も感じるちょっと複雑なキーワード。
そこで今回は「既セク」について徹底的に解説していきたいと思います!
SNS社会が産んだエロ用語「既セク」とは?
「既セク」というのは「既にセックス済」の略語のネットスラングで、読み方は「きせく」です。
その発祥は2010年代半ばと言われています。
それには気軽に異性と出会えるマッチングアプリの普及や、作家の藤沢数希氏による男性向けの恋愛マニュアルである「恋愛工学」が主にTwitter(現在はX)で流行した事も大きく関係しています。
恋愛を科学的や論理的な視点から捉え、「モテ」は技術や計算で作る事が可能=それを習得すれば誰でも女性を落とせるという、今までにない画期的な理論は、多くの非モテ男性に大きな夢と希望を与えました。
そして、それを実践した結果を報告したり情報交換をする「恋愛クラスタ」と呼ばれる一部のユーザーが、自分たちのデートの成果を少ない文字数で分かりやすく伝えるためにいくつもの略語が誕生しました。
「既セク」もそのひとつとなります。
そして、恋愛クラスタだけではなく、SNSで異性と性的な繋がりを持つ裏垢界隈でも男女問わず使われるようになり、いつしかライトな恋愛を楽しむ若い世代にも広がっていきました。
毎回、「既にセックス済」「前にヤッた事がある」と書くのは文字数が多く肝心の内容までの導入が長くなりがちなのを、たった3文字で伝えられる気軽さが魅力なのかもしれません。
ちなみに、既セクの反対側は「未セク」です。
言わずもがな「まだセックスしていない」状態を指しているので、セットで覚えておいてくださいね。
温度差がありすぎる!
男女それぞれの「既セク」に対する意識調査
「既セク」が身体の関係の有無を指す言葉というのは前出の通りですが、恋愛や結婚といった所謂ちゃんとした関係や、セフレのように正式ではないものの続いている関係ではなく、もっと曖昧で不確かな間柄で使われる場合が多いようです。
ざっくり言えば、アプリやナンパ、飲み会のようにライトな出会いの中で、ただセックスした事があるだけの異性といった意味合いだと言えば伝わるでしょうか?
そして、既セクはワンナイトやヤリ逃げのようにその場限りではなく次に繋がる可能性を秘めながらも、その確証がない場合が多いのも興味深いところです。
さらに、ここからは男女の既セクに対する価値観の違いに触れていきたいと思います。
まず、男性目線でいうと「既セク」はこの単語が生まれた背景の通り、単なるラベリング。
ヤッた事があるか無いかを分類するだけの言葉という感覚しかないという人が多いように思います。
使い方としては「アプリでプロフ写真が変わってるのに気付かず、既セクと再びマッチングしてしまった」「明日の飲み会に既セクも来るらしくて気まずい」という少し面倒くさいと思っていそうな雰囲気。
そして、女性の場合は少し複雑で、成り行きでセックスしてしまった相手に対して情が湧いているというニュアンスで使われる場合が多いような気がします。
例を挙げてみると「既セクからその後連絡が来ないし電話にも出てくれない」「友達が付き合い始めた男、実は既セクなんだけどバレたらどうしよう」というように、湿度を感じながらも拗れていると言う印象です。
もちろん、全ての男女がそうではありませんが、同じ言葉でもこんなに違いがあるなんて面白いですね。
ちなみに、「既セク」が1回限りの関係なのかと言うと、実はそうでもない場合もあるというのがこの言葉の単純ではないところなんです。
男性から見たら既セクは「一度ヤッた事がある=話が早い」というように、気楽さや安心感が前面に出る事もあります。
つまり、ポジティブに捉えやすい。
その一方で女性は「軽弾みにヤッちゃったけど、その後も雑に扱われたくない」「ズルズルと都合のいい存在にされたらどうしよう」という不安を感じながらも現実をシビアに見極めようとします。
男と女、たった一夜の成り行きのセックスに対してここまで温度差があるなんて、関係が一筋縄ではいかないのも頷けますね。
「既セク」は男の戦利品だけで終わらせないで!
女も図太くたっていいんです♡
今回は「既セク」について解説してみましたが、いかがでしたか?
アプリやナンパといった軽い出会いで意気投合したり、雰囲気に流されてセックスした事があるという女性も少なくないと思います。
男性側がそれを「既セク」「未セク」とラベリングしてSNSで戦績として報告しているなんて考えたら、ちょっと心がザワついてしまいますよね。
男性のようにセックスを狩りやゲームのように思えないのが女心ですが、時には「既セクですが、何か?」と開き直って、相手のテクやサイズを心の中でジャッジしてみると面白いのでおすすめです。




