ウーマナイザー×OliviAから学ぶ「ふれあい」をアップデートする講座【イベントレポ】
セックスレス、不感症、自己肯定感の低さ。
性の悩みは、誰かに相談しづらく、自分でも気づきにくい“静かな孤独”のひとつかもしれません。
けれど——
「触れる」ことから、その殻をそっとやさしく溶かしていけたら?
そんな想いから開催されたのが、吸引式プレジャートイのパイオニア「ウーマナイザー」と、ラブライフアドバイザーOliviAさんによるコラボイベント。
2025年5月14日、白金台にある美しいサロン「つきよみ白金台」にて開催されました。
イベントの主催は、世界中の女性のセルフプレジャー観を変えたと言っても過言ではない、吸引トイのパイオニア《ウーマナイザー》。
そのパートナーとして登壇したのは、ラブライフアドバイザー®として国際的に活動する《OliviA(オリビア)》さん。
触れるケア「LOVEもみ®」の考案者としても知られ、“快感”を優しくかつ実践的に語るそのスタイルに、多くの女性が共感を寄せています。

イベントのテーマは、“心地よさとつながる”新しいふれあい方。
性の知識を「学ぶ」だけではなく、自分の体にやさしく「触れてみる」。
普段とはちょっと違うセミナー体験に、取材者自身も癒され、ハッとさせられた時間となりました…!
この記事では、イベントでの学びやワークの内容を、まるごと「読むセミナー」としてお届けします。
セックスレスやセルフプレジャーへの漠然としたモヤモヤを抱えている方こそ、ぜひ読み進めてみてくださいね。

ーーということで、みなさんこんにちは。
今回レポートをお届けする、セックスカウンセラーなつえりです。
manmamでは「ベッドの上のPDCA」というコラム連載をしています。

今日は素敵なイベントに参加するということで、ドレスコードも気合を入れて来ましたよ。
「なつえりさん、会場までそのTシャツで歩いて来たんですか…?」
ざわめく参加者一同。
「あ… ここに着くまで、裏返しにして来ました…。」
ビビリ… 圧倒的…ビビリ…ッ!

イベントが開催された「つきよみ白金台」は、まさに“自分に還る”ための空間。
都心とは思えないほど緑に囲まれ、静謐だけどあたたかい空気が流れていて、すーっと深く息を吸い込みたくなるような、ナチュラルでやさしい場所でした。
なので私も、ちょっと自分に還りすぎたようです。

……ということで本題に入ります!
OliviA先生×ウーマナイザーによる「読むセミナー」スタート!
第一章:なぜ今、プレジャートイに“触れる”イベントなのか?
近年、「フェムテック」や「フェムケア」といった言葉は、少しずつ私たちの耳にも馴染み始めました。月経や妊活、更年期など女性特有の身体のテーマについて、徐々に語れる空気が育ってきたとも言えるでしょう。
けれど、「性」や「セルフプレジャー」については、まだまだタブー感が根強いのが現実です。

例えば、ウーマナイザーが実施した国際的な調査によると、日本人女性の約8割超が「プレジャートイを持っていない」と回答。
さらに、「パートナーにプレジャートイを提案された場合、使用しますか?」という問いに対し、4割は「まったく可能性がない」、つまり、使うつもりがないと答えています。
この数字は、世界的に見るとかなり低い水準…。
取材者のなつえり自身も、「プレジャートイ?!そんなの変態が持ってるやつでしょ…」と、20代の若い女の子から嫌煙されたことがありました。
・性欲を持っていると知られるのが恥ずかしい
・“気持ちよくなりたい” という純粋な欲求を認められない
・セルフプレジャーしていると知られたくない
いくら世の中オープンに変わってきたとはいえ、若い世代でさえ、まだまだそんな状況にあるのかなと。
つまり、“性に対してオープンでいること”自体が、まだ「恥ずかしいもの」「語るべきではないもの」として捉えられているのだと思います。
性について話すこと。
自分の快感に向き合うこと。
そして、その選択肢として「ツール=プレジャートイ」を持つこと…
それらすべてを、イベントというリアルな場で“安全に・楽しく・自分のペースで”体験できる機会は、まさに今の日本にこそ必要な取り組みだと言えます。
第二章:セックスレスのタイプ分類と “ふれあい” の再定義

「最近ふたりの距離、ちょっと遠い気がする」
そんな違和感をそっと言語化してくれたのが、OliviAさんの“セックスレスのタイプ分類”でした。
イベントでは、ひとくちに“セックスレス”と言っても、その背景は実に多様であることが紹介されました。
OliviAさんが長年セックスカウンセリングを受けてきた中で、この8タイプに分けられるとのこと。
【あなたは当てはまってない? セックスレスの8タイプ】

・お疲れレス
「仕事・家事・育児でヘトヘト。ベッドに入ると気絶レベルで爆睡…」
・めんどくさいレス
「どうせまた断られるかも…誘う気力もないし、流れでスキップが当たり前に」
・タイミングレス
「子どもが起きてる時間は無理、休日も予定バラバラ。二人のタイミングが合わない」
・マンネリレス
「ワンパターンで新鮮味ゼロ。満足できないのに、改善もされない」
・おともだちレス
「なんでも話せるけど、もう恋人感はゼロ。“性”が入る隙がない」
・家族愛化レス
「いいパパ・いいママではあるけど、男女ではなくなってきた」
・産後レス
「体の変化や育児の忙しさで、“性”に向き合う余裕なんてない」
・性欲レス
「性欲がもともと少ない、あるいは今はまったく湧かない。でもそれを伝えづらい」
どのケースも、“悪者”がいないのがリアルだなと。
セックスを取り巻く環境は、お互いのコミュニケーションが形作っているもの。
参加者の女性たちにも、「ああ… ウチはこのタイプに当てはまっているかもしれないなー」なんて振り返りつつも、それを責めるのではなく、「ふたりにとって心地よい距離感ってなんだろう?」と、やさしく問い直す時間が流れました。
また、レスを解消したい女性の心理としては、以下のものがある、との解説。
これ、私自身も「わー、共感するなぁー」とうなずいちゃいました。
セックスレスを解消したい…そう願う背景には、女性それぞれの「心の動機」があります。
ラブライフアドバイザーのOliviA先生は、それを5つのタイプに分類して、より丁寧なアプローチの必要性を伝えています。
【セックスレスを解消したい女性の心理】

妊娠待望型
セックス=妊娠するための手段。
パートナーとの性的つながりというより、赤ちゃんを授かりたいという願いが強く、タイミング法や排卵期を意識したセックスになりがちです。楽しさや気持ちよさよりも「目的」に意識が向いている状態。
比較型
自分のセックスライフを、他人と比べてしまうタイプ。
「他の夫婦はどれくらいしてるんだろう?」「友達は満足してるのに…」という思いから、自分の関係に自信が持てず、焦りや不安につながることも。
セクシュアルアイデンティティ型
セックスや性欲の有無によって「私は女性としてどうなんだろう」と悩むタイプ。
性に関する自己認識が揺れていて、「自分は異常なのでは?」と感じてしまうことがあります。
快楽追求型
性行為を「楽しみたい」「気持ちよさをもっと味わいたい」と感じるタイプ。
快感への純粋な欲求が強く、セルフプレジャーも前向きに取り入れている人が多い傾向にあります。
浮気防止型
「しないと浮気されるかも」という不安から、セックスを再開したいと考えるタイプ。
安心感を得るための手段としてセックスを位置づけているケースです。
このように、「レスを解消したい」という気持ちの裏には、実はさまざまな心理的背景が隠れています。
だからこそ、ただテクニックや頻度を改善するのではなく、自分自身が「何を満たしたいのか」を知ることが、はじめの一歩なのかもしれません。
なつえりもレスになった経験があるので、OliviAさんのこんな言葉が印象的でした。
「“性”の話をするのって、ハードルが高い。でも“触れる”ことから始めてみると、案外会話がしやすくなるんです」
そう、“スキンシップ”は、言葉を超えたコミュニケーションのはじまり。
そこに正解やゴールはなく、ただ “気持ちいいね” を共有できる関係性こそが、セックスレスというラベルを乗り越えて、ふたりをまたつなぎ直してくれるのかもしれません。
第三章:LOVEもみ®の実践——やさしく触れる、触れられる
“性”の話って、どうしても「する・される」みたいな力関係が潜んでしまいがち。
でもこの日、OliviAさんが教えてくれたのは、もっとやわらかくて、もっと愛おしい“ふれあい”の方法。
パートナーシップに今日から取り入れたくなる、”自分と相手をいたわる” ヒントがたくさん詰まっていました。

テーマは、OliviA先生が考案した独自メソッド「LOVEもみ®」。
性に特化した“愛あるタッチ”を通じて、「触れる」ことの意味をもう一度見つめなおせるコミュニケーションツールです。

ちなみに、パートナーとの心の距離を少しずつ近づけていくプロセスとして、マッサージはとても有効です!
「親密さの12段階」にもあるように、“手でカラダに触れる”ステップは、スキンシップから性的接触へとつながる重要な橋渡し。
いきなりセックスするのではなく、「触れる」ことから関係を温め直すことで、セックスレスの改善にもつながりやすくなります。
ここで紹介されたのは、マッサージ効果も期待できる、LOVEもみも「3つの基本タッチ」。
例えば、パートナーのことを撫でたり、ハグしたりして、軽くマッサージしている人は多いと思いますが、その際に、この3つのタッチを実践するだけでも「愛されている感じがする」し、気持ちも一緒に満たされるコミュニケーションになること間違いなし。

タッチ1 ソフトランディング
最初の一手は「羽がふわっと降りるように」
タッチ2 エアーレスタッチ
表面だけじゃなく、隙間なく体の輪郭をなぞるように撫でて、少し内側までじんわり届くように触れる
タッチ3 センシュアルタッチ
皮膚がへこむかへこまないか位の強さで、指の腹を相手の皮膚の表面にすべらせていく。「気持ちいい」がゆっくり広がるタッチで余韻を楽しむ。
また、技術的なことだけでなく、「触れる前に、自分の心がざわついていないかを確認する」。
そんな感覚的なセルフチェックも丁寧に案内されました。
相手の心の状態って、触れている手を通してなんとなく伝わって来ますよね。
せかせかした気持ちなら、なんとなく焦りが伝わったり。
喧嘩した直後だと、なんとなく不信感や不満が伝わってきたり…
「心が整っていない状態なら、相手に触れない方がマシなこともある」とは、OliviA先生の言葉。
まさしく、相手をいたわる前に、まずは自分の心からケアしてあげることが大切!
第四章:Womanizer Vibe を“マッサージャー”として使うという提案
「えっ、ここに当てていいの?」
「わ〜気持ちいい!」
「あー、肩凝ってる…」
イベント中盤、会場の空気が一番ほぐれたのが、この時間だったかもしれません。
ウーマナイザー初の“振動に特化した”トイ「Womanizer Vibe」を、なんと「性感」ではない場所に使ってみるという、ちょっとユニークなワーク。

…印象的だったのは、プレジャートイを“性感用”と決めつけないという視点。
「快感のための道具」ではなく、「心地よさやぬくもりを深めるツール」として捉えることで、”エロエロしいもの” という先入観がほどけていきました。
例えば、トイを手のひらであたためてから、自分の鎖骨に沿って撫でてみる。ツボ押しをしてみる。
ただそれだけでも、“自分をいたわる時間”として十分なんだと感じられたのは、とても大きな学びでした。

参加者が実際に手に取り、自分の首筋・肩・手のひら・くるぶしなどに当てていきます。
OliviAさんのナビゲートに沿って、ふんわり振動がじわじわと広がっていく感覚に、思わず笑顔がこぼれる人、うっとりと目を閉じる人、それぞれの“心地よさ”がその場に咲いていました。
「性感帯って、ここだけ、って決めつけがちだけど、本当は“グラデーション”なんです」
と語るOliviAさん。
このワークが始まったとき、「トイをみんなで実際に体に当てていきますねー」と案内があったので、「エッ… みんなで一斉にアソコに当てるんか??!」と、どぎまぎしてしまいました。
(午前の部の参加者さんも、同じ反応だったそうです笑)
なので、これまで「トイ=アソコに当てるもの」と思い込んでいた参加者にとって、“心地よさって、もっと自由でいいんだ”という気づきが生まれる瞬間でもありました。

会場にはリラックスした笑い声が響き、まるで「女性のためのウェルネスサロン」のような温かい雰囲気。
この体験は、プレジャートイという存在が「快感を与えるもの」から「わたしの感覚を思い出させてくれるパートナー」へと進化していることを、まさに体感で教えてくれたのでした。

>>>こちらのワークで使用した「Womanizer Vibe」はAmazonでチェックすることができます。
振動強弱段階は10段階、オートパイロットモード(自動運転)は3パターンと充実しています。
第五章:プレジャーマップを通じて知る、“私の性感グラデーション”
「性感帯って、どこ?」
そんな素朴な疑問に、科学でもロマンでもなく、“自分の感覚”で向き合っていくためのワークが、このイベントには用意されていました。
それが、今回のために開発された特製ツールである『プレジャーマップ』。

白紙の人型シートに、「どこを触れられると気持ちいい?」「やさしくされたい場所は?」「逆に苦手な場所は?」などと書かれています。
そんな問いかけに沿って、参加者がそれぞれの身体をぬり絵のように彩っていきます。

このワークの面白さは、答えが正解じゃないところ。
人と違ってもいいし、同じ自分でも日によって変わってもいい。
ある参加者はこんなふうにつぶやきました。
「わたし、くるぶしが気持ちいいなんて知らなかった…!」
また別の方は、手のひらやうなじをていねいに塗って、「もっと触れてあげたいのに、いつも後回しにしてた」と微笑んでいました。
OliviAさんは言います。
「性感は“点”じゃなくて“面”。その面はグラデーションでできていて、しかも人それぞれ違う。」
“性感帯”という言葉に縛られてきたわたしたちにとって、このワークは、「感じ方にマニュアルはいらない」というやさしい再確認となりました。
“気持ちよさ”は、ひとつじゃない。
“わたしの感じる”を知ることが、セクシャルウェルネスの本質なのかもしれません。
ちなみに、なつえりの性感帯は…
全身どす。
特に、頭皮!!!
感度が上がってくると、後頭部に手をかざす気配だけで快感センサーが反応し、「オウフッッ!!///」とイッてしまわれるほどです。
Suicaかな?
第六章:セルフプレジャーへの素朴な疑問と、科学的な答え(Q&Aセッションより)
イベントの後半は、参加者からの質問にOliviAさんとウーマナイザー広報担当小澤さんが答えてくれるQ&Aセッションへ。
恥ずかしいこと、聞いちゃいけないこと——そんな空気はゼロで、「性と真剣に向き合う」熱心な質疑応答タイムでした。
あたたかくてユーモラスなやりとりの中で、“知ってるつもり”がほどけていく時間になりました。
Q1.プレジャートイでセルフプレジャーしすぎると、クリトリスって大きくなっちゃいますか?
「たしかにちょっと気になる…」という声、多かったです。
でも答えは明快。
→ いいえ、大きくなりません。
クリトリスが大きくなるのは、筋トレで筋肉が肥大するような仕組みではなく、ホルモンバランスや加齢による自然な変化。
日々のセルフプレジャーやトイの使用で“肥大する”ことはないとのこと。
ただし、取材者なつえりが補足させていただくと… クリキャップなどの「真空状態」でギューッと組織や血管を引っ張り続けると、大きくなっていってしまうことがあります。
強い力をかけ続けることは避けた方がよいけれど、指だったり、ウーマナイザーのトイを当てることによるセルフプレジャーで肥大していくことは考えにくいでしょう。
Q2.トイに慣れすぎたら、パートナーとのセックスで満足できなくなりませんか?
この問いには、会場の何人かが深くうなずいていました。
→ トイの刺激に慣れすぎてしまうと、可能性はなきにしもあらず。でも、一時的に離れてみる、刺激を変えてみるなどで感覚をリセットできます。
大切なのは、「気持ちよさ」に正解を求めすぎないこと。
トイの刺激が強すぎると感じたら、“お休み”してみたり、場所やモードを変えてみたりするだけで、感覚はゆるやかに戻ってくるそうです。
「トイとセックスは、“どっちを選ぶか”じゃなくて、共存できるんです」と、OliviAさん。
Q3.セルフプレジャーって、そもそも体にいいの?
これには、むしろYesしかないと言ってもいいくらい!
イエス、イエス、イェエーース!!(←昔のハー◯ル エッセンスのシャンプーのCM)
→ オキシトシン(幸せホルモン)が分泌され、リラックス・自律神経の調整・生理痛の緩和・睡眠の質アップ…
などなど、心身に嬉しい効果だらけ。
しかも“誰にも気をつかわずに”自分を整えられるのが、セルフプレジャーのいいところ。
「セルフプレジャー=いやらしいこと」じゃない。
「自分をいたわるセルフケアの一つ」としての捉え方が、いま求められているのかもしれません。
「自分やパートナーの体と心に、やさしく触れることの心地よさ」を思い出させてくれました

イベントを通して印象的だったのは、トイの使い方やタッチの技術よりもずっと手前に、「自分やパートナーの体と心に、やさしく触れることの心地よさ」を思い出させてくれたこと!
セェックス!★
と言うと、なんだか”イベント感”なニュアンスが出てきてしまいますが…
触れることで、自分も相手も心地よく、いたわりを伝え合う優しいコミュニケーションにもなってくれるはず。

そして、
「性生活は“する・しない”の二択じゃなくて、もっとグラデーションがあっていい」
「感じ方も、心地よさも、一人ひとり違っていい」
自分の性にオープンでいたい人も、まだちょっと怖いなと思っている人も。
今回のコラボイベントのように、みんなが“自分のペースでふれあえる場所”が、これからもっと増えていきますように…
そんな願いとともに、ウーマナイザー×OliviAのコラボイベントは、静かで、力強い余韻を残して幕を閉じました!

ありがとうございました!
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