エロ美発見伝 セックスするのに命がけすぎるカマキリ
皆さんこんにちは、潮田水音です。最近暑すぎますね。毎年ボジョレーヌーボーの如く暑さが更新されている気がしますが来年はどうなるんでしょう。もういっそ宇宙服がドレスコードになればいいのではと思う潮田です。
さて、夏って生き物がよく生まれてきたり繁殖したりするシーズンですよね。しかし自然は厳しいもの、中にはセックスするのも命がけな生き物がいます。今日はその生き物について学んでイキましょう。
セックスするのに命がけすぎるカマキリ
カマキリは交尾中にメスがオスを食べてしまうことで有名です。その死亡率、実に25%。あれ、意外と生き残ってんなオス。確実に死んじゃうと思ってた。
ただ、致死量のオス(???)を食べたメスとそうでないメス(食べきれなかったってことは優しすぎたのかな……?)では生む卵の量が倍以上違ったとかいう研究結果も出ており、また卵に行きわたる栄養量も格段に違うらしいので子孫を残すのに食べられた方が有利とのこと。もう少し詳しく話すと、食べられちゃったオスのアミノ酸は実に90%もメスの身体に行きわたり、その結果メスはたくさんの卵を産むことに成功するというメカニズムらしいです。食べられなかった場合、アミノ酸は射精の時のザーメン分である25%しかメスに行きわたらずに卵も少なくなるとか。
つまるところ、どの世界でも肉食系女子は強いということなのかもしれません。カマキリの場合肉食系女子(物理)ですが。
ただまあ、生き残れば何回もセックスできるわけだから一長一短ですね。生き延びて何度もセックスすることでたくさん子孫を残すのか、それとも一回で食べられてメスのために死んでたくさん卵を産んでもらうのか。でもまぁ、どのみち強くないと一回のセックスの後で生き残ることはできないので結局弱肉強食。自然界は厳しいのです。
カマキリの生態をモデルにした名作小説『ピュア』
ちなみに「もしも女性が男性を食べないと妊娠できない世の中になったら?」というテーマで書かれた小説も出版されております。それが小野美由紀さん著『ピュア』です。
上記テーマはカマキリの生態がモデルにされており、女性はセックスが終わった後、男性を食べないと妊娠できないという歪な進化を遂げています。見た目もカマキリのような鎌や鎧のような身体つきに進化しており、それがまたぞっとする美しさの描写にも繋がっています。近未来ディストピアで生きる主人公の少女が何を思い、何を感じるのか。彼女の未来はどうなっていくのかの物語は必読です。面白すぎて潮田は何度も繰り返し読んでおります。また、描写が美しくエロすぎて活字でこんなに美しい表現ができるんだ、と思えること必須です。気になった方はぜひ読んでみてください。
蛇足 快楽を得るのに命がけになりすぎた人の話
さて、今日はセックスに命がけになる生き物、カマキリの話をしました。セックスを快楽のためにするのは人間くらいだという話もあるくらいですが、ここで快楽を追い求めすぎて死んだ人もいるという教訓話をしておきましょう。それがイーナムクロー馬姦事件です。
端的に言うと「馬とアナルセックスしていた男性が大腸穿孔(要するに腸を馬のチンコが突き破って穴が開いた)で死んだ」というお話です。何やってんだ。この事件はアメリカのワシントン州で起きたのですが、以来同州では動物との性交とその撮影を禁止する法律が光の速さで成立しました。恐ろしいのはこの死んだ男、何度も馬とセックスしていて数回目で死亡したらしいです。何やってんだ本当に。
日本でも年に何人かはお尻にとんでもないものを入れて救急搬送される人が後を絶たないそうです。直近のニュースで見たのだと湯のみとかだったような。快楽を追い求めること自体は潮田も好きですが、自分の身体を大切に、他の人や動物に迷惑をかけない形で気持ちよくなりましょうね!
それでは今日はこの辺で!また次のコラムでお会いしましょう~!!
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