AV業界裏話vol.40 自分が悪いのに撮影やり直し? AV女優さんの衝撃のわがまま事件簿3
みなさま、おはこんばんちはーー♡
他人のわがままは許せますか?
なぜか、自由奔放にわがままにしていても許せてしまう人っていますよね。
男女ともに惑わせてしまう、魔性の女性。
そんな女性になりたい、竹あき嬢です。
今回は久しぶりに、AV女優さんのわがままな事件についてお話しましょう。
Case File:撮影中にモニターをガン見
プロ意識から、他人からの見え方が気になる方は多いです。
ですが、自身の映り方へのこだわりが強すぎる女優さんは時に周囲を困らせます。
作品によっては、ずーっとカメラ目線で演技をするテーマのものもあります。
こういう作品を撮影している際は、カメラ目線で問題ありません。
ですがストーリー性のある作品で、恥じらいが重視されているセックスのシーンなどで、「終始カメラ目線でキメ顔」は違和感が拭えません。
今回ご紹介するのは、現在も活動されているAV女優さんの駆け出し中のエピソードです。
当時、自分を美しく見せることを第1に考えていた彼女は、AV男優さんとの絡みのシーンでも、自分がどう映っているか確認できるモニターを常に見ながら演技。
終始キメ顔をしてしまうので、表情に演技感が強く出過ぎて不自然でした。
絡み中に、いくらカンペで
「モニターを見ないでください」
って言われても、モニターチェックを欠かしません。
カメラをずーっと見ているのなら、まだカメラ目線だから視聴者の感じる違和感が少ないのですが、少し離れたモニターを見ているので、目線が変なんです。
誰かいるの??と第3者の存在を感じますし、ずーっとどこ見ているの??という違和感で視聴者のオナニーする手も止まってしまいます。
こちらが撮影現場の雰囲気です。
絡みのシーンだともっと大所帯になります(AD、男優さんなど人員が増えます)
案の定、撮影終了後に映像チェックした女優さんが、ずっと目線が変なことに気づき、再撮影を要求してきました。
スタッフサイドは、ずっとカンペ出してたじゃんと呆れモード。
基本的にAV作品は、男優さんの射精できる回数に限度があるので、撮り直しはしません。
時間もスタジオ代も無駄にかかってしまうため、監督が再撮影をお断りして、これはこれでいいと女優さんをなだめたのですが、一切聞いてもらうことはできませんでした。
そしてついに女優さんが怒り出してしまったので、このままでは撮影が中断してしまうかもしれないと、男優さんに頭を下げて再撮影をすることになりました。
スタッフ一同、気持ちを新たに、また同じ絡みのシーンを撮影。
ところが、撮り直しをしている際も女優さんはずーっとモニター目線で、1回目の撮影となんの変化もありません。
再撮影する意味がないので、カンペで再度
「モニターを見ないでください」
と出したら、急に女優さんが立ち上がり、もういいと撮影を勝手にやめてしまいました。
現場は緊張感に包まれたものの。
もう必要な素材の撮影は完了していて、これ以上はいらないので、再撮影終了。
女優さんは怒っているだろうとみんなで心配したのですが、再撮影をスタッフ全員で取り組んだことに感謝してくれたらしく、なぜかお礼を言われました。その後の撮影は問題なく進んだのでホッとしましたよ。
今思い出しても、あの時の再撮影の時間はなんだったのかと謎です。
同じことを繰り返してるのに気づいて、急に女優さんも冷静になったのかもしれません。
モニターは女優さんの演技確認ために設置しているのではなく、メインはスタッフの映り込みを確認するために設置しています。
モニターを見ながら、落ちたパンツを拾ったり、ローションを渡したりするんですね。
絶対にスタッフは映り込めないので、全員が見やすい位置に設置するせいか、女優さんも気になってしまうのはしょうがないのかもしれません。
モニターに映る姿を見ながら演技するのは、大切なことです。ですが、あまりに集中しすぎて視線が変になってしまったら本末転倒です。
実はずっとモニターを見ながら演技をしてしまう女優さんは多いんですね。でも撮り直しを要求してきた方はこの方だけだったので、わがままエピソードとして紹介させていただきました。
今後AV作品を見る時に、女優さんの目線にも注目してみてください。
撮影現場の裏側が浮かぶという、新たな楽しみが生まれるかもしれませんよ。
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