「恵方巻きの起源は遊郭のエロ遊び説」はデマだった!?恵方巻きの正しい歴史を徹底調査
皆さんこんにちは、卑猥ドナショーのお時間です。
本日もちょっと役立つエロ情報や気になるニュースを、たっぷりドピュドピュお伝えしてまいります。
さて、2024年は早くも2月に突入し、スーパーやコンビニ等で節分・バレンタインにちなんだ商品を見かける機会が増えました。
数多くのイベントが目白押しな2月ですが、節分・バレンタインと並んで忘れてはいけないもう一つのイベントが「恵方巻き」です。
今年の恵方を向いて、ぶっとい巻き寿司をぱっくん…美味しくて縁起もよいイベントですから、なんとなく毎年やっている…なんて方も多いのはないでしょうか。
いつしかすっかり日本中に浸透し、上記のイベントと並んで毎年2月の恒例行事となった恵方巻き。
今回はそんな恵方巻きの起源と、正しい歴史についてご紹介してまいります。
まことしやかに囁かれる、「恵方巻きは遊郭のエロ遊びから広まった」という説
恵方巻きを食べる文化は、京都の島原遊郭から生まれた…―。
こんな驚きの説が、昨今まことしやかに囁かれているのをご存知でしょうか。
なんでも、江戸~明治時代に栄えていた京都の島原遊郭で、節分の日に行われていた「相互口淫」が元ネタなのだとか。
相互口淫とは、その字の通り「シックスナイン」を指す言葉。節分の豆遊び(クリ舐め)と同時に、陰茎を丸かぶりして楽しむ遊女のエロ遊び…これこそが恵方巻きの起源だというのです。
今や大人も子供も男も女も、幅広い層に楽しまれている「恵方巻き文化」ですが、起源がまさかの「シックスナイン」だったなんて!
もう子供に食べさせるのはやめよう…なんて親御さんもいらっしゃるかもしれませんね。
ご安心ください、この説はすべて嘘っぱち!まったくのデマだと判明しているんです。
まずはこちらをご覧ください。
恵方巻きっていうのは元々江戸から明治時代の島原遊郭(京都)での遊びが発祥なんだよね。節分の日の「豆まき(豆遊び)⇄寿司丸かぶり」ていうのは相互口淫の事で「陰核を巻き陰茎をくわえる男女の睦み姿鬼の如し」て赤丸稲荷の古文書に書いてる。これ知ってる人少ないかも。
— 平民金子(神戸の、その向こう/めしとまち) (@heimin) February 3, 2010
今から約14年前、当時のTwitter(現X)にてこのようなツイートが注目を集めました。
この非常に面白い説に心打たれた多くのユーザーによって拡散され、瞬く間に大バズり。
しかしこの説、まったくの嘘っぱちだとツイート主本人がネタばらししているんです。
って、さっきハッピーターン食べながら考えた嘘なんですけども。デマが広がりますように…
— 平民金子(神戸の、その向こう/めしとまち) (@heimin) February 3, 2010
先ほどのツイートからおよそ6分後の発言ですが、前者のツイートが大バズりする一方で、こちらのツイートはさほど注目されませんでした。
あくまでもネタとして投稿された「嘘っぱち恵方巻きヒストリー」ですが、思いもよらぬ大拡散によって多くのユーザーに「真実」として伝わってしまったんですね。
この説は現在に至るまで多くの人に信じられているようですが、このように元をたどるとただの「ネタツイート」だったわけです。
とはいえ非常によく考えられた面白い説なので、本当だとしてもなんとなく納得してしまいそうですね。
恵方巻きが広く世間に浸透したきっかけはセブンイレブン?
さて、そんな恵方巻きの本当の歴史を紐解いていきましょう。
恵方巻きはもともと、大阪の商人が商売繁盛を祈願して行った「願掛け」が始まりだといわれています。
節分の日にぶっとい巻き寿司を食べることで、その年の商売繁盛を祈るわけですね。
※諸説あります
ちなみに当時はまだ「恵方巻き」という名称ではなく、「太巻き寿司」や「丸かぶり寿司」といった至って普通のネーミングだったようです。
その後、海苔業界の宣伝によって関西地方全域に根付いていったとされています。
でも今や、恵方巻きは関西だけでなく日本全域に浸透した行事となっていますよね。
このきっかけを作ったのが、大手コンビニチェーン「セブンイレブン」だったんです。
1989年、広島県内にある一軒のセブンイレブンからすべては始まりました。
この店のオーナーが、「大阪の縁起物」として太巻き寿司をPR。商品名を「恵方巻き」として発売したことがきっかけで、世に広く浸透することとなります。
たった一軒のコンビニから生まれた「恵方巻き」という名称。
今やすっかり節分の恒例行事として日本中に広まったわけですが、歴史を紐解くと意外にも歴史が浅いことに驚きですね。
今年の恵方は「東北東」!
今年もさまざまな百貨店やコンビニで、個性豊かな恵方巻きが展開されています。
皆様はもう予約されましたか?
今年の恵方は「東北東」。
恵方を向いて、ぶっといお寿司をうっとりしながらパックンしちゃいましょう。
以上、卑猥ドナショーがお送りいたしました。
次回もまた、このお時間にお会いしましょう。
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