皆様、あけましておめでとうございます。
新年早々、卑猥ドナショーのお時間です。
昨年も汁気の多いエロトピックをお届けしてきたこの番組ですが、今年もより一層みなさまの肉欲を満たすため、選りすぐりのエロ情報をたっぷりドピュドピュお届けしていきたいと思います。

まず最初のコーナーです。
年の初めのめでたい日、まず初めに行いたい「あのコト」について、私滝川が実際に体を張って検証してまいりました。

姫始めはめでたい体位で…

視聴者の皆様は、「姫始め」という言葉をご存知でしょうか。
一般的に新しい年の初めに行うセックスを指す俗語で、ひらがなで「ひめはじめ」、はたまた「秘め始め」とも表記される、日本古来から伝わるエロ用語です。
新しい年の幕開けと共にセックスをするという、非常に縁起の良いイベントでございます。

しかしながら皆様、お正月というのはいつも以上に「縁起」を重視してしまうもの。
めでたい新年初セックスを執り行うなら、せっかくなら縁起の良い体位を選びたいとは思いませんでしょうか。

ありきたりなセックスとは一線を画す、格式高い体位…セックス…そう、四十八手でございます。

新年早々卑猥なニュースをご覧になっている視聴者の皆様なら、「四十八手」という言葉を一度は耳にしたことがあるでしょう。
江戸時代に誕生した、日本の伝統的なセックス体位の概念でございます。

全部で48通りの体位に、それぞれ格式高そうな名称がつけられた四十八手。
その中でも今回は、姫始めにぴったりなこちらをご紹介いたします。

「宝船」

再現VTRでは分かりにくいという方のために、再現イラストもご用意いたしました。

名称だけでも十分におめでたい雰囲気が漂っておりますが、今回姫始めにこの体位を選んだのには大きなワケがございます。

まず、この「宝船」という言葉。
七福神様が乗る宝物の載った船を指す言葉で、同時に新年をあらわす季語ともなっているのです。
なんとも姫始めにおあつらえ向きの体位ではないでしょうか。
それに加え、四十八手が誕生した頃と時を同じくして江戸時代、「良い初夢を見られますように」という願いを込めて、宝船の絵を枕の下に入れて寝るという風習があったと言われています。

「宝船 皺になるほど 女房こぎ」
「女房と 乗り合いにする 宝船」

というエロ川柳も残されているなど、当時の人々にとって「宝船」と「新年」、そして「セックス」は切っても切り離せない存在だったのでしょう。

枕の下に入れた宝船の絵が皺になるほど濃厚な姫始めを繰り広げていたのかと思うと、やはり人類はいつの時代も下半身に忠実に生きているのだと思わされます。

しかしこの宝船という体位、果たして本当に気持ちいいのでしょうか。
四十八手には実用性よりもビジュアルを重視した「」がいくつもありますが、この宝船はいかほどのものなのか…。

そこで今回、私滝川が実際に夫を使って、こちらの宝船を検証してまいりました。

結論:非常に難しい

まず、夫をベッドの上に横にならせ、片足を天高く上げるよう指示いたしました。
せっかく縁起の良い体位なのですから、天まで届くことを意識して高く高く上げていただきたいものです。
しかしここで大きな問題が発生します。
夫も私も非常に痛い。
本来男性は女性に比べて体が硬い生き物です。
例にもれず夫も非常に体が硬いため、そもそも足を高く上げ続けること自体が苦しいのです。
それに加え、長時間足を上げ続けなければならないため、内ももやふくらはぎに大きな負荷がかかってまいります。

この宝船、高く上げた足を船の帆に見立てているため、足を上げなければお話になりません。
どうにか頑張ってもらおうと奮闘いたしましたが、

「すごいきつい」

という言葉を最後に、宝船の帆は折れてしまいました。
下半身の帆、つまりちん帆だけはビンビンと高く天に向かって伸びておりましたが、「気持ちいい」よりも「苦しい」が勝ってしまう以上、この体位を続けているとちん帆すらも折れてしまうでしょう。

とはいえ足を交差させる分、通常の騎乗位に比べて深い所まで挿入することができるのが利点といえるのではないでしょうか。

姫始めというよりも新年早々激しい筋トレにいそしむ結果となってしまいましたが、きっと上手に船を乗りこなせる方なら、縁起の良い初イキを迎えることも可能な体位なのではないかと思います。

卑猥ドナショー、今年もどっぴゅり濃厚に邁進してまいります。
次回もまたこの時間にお会いしましょう。

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滝川クリヒロイ

あやまんJAPANユースライター部の滝川クリヒロイです。 三度の飯よりBLが好き、よく考えたら百合も好き。 筋金入りのサブカルエロ女が、今日も今日とてお役立ちバカエロコラムをお...

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