寒くなると無性にエロいものが読みたくなるのは筆者だけだろうか。
体温が下がっているため血の滾る濃厚なケツハメを見て興奮して体温を上げたい、という意外にも理にかなった欲求なのかもしれない。

そこで今回は、いい感じに寒さが身に染みてきた今日のこの頃にぴったりな濃厚BL漫画をご紹介したいと思う。

それがこちら。

「穴があったら挿入したい」

タイトルからもお分かりの通り、いわゆる「壁尻」というジャンルに分類される作品である。
そしてこの作品は「アホエロ」と呼ばれる比較的軽いノリのBL作品でもあるのだが、アホとエロの分量が非常にちょうどよく混ぜ混ぜされていて大変ドスケベな仕上がりとなっているのだ。

サクッと読めるボリュームで読後感も良く、そして大変濃厚で汁だくのエロエロBL漫画だったので、ネタバレのない範囲で皆さんにご紹介したいと思う。

壁から突如現れるケツ

この作品の醍醐味とも言える「壁尻」は、割と冒頭の方から出てくる。
壁尻とは、文字通り壁から尻だけが出ている状態のこと。
エロ同人やBL漫画では比較的人気のある要素だ。

「セックスが乱暴」という理由で彼女に振られた挙句にカツアゲにまで遭い、まさに踏んだり蹴ったりな目に遭ったかわいそうな主人公。
そんな彼が、お隣さんの激しい喘ぎ声を耳にするところから始まる。

彼の家の壁にはどうやら大きめの穴が開いているらしく、布一枚で塞いでいるようだ。
あまりにも喘ぎ声が激しいのでぺらっとめくってみると…。

「あ、きもひぃ、そこお♥」
という声とともに登場する、今作の受け。
主人公は「え…男…!?」とずいぶん驚いているが、君の住む世界はBL漫画の世界なのだから当然だぞ。

主人公はしばらく壁の向こうにくぎ付けになるのだが…。

主人公が穴から覗いていることに気付いた受けは、おもむろに穴に向かってケツを突き出したのだ。
見事なまでの縦割れドスケベアナルを見せられて思わず動揺してしまう主人公。
「ぷっくりトロトロにひくついてる」とか表現するあたり、もうこの辺りからノリノリだったんじゃないだろうか。

突如として始まった壁尻、そしてこの謎のイケメンはなぜケツを掘られていたのか…。
色々な謎は残るものの、ここはアホエロBLの世界
細かい事を考えていてはアナルも心も乾いてしまう。

欲求不満だったんだもん、普通尻が出てきたら挿れちゃうよね。
結構な大きさのちんぽをお持ちの主人公は、誘惑に負けて隣人のケツにブチ込んでしまう。

壁尻というシチュエーションのエロさもさることながら、ノンケの主人公が一瞬で男のケツの誘惑に負けてしまうという即堕ち描写も非常にスケベだ。

嫌な事だらけで世の中に辟易していた主人公。
突如壁から現れた縦割れアナルに、完全に飲み込まれてしまう。
実際のところこれくらい開発されたアナルだと、女性のアソコよりも気持ちよかったりするんだろうか。

そんなこんなでいきなり隣人と壁越しにセックスをしてしまった主人公なのだが、後日彼はこの隣人の驚くべき正体を知る事となる。

続きはぜひ本編を読んで確かめてみて頂きたい。

物語のディティールが作り込まれていて、まるで完成度の高い短編映画を見終わったあとのような読後感に浸れる重厚なBL作品も好きだが、今作のようにサクッと読めてしっかりエロく、なおかつキャラの魅力も十分な軽めのノリのアホエロBLも非常によい。

「ツラの良い男がアヘアヘよだれ垂らしてちんぽとアナルの快感にヨガり狂っているさまが無性に見たい!」という時には、今作は非常におすすめだ。

穴があったら挿入したい
著者:お米太郎

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滝川クリヒロイ

あやまんJAPANユースライター部の滝川クリヒロイです。 三度の飯よりBLが好き、よく考えたら百合も好き。 筋金入りのサブカルエロ女が、今日も今日とてお役立ちバカエロコラムをお...

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