セッフル夫婦の戦略会議 vol.18 脱ポルノ脳！女のリアルを教育せよ

みなさま、ごきげんよう！ 一般女性Aちゃんです。
今日もセックスしてますか？

女性の性生活に関するお悩みの中で、トップ3くらいに入りそうなものに「オナニーではイケるのに、セックス(中イキ)ではイケない」があります。
どうでしょうか、中イキできていますか？

オナニーでも中イキできないという方はまた別ですが、オナニーでは指やバイブなどを使って中イキできるのになぁという方、実はかなり多いのではないでしょうか。
ちなみに、私自身も毎回セックスで中イキできるわけではありません。特に挿入では。(指なら打率高い)

その原因は、「挿入・膣の中」に対して、男性の理解と女性の現実があまりに乖離しているから！

AVの真似しすぎ！男の勘違い

まず第一に、諸悪の根源は、世の男性たちが “AVをお手本” にしすぎているということ。例を上げるとキリがないほどツッコミどころが満載ですが、「膣と挿入」にフォーカスしていくつかピックアップすると……

・膣の入口あたりを触られたり、浅く出し入れされても、違和感もしくは痛いでしかないんだが？？？
・指入れして、中からお尻側を刺激されても気持ちよくないわよ
・ガシマンすんな！！！！！！

女性のみなさんは、よくある&身に覚えのあることばかりではないでしょうか。

AV育ちの男性を教育するのは、なかなかに根気がいる作業です。刺激が強く、記憶に残りやすいAVの刷り込みを上書きするためには、さらなる刺激が必要なのかもしれません。

そこで私が夫を教育するために行った方法を紹介します。

必要なのは、嘘偽りのない実演

実際にチンコを挿入して指示を出す方法もありますが、挿入中の男性はチンコに脳を支配され、判断力・記憶力が低下しているためオススメしません。

第一段階 オナニーを見せる

私が取った方法は、バイブ(もしくはディルド)を使った実演指導。シンプルにオナニーを見せるという方法です。あくまでも自分がいつもやる方法、イク方法を見せました。

夫の反応は……「えっ、いまのでもうイッたの？！」でした。

実際の女性のオナニー(イクための行為)は非常に地味ですよね。女性にとっては当たり前なことですが、「イクのに派手さは必要ない」のです。むしろ、派手にやってしまっては女性は中イキすることはできません。

必要な作業は気持ち良いポイントを見つけるのみ。見つけたらもう、そこから離れるな！ということを夫へは伝えました。

・動くな
・早く動くな
・もうそこから動くな
・無駄に攻めようとするな

AVで育った男性たちからすると、ちょっと意味がわからないかもしれません。

第二段階 オナニーの手伝いをさせる

そして、オナニーでの実演の次のステップは、夫にバイブを握らせて良い場所、圧のかけ方などの感覚を掴んでもらうこと。バイブを握らせた夫の手を導いて教えました。この場所、これくらいの強さ、これくらいの速度。

ここで厳禁なのが、パートナーを喜ばせたいがための演技(演出)です。今後の自分のためにも、このときばかりは封印すべし。

第三段階 実践！

ここまで出来て、やっと本物のチンコの出番です。
ここで、私のオススメは「挿入後、まずは動かない」を徹底させること。なんなら、そこで1回イカせてもらってもいいかもしれません。

男性が本格的に気持ちよくなってからでは「動かない・圧をかける」といった自制心が必要なムーブはなかなか実現できません。最悪、動かないままに男性もイッてしまう可能性もあります。それはそれで、なんか申し訳ない気持ちになりますよね。

初手の騎乗位で先にイッとくのもありかもしれません。私はこれが意外と好きです。ただし、女性はほぼチンコを使ったオナニーになるので、恥ずかしさはあります。これもプレイのうちだと思えば、更に良いかもしれません。

男は根気よく育てる

派手なAVに慣れた男性を再教育するのは、一筋縄ではいきません。こんなに根気よく教えても、我が夫もすぐ忘れて派手なプレイをしたがります。「AVみたい」が興奮剤なのかもしれません。でもそれじゃ、女性はイケないよ、を伝え続けるのみ。

最初から、女性を満足させられるセックスをできる男性なんて、おそらくひとりもいません。そして、いい歳した男性が男性本位なセックスをするのは、これまでの積み重ね(過去の女性たちの受け身&思いやり)の結果です。

もし、本当に満足できる性生活を！と思うなら、パートナーの再教育は、心して行いましょう。頑張ろう、女性たち！！！！！素晴らしいオーガズムはきっとやってくる！と信じて……

ただイキたいだけなのに、なんでこんなに重労働なんだ〜〜〜とも思いますが、良いセックスライフのためには、必要な作業かもしれません。私自身も、まだまだ夫への教育は続きます。また何かアップデートがあれば、シェアさせてくださいね。

それではまた次回のコラムでお会いしましょう！
まったねー！