manmam3周年イベント!エロメンがmanmamをジャック最終章『神の采配で盛り上げた向理来編集長インタビュー』
エロメン達のお陰で大盛り上がりだったmanmam3周年イベントも、ついに佳境。最後の最後に登場していただくのは……ずばり、今回の企画の神采配で辣腕ぶりをいかんなく発揮してくれた、向理来編集長のスペシャルインタビューです!
向編集長には、企画の感想や裏話を聞かせてもらいつつ、manmam3周年イベントの総括をしていただきたいと思います。
――この度は、編集長としてmanmam3周年イベントを盛り上げていただきありがとうございました!エロメン達の采配、全部の企画にバッチリとハマっていたと思います。
「実はけっこう采配はしやすかったんですよね。向いている、向いていないもありましたけど、今後それぞれがどういう方向で活動していきたいかなども含めて考えたつもりです。でも、みんな各々きっとどんな企画でも対応してくれるだろうと期待はしていたし、実際にその通りだったことは良かったと思います」
――それにしたって、流石としか言いようがないですよ!
「実は以前、エロメンの写真集を作ったときにみんなのインタビューを取りまとめる企画がありまして。その時に編集長業務を経験できたことと、彼らの話と長時間向き合っていたことが、すごく今回のイベントに活きたと思います」
エロ川柳の採用率が1/3だったことは、正直悔しい(笑)!
――では、企画を一つひとつ振り返っていきましょうか。まずは『東雲怜弥様とエロ川柳詠んじゃお❤』ですが、こちらは向編集長も詠んでくださっていましたね。
「3つ投げて採用1個か~……悔しい!っていうのが正直な気持ちです(笑)。でも、後々になって確認してみたら、唯一拾えたのはコレ(「涼もうよ 夏の帳の 免罪符」)くらいだったよな、と。あと2本は記事で取り上げるには向いてなかった(笑)」
――読者さんの投稿作品についても含め、エロ川柳の総評としては?
「センス溢れるものも多かったですね。字余りを敢えてさせる面白さだったり、響きの良い音のリズムだったり。これまで川柳について深く考えたことはなかったんですけど、音楽的なものも感じて新発見でした。
個人的に印象に残っているのは、遼@アダルト&グルメライターさんの『バイアグラ半錠とビール夏の夢』。これ、ガチに危険じゃないですか!?この作者さんは僕も知っている方なんですけど、やりそうって思いました(笑)。でも、そのリアルな感じがいい」
――お題『夏のSEX』は、今回の中では特にクオリティが高い作品が集中していた気がします。
「あと、九雲つくもさんの『カワウソと 乳首を愛でる 怜弥様』も、怜弥くんにここを任せた意味があるなぁ~と(笑)。(東雲)怜弥くんの好きなことを知っているファンからの投稿なので、彼自身が企画としてのトータルコーディネートを分かっていた気がするんですよね。エロメンジャックの一発目の企画が怜弥くんで良かったと思いました!」
実はすべて向編集長の掌の上!?
――続いては、『上原千明さんと大空太陽くんにお悩み相談しちゃお❤』。お二人がお悩み一つひとつに本当に真剣に答えてくれて、すごく有難かったです。
「これに関しては、最初は(上原)千明がリードしていって、だんだん(大空)太陽くんがノってくるっていうのが、わりと思った通りイケたな~と思っています。二人のバランスの良さを出して欲しかったから、本音を言えば『しめしめ、僕の掌の上』って感じですよ(笑)」
――すべては向編集長の計算通り(笑)。
「千明はたぶん先輩だし、役割も踏まえてしっかりやってくれるとわかっていました。で、太陽くんがどれだけ自分を出せるのかな?と思っていたんですが、ノってくるととんちんかんなことを言い出すところも含めて味になっていましたね。意外とここは良いコンビじゃないですか?」
――実際、取材の現場でも相性は良さそうでしたね。また、この企画をやってみて、性や恋愛についての悩みを抱えている読者の方が多いことにも気づかされました。
「大なり小なり、悩みがない人なんて誰もいないと思うんですよ。みんな何かしらは抱えている。なんとなくわかってはいたものの、根が深そうな悩みが多いと感じましたね」
――男性が根本的に苦手というお悩みも複数いただいています。
「だからこそ、僕らのように間接的に関われる男に惹かれるのはあるのかもしれない。悩みはあるけど、性に対して求めるものがあるから、作品を見たりイベントに来たりしてくれているんだと思いますよ」
――改めて女性用AV、エロメンという存在の大切さが、お悩み相談を通じてわかったように思います。
「女性用AVは必ずしも悩みを解決できるものではないし、あくまでもエンターテインメントではあります。でも、そういう役割も担っているように感じられるのは、SILK LABOさんの立ち回りがあってこそだと思うんですよ」
――AV全体で見たらニッチなジャンルだけれど、SILK LABOはずっと王道を貫いている。
「そう。メインのAVに対するカウンターカルチャー。でも、性を真面目に捉えているメーカーだからこそ、SILK LABOはその中のメインストリーム足り得るんです。ニッチな業界ってどんどん過激な内容を求められがちになっていくんですよね。極端にいえば、『男は掘られておけばいい!』みたいな。でも、頑なにそうしなかったことが人気が続いている理由だし、僕らも感謝している部分です」
お題が難しすぎ!反省して欲しい(笑)!
――そして、『東惣介さんと保志健斗くんと大喜利しちゃお❤』。こちらはお題からお二人にご協力していただきました。
「僕の中ではめちゃくちゃコンビ!回答する読者さんからすれば、お題からして難しかったと思いますよ。ほんとにコイツら……(笑)。でも、それを含めて何か生まれるかな、つまらなくはならないだろうなと思った采配だったので」
――ちなみに、保志さんはお題への回答は一つもありませんでした(笑)。でも、お題を考える重要さはわかったと言っていましたね。SILKフェスでの大喜利のお題作成者にも感謝していました。
「彼(保志)には良い職業体験になったのではないでしょうか。(東)惣介は反省とは遠いところにいる存在なので、彼は彼らしく野放しで活かしていくのがいいのかな、と。でも何も考えずにやった結果、ケツを自分たちで拭わせる試練を与えたかったんですよ。この記事では二人が困っているところを楽しんでもらえたら。そして、このお題に回答してくれた読者さんたちには感謝の念しかないですね!いつもファンの方々に助けられていることを二人に痛感して欲しかった!」
――保志さんの出したお題には、向編集長も「SILK LABO presents 文月 FES ~in Asagaya LOFT A~」にて回答していましたね。
「難しすぎましたよ!本当に反省して欲しい!でも、今後も二人に試練を架した上で、苦しんでいる姿を見ていきたい(笑)。惣介は何に対しても面白くはしてくれるのですが、手綱を引く人がいないと大変で。だからこそ、さらに自由奔放な保志くんを充てたんですよ。自分が思うままに暴れるだけじゃダメなんだってわかってもらえたかな(笑)」
林太一は総じてヤベエ(笑)!
――『林太一くん初めてのコラム』は読んでみていかがでしたか?
「やっぱりヤバい奴だった~(笑)!いや、そう勘付いてはいたんですけど、掘ってみたらもっとヤバかった。公序良俗でいえばギリアウト。しかもまとめのところで自分のヤバさを確固たるものとしてるのも凄い。彼にコラムを任せて本当に良かったと思いました」
――第三位の時点から凄かったですもんね。
「三位でコレかー!って感じ。しかも、この経験ってAV業界に入った後は除いた状態じゃないですか。一匹の野良の変態として生きてきた時代から、こうだったのか……」
――すべて男優以前の話ですもんね。
「ぶっちゃけこの業界で働いている時に起こる出来事って、僕らからすれば『まあ、まあ』って感じなんですよ。でも、こんなヤバい生き物が自分の生きていけるキレイな水(AV男優という職業)を見つけたっていうのが見えたので……林くんのカルマを感じられる良いコラムだと思いますよ」
――私も読んでみて、林さんはAV男優が天職だと思いました。
「自分が望んでこの世界に飛び込んできたことがよくわかる。普通、バスツアーものの企画には応募しないですからね!面接で『どうしても出演したかった!』って、一般の会社の転職でも建前でしかそんなこと言えないですよ。それが本心なのが『さすが』としか言いようがないですね。でも、このコラムは総じてヤベエ(笑)!林くん、魅力をいかんなく発揮してくれましたね」
エロメン達……編集長からのメッセージを受け取って!
――千歳小梅くん、清水健翔くん、天道一然くんの3名は、今回は出演作品のレビューという形で参加していただきました。
「(千歳)小梅ちゃんはけっこう長いことやってくれているんですが、今回の企画ではどう入れ込むかが難しくて……。普通の記事でも真面目にはやってくれると思うんですが、もっと深いところを掘っていかないと面白い部分がめくれてこないのかな、と。次回もまたmanmamをジャックできるなら、そのあたりをフューチャーしていきたいですね。(清水)健翔くんや(天道)一然くんもぜひ」
――今回の取材を通して感じたことなのですが、エロメンの皆さんって本当に仲が良いですよね。
「エロメンって撮影でもあんまり一同に会することってないんですけど、SILK FESをはじめとして色々と一緒に何かする機会が増えて、良い方向に動いている気がします。みんな平和な性格だし、喧嘩とかもしないんですよ。……昔、惣介と千明が一回だけ喧嘩したことがあるくらい」
――えっ、その話詳しく聞かせてもらってもいいですか!?
「確か議題が、女の子とのホテル代を男が出すか割り勘にするかで……。千明はホテル代を払う派で、惣介は割り勘、なんなら女の子に払ってもらってもいい派(笑)」
――待って!それで喧嘩になったんですか!?
「千明の家で飲んでて喧嘩になったんだけど、惣介がもう終電がなかったのでそのまま寝て帰ったっていう(笑)。朝には仲直りしたらしいですよ。それくらいまろやかな世界なんです」
――意外な裏話を聞けました(笑)。では、最後に『manmam3周年イベント』の締めくくりのお言葉をお願いします!
「次回またジャックできるなら、編集長は持ち回りでもいいのかなと思いつつ……。やっぱりもう一度僕が編集長をやりたいですね!そのために、これからも公私ともにエロメン達に関わっていきたいと思います」
――あの、こんなタイミングですいません。個人的に気になったのですが、向編集長ってプライベートで他のエロメンと遊ぶことってあるんですか?
「僕がけっこうスケジュールを埋めがちな人間なので……実は誰とも遊んでいません。他のエロメンはそれぞれで会って楽しんでいるらしいんですけど、僕だけそもそも誘われなくて。後日誘われなかったことに対して文句を言う、みたいな感じになっています」
――向編集長、お忙しいから皆さん気を遣っているのでは……?
「そう、誘われても行けないんです。が、誘うだけ誘って欲しい。行けないけど、声は掛けて欲しい。『行きたかった~』ってなりたいんですよ!エロメン達にはちゃんとここまで読んで、僕のメッセージを受け取ってもらいたいです(笑)!」
――ありがとうございました!
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