エロ用語講座 ジャニー喜多川氏もこの傾向があった？パラフィリアの特徴や意味について調査しました

こんにちは！パティ・チャンです。
今回はパラフィリア、日本語に直すと性嗜好障害などと呼ばれる精神疾患について調査しました。果たしてどこからが異常でどこまでが正常なのか…。

パラフィリアとは？

まずとても簡単に広義的に言うと「性的興奮を感じる対象や行為が普通でない」ことを「パラフィリア（異常性癖・性癖倒錯）」といいます。
ただこれでは言葉足らずで、その特殊な性癖を持った人の中で、性癖が原因で日常生活への障害や社会的に容認されにくい行動を制御できない場合を精神疾患と判断し、「パラフィリア」とされるそうです。性嗜好については人それぞれ様々な好みや度合いがあり、それが精神疾患に当てはまるのかどうかというボーダーラインはかなり曖昧とされています。繰り返し議論がなされ、今もなおその定義ははっきりと決まっていません。

また近い言葉で「異常性欲」というものもあります。これは量的または質的に性欲に関する異常があることを指します。この質的な異常性欲がパラフィリアに当たります。量的な異常性欲は文字通り、異様に性欲が強かったり弱かったりすることを指します。

性犯罪を侵す人のほとんどがこの異常性欲のどちらか、もしくは両方の症状があると考えられています。

フェティシズムやサドマゾとは違うの？

性に関する話題で良く出てくるのが「○○フェチ」。もうひとつ良く話題にあがるのは「SM」。このフェティシズム、そしてサディズム・マゾヒズムは異常性癖、パラフィリアのひとつとされています。え？私も異常性癖？と思う方もまずは安心してください。皆さんのほとんどは好きなパーツなどにフェチをつけていう場合の方が多かったり、M気質なんて言っても実際に辱しめを受けて大興奮を覚えたりはしないでしょう。仮に指フェチのあなたが、街中で興奮を覚える指を見かけても自制心を簡単に保てるのであればパラフィリアと診断されるまでではないはずです。もしこれが、街中でも興奮してしまって性欲を抑えられず、つい同意を得てない相手の指を触ってしまうなど、生活がまともに送れず精神的苦痛を感じる場合はパラフィリアと診断されるかもしれません。

日本で起こっている性犯罪・性暴力でもほとんどがパラフィリアによるものとされており、それぞれの症状としては、窃触障害（痴漢）、露出障害、そして小児性愛などが多いです。

パラフィリアの想像を斜め上をいくエンターテイメント

2023年3月にBBCに取り上げられて以来、日本のメディアをも騒がせているジャニーズ事務所の性加害事件。この一件からジャニー喜多川氏もパラフィリアだったとネットでは考察されおり、異常性癖の精神疾患について知った人も多いと思います。喜多川氏の場合は、特に対象となる少年を支配しやすい立場にあり、自身の欲求を抑え難い環境を作り上げていたようです。
ジャニーズ事務所はこれ以外にも性に関するアホ事件で度々炎上しているから困ったもんです。グッズのぬいぐるみを脱がせるとちんこのようなものが付いているとネットは騒然。乳首は刺繡で施され、メンバーごとブツのサイズに違いまでつけられていてそれはそれはご丁寧なことで。これにはJr.のJr.が拝めると人気もあった一方で、もちろん下品だの性的搾取だと非難的な声は多く上がっていました。
他にも「桶ダンス」なる、ほぼ全裸の少年たちがあきら100％やとにかく明るい安村のような裸芸を公演のひとつとして10年以上前から披露してきました。今回の一件で桶ダンスにも注目を集め、非難が集っていますが、こんなおバカアイディアよく採用されたもんですよ…。発案当初から嫌がるJr.やファンの声もあがっていたようですが、一体誰のための余興だったかは想像がたやすいですね。
どちらも女性アイドルで同じことやっていたら炎上どころか社会問題となっていたでしょうから、その異常性を男性にもきちんと置き換えて考えることが必要ですね。

前述でも性犯罪のほとんどがパラフィリアによるものと述べたように、性的行動をコントロールできないせいでパラフィリアには犯罪性を伴うというのも事実です。ですが、結局自身がパラフィリアだから、性犯罪を起こさないように気を付けようというのは難しい話です。パラフィリアのほとんどの人が自身がパラフィリアだということは自覚していません。何かしらの問題行動を起こして初めて発覚するものなのです。

好奇心旺盛なmanmam読者の皆さんなら、変わった性癖への興味を秘めた方もいらっしゃるかもしれません。創作物や同意を得たお相手とロールプレイでアブノーマルな世界を楽しむだけならヤリ放題。ギリギリOKなところを攻めたいものです。