ギンギラギンの港区からこんばんは。manmam編集部です。

みんな〜!バケツでシャンパン飲んでる?
六本木ではよく見る光景だよね。
でもでも、タイ王国のパンガン島で開催されているフルムーンパーティーでもパリピがバケツで酒をかっくらってるらしいの。
どどど、どういうこと?

というわけで、電車と飛行機と船を騎乗位で乗り継いで調査してきました。

フルムーンパーティーとは?

1990年代、満月の夜に1000人規模で開催されたDJパーティーが、現在では島全体を巻き込んだ数万人規模のビーチパーティーになり、世界三大レイブと言われるまでになったそう。
パンガン島の南端のハードリン・ビーチというビーチ全体が会場となっていて、海の家みたいに連なった店舗がそれぞれ勝手にいろんなジャンルの曲をかけています。
ハウス、テクノ、ドラムンベース、HIPHOP、トランスなどなどいろんなジャンルの曲がかかってるって聞いて行ってみたんだけど、昔ながらのビルボード上位POPSが中心って印象でした。
各店舗が打ち合わせなしで曲を流してるから音が混じるものの、その安っぽさがまたいいんですよね。

簡単にいうと島全体がクラブになってるパリピ島が満月の夜に現れるって感じでしょうか。
欧米人を中心にイカれたメンバーが世界中から3〜4万人ほど集まります。

現在では毎月満月の夜に開催するフルムーンパーティーの他に、半月の夜に開催するハーフムーンフェスティバル、新月の夜に行われるブラックムーンカルチャー、新年を祝うカウントダウンパーティーやニューイヤーパーティーが開催されているらしいですよ。
(コロナで休止していましたが、徐々に復活してきています)

2023年のスケジュール

2023年はこんなスケジュールで開催されるそう。

1月6日(金)
2月5日(日)
3月7日(火)
4月5日(水)
5月4日(木)
6月4日(日)
7月2日(日)
8月3日(木)
8月31日(木)
9月29日(金)
10月30日(月)
11月27日(月)
12月27日(水)
12月31日(日)

微妙にズレることもあるらしいので、詳しくはオフィシャルサイトを確認してくださいね。
https://fullmoonparty-thailand.com/schedules/

予算と持ち物

パンガン島では落とし物をしたらまず見つからないと思います。
できるだけ貴重品はホテルのセーフティーボックスに預けておきましょう。
パスポートも持って行かなくて大丈夫。
トラブルに巻き込まれて警察のご厄介になったとて、パスポートを取りに戻れます。
落としたり盗まれたりする方が面倒。
どうしてもって場合はコピーを持ち歩くと良いです。

予算はだいたいこのぐらいでじゅうぶん。

・入場料:200バーツ(2023年から値上がりしました)
・飲食代:多めに見積もっても 3,000バーツ
・フェイスペイントや洋服代:1,000バーツ

踊ったり手に飲み物や食べ物を持ったりするので、持ち物は最小限にして、手ぶらで行けると便利です。

・現金
・念のためにクレジットカード1枚
・スマホ

現金はお財布じゃなく、ジップロックに入れてウエストポーチにしまっとくと濡れても安心です。
欧米人は札束をポケットに詰め込んでいる人が多かったのですが、酔っ払って落としてる人もけっこういるのでマネしない方が良さそう。

パンガン島への行き方

バンコクからパンガン島への行き方は大体4通りあります。

1.スワンナプーム国際空港からバンコクエアウェイズかタイ国際航空でサムイ島のサムイ国際空港へ→スピードボートかフェリーでパンガン島

飛行機が片道2万円前後かかりますがスワンナプーム国際空港からタイ国際航空へは約1時間10分で着くので早くて楽です。

2.LCCを利用してドンムアン空港からスラタニ空港→バスでドンサック港→フェリーでパンガン島

エアアジアで飛行機+バス+フェリーのパッケージチケットを売ってます。
約8,000円(時期によって値段は変わります)。

3.LCCを利用してドンムアン空港からスラタニ空港→バスでトンサラ埠頭→フェリーでサムイ島のナトン港へ→スピードボートかフェリーでパンガン島

エアアジアで飛行機+バス+フェリーのパッケージチケットを売ってます。
約8,000円(時期によって値段は変わります)+スピードボートかフェリー代。

4.バスか電車でスラタニかチュムポーン→フェリーでパンガン島

10時間以上かかるので現実的ではないです。チャレンジャーのレポ待ってます。

パンガン島には空港がないので、スピードボート(高速船)もしくはフェリーで渡ることになります。
日本から最も早く快適に行きたい場合はまずバンコクのスワンナプーム空港へ向かいます。
そこから飛行機を乗り継いでサムイ島まで約1時間ほど。
サムイ島からパンガン島へスピードボートで約12分かけてようやく到着。
な、長い。

とはいえホテルが少ないパンガン島に泊まるパターンはそんなになく、近くのサムイ島に宿を取るのが一般的かなと思います。

サムイ島に泊まっている場合、ホテルが往復の送迎とスピードボートのツアーを取り扱っていることが多いのでフロントに聞いてみてください。
私たちが参加した時は1,400バーツ(約5,600円)でしたが、安全を買えると思えば安いかなって思いました。
行きはわりとスムーズに行けるんだけど帰りは鬼混むので、夕方に行って深夜1時くらいには帰ってくるのが良いかと思います。
並んで順番を待つって文化が薄いので、乗船が争奪戦になって押し合いがエグかったです。
女同士で参加した場合、深夜になればなるほど酔ったパリピ外人が絡んできてウザイので、あんまり遅くならない方が身のためだなって感じました。

フルムーンパーティー会場への行き方

サムイ島から向かう場合、ホテルから往復送迎タクシー&スピードボートのツアーで行くことが多いと思います。
パンガン島のハードリン港に着くと、ほとんどの人が会場のハードリン・ビーチへ向かうので流れに身を任せればOK。
徒歩15分もあれば到着します。
途中、小さな商店街を通るのでご飯を食べたりフェイス&ボディペイントをしたりもできます。
蛍光色の服も至るところに売ってますよ。
パンガン島に泊まっている場合は宿に頼めばバイクや車などで送迎してくれます。
フェリーでトンサラ港に着いた場合は会場まで10kmくらいあるので徒歩だと厳しいです。
ソンテウ(乗り合いタクシー)、バイクタクシー、レンタルバイク、タクシーなどで移動しましょう。
GrabやBoltなど配車アプリは使えないので注意してください。

到着すると、ビーチには屋台やクラブ、バー、DJブースなどがずらりと並んでいてお祭り騒ぎ。
やったー、来たぜフルムーンパーティー!ってガッツポーズです。
ピークタイムは深夜12時から2時くらいでクラブと一緒ですが、夕方から遊んで朝までいることも可能。
移動方法や体力と相談しながら楽しんでくださいね。

名物①フェイス&ボディペイント

蛍光塗料でのフェイス&ボディペイントはまさにフルムーンパーティーって感じなのでぜひ施しちゃってください。
水溶性の絵の具を使うのでシャワーを浴びれば簡単に落ちます。
思いっきり派手にしちゃって大丈夫。
ただ、落ちやすいってことはすれ違いざまにぶつかったら服についちゃうってことなので、汚れても良い服装で行きましょう。
ビーチの手前が商店街になっていて、ペイント屋さんがいっぱいあります。
プロ?が描いてくれるところが300バーツ、セルフで描く場合は塗料を購入したり、セルフペイントスペース(20バーツくらい)を使うことも可能です。
お酒を買うと無料で絵の具を貸してくれるお店もあるので、どこが何を提供しているかチェックしながら街ブラするのも良いですね。

名物②タンクトップ、光るアクセサリー

派手なTシャツやタンクトップを着て気分を盛り上げるのもレイブの楽しみのひとつ。
フルムーンパーティーと書かれたTシャツやタンクトップはサムイ島やパンガン島の繁華街で買えます。
光るおもちゃみたいなアクセサリーもたくさん売っていて、指輪、ネックレス、カチューシャ、ブレスレットなど選び放題。
サイリウムを使って踊っている人もいるので、日本から持参しても良いかもしれません。
せっかくここまで来たんだからとことんアホになって踊りたいですよね。

名物③バケツカクテル

フルムーンパーティーといえばバケツカクテル。
ジュースやスポーツドリンクとウォッカ、ジン、ウイスキー、テキーラなどのハードリカーを豪快にバケツにぶっ込んで作ったカクテルをストローで吸うスタイルです。
ストローは人数分あげるから回し飲みしてねってことなんだって。
酔うわ!
でもここまで来たんだから一生に一回くらいは飲んでおきたいですよね。
甘いものが苦手な人はノンシュガーソーダで割ってとか、アルコールが苦手な人はソフトドリンクだけ入れてとかリクエストすることも可能です。
ビーチ沿いでは300~400バーツしますが商店街では150バーツくらいで買えたりするので、商店街で買うのがオススメです。
お酒の質はけっして高くありません。
悪酔い・二日酔い覚悟で飲むか、2杯目からは個人商店かコンビニでビールなどの缶か瓶に入ったお酒を買いましょう。
コンビニ価格なのでそっちの方がお得だったりします。

名物④ファイヤーダンス

ファイヤーダンスもフルムーンパーティーの名物です。
ダンサーが花火や火のついた棒、ロープでパフォーマンスしてくれるので、それを見ているだけでも楽しい。
そして自分もヤリたいと思ったら、観客も火のついたロープで大縄跳びやリンボーダンスに飛び入参加することができちゃうんです。
目立ちたがり屋、度胸試し、酔っ払いなどが入り混じって挑戦するのでなかなかカオスですよ。
火傷をする人続出なので、くれぐれも自己責任で。
ガソリンの匂いもめっちゃします。

覚えておきたいトイレ事情

トイレはビーチの入り口に有料トイレがあり20バーツで利用できます。
定期的な巡回や掃除があるので綺麗ですしトイレットペーパーもありました。
中には有料が嫌なのか海に向かって放出している男性がいます。
絶対に入りたくないって思うけど、泳いでいる人がいてびびりました。
もしかしたら、そういう性癖の方なのかもしれませんね。

ドラッグパーティーってほんと?

フルムーンパーティーで検索すると「ドラッグ」「危ない」という言葉も出てきますが、ほとんどの人が酔っ払って踊っているだけ。
マリファナもビーチは基本的に禁煙なので微かに匂う程度です。
ゾンビみたいなジャンキーや暴れ出す人はほぼいないと思ってもらって大丈夫なんじゃないでしょうか?
ただ、「LSD?、MDMA? 」と囁くプッシャー(違法薬物の売人)もいるにはいるので気をつけた方がいいです。
たった一夜の過ちで人生詰む場合もありますから、くれぐれも気を引き締めてくださいね。
違法薬物、ダメ、絶対!

ナンパは入れ食い

気になるナンパ事情ですが、女子からしたら入れ食いで、青姦乱交ヤリ放題。
レイブ目的どころかヤリ目で行っても良いくらいです。
世界中からパリピが集まっているのでいろんな国を一気にハシゴするのもアリですね。
帰国してから偶然会う心配がほとんどないため、ワンナイトを楽しみたい方にはもってこいのパーティーなんじゃないでしょうか。
もちろん病気や妊娠のリスクは絶対にあるので、コンドームは忘れないように。
今は早めに判明したら治るものがほとんどですし、念のため帰国したら性病検査を受けてみてください。

疲れたらスリープエリアへ

私たちが訪れた時はなかったのですが、いつもは監視員さんが見守ってくれるエリアがあるそうです。
そこで仮眠を取ることができるらしいので疲れたら探してみてください。
でも、レイプやケンカから守ってくれているだけでスリまでは責任取ってくれませんから、くれぐれも貴重品は自分で守らないとですよ。

治安はいい?悪い?

フルムーンパーティーに怖いイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、家族連れがいたり現地の子供がはしゃいでいたりと、基本的には平和なイベントです。
ポリスやセキュリティの見回りもけっこうしっかり行われているので、筆者が訪れた時はケンカひとつありませんでした。
名物のファイヤーダンスをしたり、バケツ酒を飲んだりしてあとは好きな音楽で踊るハッピーで健全なレイブという感じ。
学園祭をイメージして貰うとわかりやすいかも。
ただ、何万人も集まるパーティーですから中にはヤバいヤツもいますし、深い時間になると酔っ払って絡んでくるヤツもいます。
それはどんな場所も同じですよね。
日本だって何万人も集まるお花見やお祭りでだいたいトラブルが起きてますから、絶対に安心なんてないんです。

一生に一度は行ってみたいと思っていたので、参加できて本当に本当に良かったです。
パリピピリピリピッピリピ。
踊らなくても、街やビーチをフラフラしてるだけでも大丈夫なので、クラブが好きじゃない人でもじゅうぶん楽しめるんじゃないでしょうか。

飲んで良し踊って良し致すのも良し、フルムーンパーティーは最高のレイブですよ。


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manmam編集部

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