【BL漫画レビュー】「見下し系女装子マゾメスバレする/兄が猿著」を限界腐女子がガチレビュー♥
本日いつものようにDLsiteを巡回していたら、素敵なタイトルの作品を見つけた。
それがこちら。
「見下し系女装子マゾメスバレする」
著者:兄が猿
女装子というのは、文字通り女装をしている男性のこと。
「男の娘」とよく混同されがちだが、実はこの二つは似て非なるものである。
いわゆる男の娘というのは、「性別は男性でありながら女性にしか見えない容姿と内面を持つ者」を指す。
目が大きくて童顔で、一見すると本当に女の子にしか見えないような男性は「男の娘」に分類されるのだ。
一方今作に登場する「女装子」(女装男子)は、見た目も中身も男性だが、女装を趣味として楽しむ性癖があり、女装する事を純粋に楽しんでいる男性の事を指す。
どう見ても女の子にしか見えない「男の娘」と比べて、体のラインや骨格にやや「男性っぽさ」が残っているのも、女装男子の魅力のひとつだ。
筆者はしっかりした体格の男性が女装をしている方が性癖に刺さるので、どちらかといえば女装男子の方が好みである。
というわけで、そんな女装男子が主人公の、「見下し系女装子マゾメスバレする」という作品。
主人公の「るーな」は、日常的に女装をしているもののバリバリのノンケ男子だ。
理由は「超似合ってしまうから♥」との事。
「断じてホモとかカマとかではないのだ」
と豪語する主人公くん、SNSに挙げた自撮りに「ヤりたい♥ちんぽも見せて♥」というリプライがつくと嫌そうな顔をしながらブロックしている。
そんな主人公くんだが、彼のSNSを見て寄ってきたファンをカラオケに集めて、ひたすらチヤホヤしてもらうシーンからこの作品は始まる。
チヤホヤと言っても、おさわりはNG。
「こいつらはオレをチヤホヤ崇拝してくれる最高の信者くんたち♥」
「キモいしダセーけど貢いでくれるし全然OK♥」
などと完全に見下しながら、「オレの女装は芸術みたいなもんでしょw」とイキっている。
良い!!!好(ハオ)!!!!
まずバリバリの男口調である事も個人的好(ハオ)ポイント!
圧倒的美貌でオタクくんたちを侍らせながらも、彼の中身はバリバリの男なのだ!
このちぐはぐさがたまらない!
タイトルにもあるように、この見下し系女装男子がどうやってメス堕ちするのか、ワクワクが止まらなさ過ぎて心臓から我慢汁が出た。
しかしここで急展開を迎える。
ひたすらファンにチヤホヤしてもらいながら悦に浸る彼だったが、1人のファンのある発言によって流れが一変してしまうのだ。
「アホくさ」
「女装が芸術だかなんだかしらねぇけどよ、お前らみんなるーなとヤリてえんだろ」
「こいつただのマゾカマ野郎だぜ」
「さっさと押し倒せや、バレッバレだぞ」
どうやらこのファンは、るーなの何かを知っている様子。
思考停止でヨイショする他のファンと一線を画す発言で、ファンたちはどよめく。
「てっめ…!んなわけねーだろ!オレは男だ!ノンケだ!」と激昂するるーなに、男は「じゃあ脱いでみろや、男なんだからパンイチくらい平気だろ」と一蹴。
しぶしぶ服を脱ぐるーなだが、洋服の下から現れたのはなんと…
ぷっくりドスケベ乳首でした!!
「相当弄ってないとこんなプックリした乳首にはなんねぇと思うんだけどなぁ」と、男がぽつり。
そうですよね!筆者も思う!
BL漫画の世界においては、乳首がぷっくりしている男はみんな漏れなくドスケベって相場が決まってんだよ!
そうこうしている内にファンの手がるーなの乳首へ…。
「ヤバッ…!バレるっ…!」
この後、一体彼のマゾ性癖がどうやって暴かれていくのかは、ぜひ本編を読んで確かめて頂きたい。
いわゆる「わからせ」系の作品だが、終わり方も非常にエロくて心地良い余韻の残るものだった。
見下し系女装子マゾメスバレする
著者:おすしOG
滝川クリヒロイ
あやまんJAPANユースライター部の滝川クリヒロイです。 三度の飯よりBLが好き、よく考えたら百合も好き。 筋金入りのサブカルエロ女が、今日も今日とてお役立ちバカエロコラムをお...
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