底辺ドメンヘラを克服し幸せをつかめたワケ!Vol.19【イケメン紳士な彼氏ができた!】
こんにちは。元風俗嬢で、現在はアダルトライターをしている百花繚乱です!
当時、重い精神病をこじらせて昼職ができないという、ドメンヘラ女だったわたし。夜な夜なおこなわれていた過剰すぎる大サービスが名物という、風営法違反もはなはだしい違法セクキャバで働いていました。
その店は頭のネジが何本もぶっ飛んでしまっているメンヘラ嬢の巣窟でしたが、実は一番頭がおかしかったのは、他でもないわたし自身だったのです。
あははは〜!って、笑い事じゃないんだけどね。
その人は他の最低客とはまったく違った
勤めていたそのセクキャバは、もう地獄絵図と化していました。ヤバすぎなメンヘラ嬢であふれていて、半個室のVIPルーム内で高額チップ欲しさに手コキやフェラ、そして本番セックス…と何でもありだったのです。
お客たちも、もちろん過剰サービスが目的でやってくるような、最低のスケベ客ばかり。
でも「その人」はまったく違ったのです!まさに、掃き溜めに鶴とはこのこと。
悪友たちに連れられて、初めてこういうお店に来たというその男性を、仮にAさんとしましょう。Aさんは長身イケメンで、そのうえわたしが席についても、指一本触れてこなかったのです。
「ここセクキャバだし、サービスしないとボーイさんから怒られちゃう」と、わたしは伝えました。するとAさんは、優しい笑顔を浮かべて「もし怒られたら、俺がしなくていいって言ったって言うから大丈夫。だって、サービスされるより百花さんとは話がしたいから」と言うのです!
えっ、鼻血出ちゃいませんか??
Aさんはラストまでわたしを貸し切ってくれた
Aさんとわたしは隣に座ったまま、乾杯して楽しくお話していました。他の席では、セクキャバ嬢たちがお客の膝の上にまたがっておっぱいを出し密着サービスをしているというのに、かなり異質な光景です。
そのセクキャバはワンセット40分制で、20分経つと他の嬢と交代します。あっという間に20分が経ち、わたしには本指名客が少ないといつもイジってくる、クソガキバカボーイが呼びに来ました。
席に座ってお酒を飲みながら何のサービスもしていないわたしを見て、かなり不審そうな顔で「あの、女の子交代のお時間です」とAさんに告げます。かな~り後ろ髪を引かれながら、わたしも席を抜けようとしました。
するとAさんはびっくりしたように「え?俺、百花さんがいいんだけど」とクソガキバカボーイに向かって、きっぱりと言ってくれたのです!きゃ~♡
クソガキバカボーイは驚愕の表情をし(←マジで失礼すぎる)「あの…女の子を替えないなら、百花さんを指名したということになって、場内指名料がかかりますよ?」と言うと、Aさんは迷うことなくわたしを場内指名し、追加料金を支払ってくれました。
そして、そのまま閉店までわたしを本指名(ワンセットも終わったので、本指名料金に変更されます)し続けてくれたのです。少なく見積もっても、わたしとおしゃべりするためだけに10数万円は支払っていたと思います。
Aさんは最後まで、わたしの体に触れるようなことはありませんでした。ただただ、お酒を飲みながら楽しく談笑していただけです。
お、王子様?
ケチでエロいことだけしか頭にない、クソ客だらけの違法セクキャバに降り立った、Aさん。あなたが王子様なんですか……?
わたしがアフターに行ったことは言うまでもない
Aさんは話し足りないからと、アフターに誘ってくれました。当然、断る理由もありません。Aさんの悪友たちとは別れ、ふたりきりでご飯を食べながら、尽きない話を続けるわたしたち。
自己紹介をする中で、イケメンAさんはわたしの2歳年下で、若いころはジャ〇ーズJr.で活動をしていて、現在は芸能事務所を経営していると教えてくれました。
もうAさんのカッコよさと紳士っぷりにメロメロだったわたしは、いわれるがままに即日お付き合いをスタートさせたのです……♡
底辺ドメンヘラ、とうとう幸せを手にできるのか?!
百花繚乱
元底辺ドメンヘラで、現在は夫が大好きな幸せ人妻。 いろんな風俗店を転々とした暗黒時代を、持ち前の明るさでおもしろエロく綴ります! 皆さんのHappyライフへのヒントになれます...
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