ごきげんよう。青子(あお子)です!
精子や精液には呼び名は様々あるが最もポピュラーなのは「ザーメン」ではないだろうか?
そしてその語源とうんちくを今回はお届けしよう。

ザーメンもスペルマも漏れなくベルリンより

『Samen(ザーメン)』は、海外からやってきた下用語シリーズにはもはやあるあるなドイツ語である。
現地では「種子・精液」のことを意味し、街の花屋の看板には「Samen・Blumen(種物とお花)」と普通に書かれているという。つまり日本と違いアダルトな言葉の印象ではないのだ。

また、「スペルマ」という呼び名もドイツ語であり、『Sperma』と書く。
意味は同じく「種子・精液」であるが、スペルマのニュアンスとしては精子ではなく「精液」の方が強い。
それに対しザーメンは種子という意味合いもあるため厳密には「精子」と訳しても良いようだ。

つまり、ザーメン=「精子」、スペルマ=「精液」といったニュアンスで使用するのが正しい。

美女こそごっくんをする

ここで、由緒正しき淑女様方に朗報だ。
今までなんとなしにごっくんしてきたであろうスペルマが、なんと美容に良いものだということはご存知だろうか?

そもそも精液の成分の80%は水分であり、そこに精子の運動や栄養に必要なたんぱく質、アミノ酸、果糖、電解質酸フォスファターゼ、亜鉛などが豊富に含まれている。
タンパク質は、肌に重要なコラーゲンを生成するのに必要な成分。
アミノ酸には、肌の細胞を作るハリやキメ細かさや瑞々しい肌を保つために必要な栄養素で美容効果がある。
不老不死の万能薬「エリクサー」にもっとも近い存在ではないかと語る専門家もいる。

これに目をつけたノルウェーのBioforskning社が、「Spermine」という精子入り美容クリームを発売しており、老化を20%遅らせることができるという。お値段は1本約27,000円だ。
また欧米では精子を使った料理のレシピを紹介する『Natural Harvest: A Collection of Semen-based Recipes (自然の収穫:精子をつかったレシピ集)』なる書籍まで発売されている。具体的には、精子を入れたプリンやスムージー、カクテルなどの作り方が記載されているようだ。

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……そうなってくると、味や匂いが苦手で口内射精後もペッと吐き出してきた貴女も心変わりするのではないのだろうか?

あなたの人生に、少しザーメン革命を

ちなみに、実はザーメン=精子は、1体につき37.5MB相当のDNA情報を持っている
また一度の射精に含まれる精子数は5000万程度なので、どぴゅっとすると1788TB(テラバイト)もの情報が入った臭い汁が生成されるのだ
しかしそんなとてつもない情報量を持つ精子の殆どは書き込みエラーで終わる。虚しいものだ……。

凄まじい情報量と美容への効果も無くは無いザーメンならびにスペルマ。
出したら終わり。ではなく、今一度肝要に扱ってみてはいかがだろうか。

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西青子(すーぱーあお子)

MC・ナレーター。 あやまんJAPANユースメンバー。 Podcastラジオ『変態淑女のお茶会』パーソナリティ。 本業はグラフィックデザイナー。 キラキラ女子のふりをしたオタク。 深夜...

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