イキ活講座 受けてみよう!婦人科検診のススメ
皆さんは婦人科検診を受けたことがありますか?
受けたことないや・・・そんな方も多いと思います。
婦人科検診ってなんとなく怖いというか、嫌なイメージがありますよね。
他にも、面倒くさいからといった理由や、根拠なく受けなくても大丈夫っしょ!といった理由で受けていない方もいるでしょう。
その考え方は危険。自分では大丈夫だと思っていても、体は悲鳴を上げていた、なんてことも。
今回は婦人科検診についてご紹介しますので、ぜひ検診に対し前向きな気持ちになってもらえたらなと思います!
あやまん監督
自分が婦人科系の病気で手術したり、周りにも病気が見つかった人が多くいます。
検診を舐めてたらダメですよ。
どうせ舐めるなら別のモノを舐めましょうね
そうなんです。
早期発見でその後の人生が全く変わってくるので受けるにこしたことはありません
ナギセ
そもそも婦人科検診とは?
そもそも婦人科検診って何?よくわからんのだが・・・そんな方もいるかと思います。目的・内容・対象年齢・費用についてご説明していきますね。
何のために受けるの?婦人科検診の目的
何のために受けるのか、受けたら何がわかるのか、知らない方も多いことでしょう。婦人科検診は、乳がん・子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん・子宮内膜症・子宮筋腫など女性特有の病気の早期発見を目的としています。
このように婦人科でしか受けられない検診があるんですよ
ナギセ
あやまん監督
ほうほう。
確かにこれらの病気は女性ならではですね
何するの?婦人科検診の内容
では実際にどんなことが行われるのでしょうか。
実は、内容は施設やコースによってさまざまです。
ここでは一例をご紹介します。
乳視触診:医師が直接胸に触り、しこりなど異常がないかを確認。
マンモグラフィ:X線で乳房を撮影。
乳腺エコー検査:胸に超音波をあて、はね返ってくる超音波を調べる。
子宮頸部細胞診:子宮頸部を綿棒などで軽くこすり、採取した細胞を調べる。
HPV検査:子宮頸部細胞診のときに採取した細胞を使って調べる。
子宮体部細胞診:子宮の奥の方の細胞を採取して観察。
経膣エコー検査:細い超音波器具を膣内に挿入。はね返ってくる超音波を調べる。
これらの検査が必ず行われるというわけではありません。医療機関のHPなどに検査内容が載っていることもあります。気になった方は確認してみるとよいですね!
あやまん監督
たくさんの種類がありますが、私は全部受けたことがあります。
マンモグラフィや乳腺エコー、子宮頸部細胞診は市区町村の保健所から健診のお知らせが届きました
必ずしもこれら全てを受けなくてはいけないわけではありません。
それぞれに合った検診内容を案内して貰えるので、医療機関に問い合わせてみてくださいね
ナギセ
何歳から何歳までが対象?婦人科検診の対象年齢
対象年齢についてご紹介します。
対象年齢は、その検査によってさまざまです。
乳がん検診:30歳以上から受けられる。特に40歳以上の方は受けるべき!
子宮頸がん検診:20歳以上の方
子宮体がん検診:20歳以上から受けられる。特に40歳以上の方は受けるべき!
あやまん監督
特に40歳以上の方は受けるべき!とのことですが、本当にそれくらいの年齢から病気が見つかる確率がぐんと上がります
年齢のことを言うのはタブーとされていますが、病気に関しては別です。
それぞれの年齢に合った項目を検査してみてください
ナギセ
料金はどれくらいかかるの?婦人科検診の費用
受けてみたい!けど費用ってどのくらいかかるの?と思った方もいるでしょう。
費用は施設やコースによってさまざまです。また、対策型検診と任意型検診で金額が変わってきます。子宮がん以外の子宮や卵巣の病気の検査は、任意型検診になるので、費用は自己負担となります。
乳視触診:マンモグラフィなどと組み合わせて行われるので特別な費用はなし
マンモグラフィ:5000円前後
乳腺エコー検査:5000円前後
子宮頸部細胞診:5000円前後
HPV検査:子宮頸部細胞診とセットで1万円前後
経膣エコー検査:5000円前後・子宮頸部細胞診とセットだと1万円前後
子宮体部細胞診:5000円前後
こちらはあくまでもおよその金額です。これを参考に少し多めに持っていくのが安心ですね。また、自治体によっては特別にもっと安く受けられる場合があります(筆者は子宮頸がん検診を上記の3分の1くらいの金額で受けました)。
対策型検診をベースに、自分の体や年齢に合わせて任意型検診を組み合わせましょう。
あやまん監督
一般的な健康診断にプラスして受けられる場合や、国からの補助で受けられるものまで様々です。
まずはお近くの婦人科、もしくは行政の窓口に聞いてみましょう
社会保障関係費を減らしたい国は予防医療に力を入れ始めました。
調べたらお得に検診を受けられるかもしれませんよ
ナギセ
婦人科検診って痛いんじゃ・・・
ここ。かなり気になっている方が多いのではないでしょうか。
乳がんの検査はエコーなどほとんど痛みをともなわないことが多いようですが、マンモグラフィは乳房を潰されるので痛いかもしれません。許容できる範囲なので怖くありませんよ。
子宮がんに関しては、残念ながら痛みを感じる場合があるようです。経験からすると、経膣エコー検査は少し痛かった気がします。
子宮頸がん検診はリラックスしていれば特に痛みは感じません(違和感はあります)。ただ、なかなかリラックスなんてできませんよね。だって隠されているとはいえ、よく知らない相手の前で股を広げてるんですから。そして子宮体がん検査は子宮頸がん検査に比べると少し痛みを感じる場合が多いとか。
ポイントとしては、できるかぎりで気持ちを落ち着けること。医師は何人もの膣を検査してきているわけですから、不安を感じる必要はありません。体に力を入れないように意識して検査を受けてみましょう。
あやまん監督
医療関係者の方からしたら見慣れたものなので恥ずかしがることではありません。
それよりもリラックスする方が大事!
痛みがあるとしても、ほんの数秒です。
グッと体に力を入れるよりも「いた〜〜〜い」と私は声に出して力を抜くように意識します
不安な場合は遠慮せず伝えると配慮して貰えますよ
ナギセ
いざ婦人科検診へ!
さて、いよいよ実際に婦人科検診へ!
・・・・・・ちょっと待った!!
婦人科検診に行く際に気を付けておくとよいポイントをご紹介します。
服装は?どんな服がおすすめ?持ち物は何が必要?
意外と服装、大事です。婦人科検診では、下着を含め全部の衣服を脱ぐよう指示されます。
このとき、乳がん検診では上半身、その他の検診では下半身に何も身に着けていなければOKです。つまり、上下つながったタイプの服を着るとですね、どの検診もすっぽんぽんなんてことも。(医療機関によっては何か貸してくれるとは思いますが)そのため、上下の分かれている服装で行くのがおすすめ!また、ウエストゴムのスカートなど脱ぎやすい服装だと楽ですよ。
検診によっては、出血してしまう可能性もあります。少量の出血ではありますが、念のためナプキンやおりものシートを持っていくと良いですよ!
あやまん監督
服装はめちゃくちゃ大事です。
「上下別・脱ぎ着しやすい・スカート」は鉄板です。
男性との勝負の夜と一緒!かな笑
生理中でもOKなの?
いざ検診!と思ったら生理になっちゃった。
そんなときは病院に連絡して検診を延期してもらいましょう。
生理中の婦人科検診は避けるのがベター。
乳がん検診だけなら受けることも可能ですが、生理中は胸が張るなどトラブルもしばしば。
正しい検査結果が得られない場合もあります。
そのため、生理中の検診はあきらめましょう。
キャンセルの連絡はしづらいものですが、病院からすれば日常茶飯事なのであっさりリスケして貰えますよ。
生理ばかりは仕方がありません
ナギセ
アンダーヘアはどうしたらいい?
アンダーヘアってどうしたら・・・
そう思うかもしれませんが、何も気にしなくて大丈夫!
診察には問題ありません。
処理していても、していなくてもかまわないので安心して受診しましょう。
もちろん気になる場合は処理しておいてもいいですね。
あやまん監督
清潔にしていれば大丈夫ですぞ
自分の体のために大事なこと!ぜひ婦人科検診を受けよう!
今回は婦人科検診についてご紹介しました。
痛みがないとは言い切れない婦人科検診。ですが検診の少しの痛みを乗り越えれば、病気の大きな苦しさを回避できる可能性大!!
検診中リラックスできるような空間を意識して作っている医療機関もあります。早い段階で婦人科検診デビューをしておけば後が楽!いつだって今が一番若い!思い立ったが吉日です。
また、早期のがんは治せる時代ともいわれています。自分の大切な体のために、勇気を出して婦人科検診を受けてみましょう!
あやまん監督
婦人科検診の大切さ、わかってくれたかな?
まだ受けてない女子を全員集めて病院に連れて行きたいくらい、重要なことなんです。
自分を守るのはもちろん、大切な人を安心させるためにも婦人科検診に行きましょうね
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