英語とフランス語で育ち、大学・大学院でアイスランド語やサンスクリット語など10種類以上のマニアックな言語を研究する傍ら、持ち前の語学力を活かして世界中のセレブリティを骨抜きにして参りました、
全人類のラヴドオル「もも奴」でございます♡

100円ショップやドン・キホーテに入ると目に飛び込む、“trick or treat(お菓子くれなきゃ悪戯しちゃう)“ だの、“peekaboo(いないいないばあ)“ だの、といった楽しげな文言。棚という棚を席巻する、大量のパンプキン大王やおばけちゃんや黒猫ちゃんたち。

「あぁん…待ちに待ったHALLOWEENの季節だわ~♡」

オレンジや紫や黒で彩られた空間に身を置くと、ついついセロトニン大放出。
膣も脳味噌もとろけ散らかして、買い物カゴいっぱいにパーティーグッズを詰め込んじゃう。

今はまだ、不安いっぱいの世の中で、気軽にHALLOWEEN PARTYを楽しめる状況ではないかもしれないけれど……ほんの2年前までは、10月になると、どこのクラブもHALLOWEENをテーマにしたダンスミュージックパーティーを派手にぶちかましていたし、飲食店やカラオケ店もこぞってHALLOWEENとのコラボレーション企画をリリースしていたわよね。あぁ、懐かしい。
ご自宅でHALLOWEEN PARTYを開催して、家族や、恋人や、仲の良いお友達と一緒に、凝った仮装やハロウィン仕様のパーティー料理を楽しんだりする方も多くいらっしゃったのではないかしら。

自分は両親の意向で、幼い頃から、北アメリカおよびヨーロッパ文化に身を浸して育ってきたので、日本にここまでHALLOWEENカルチャーが根づくずっとずっと前から、10月31日のHALLOWEEN当日はもちろん、10月の週末は大概HALLOWEEN PARTY三昧してきました。
お育ちが高次元すぎてごめんあそばせ♡
お陰様で、おとなになった今では、「毎日バカンス!毎日ハロウィン!」をモットーに、日々を楽しく、心地よく、ファンキーに、クレイジーに生きております。んふふ。
そんなわけで、“PEACE(平和)“ と、“LOVE(愛)“ と、“UNITY(調和)“ と、“RESPECT(敬意)“ に満ちた、HALLOWEENの愉快な精神性と共に、「生」も、「性」も、全身全霊で謳歌している、あたくしもも奴。
成人してからは、アダルトなHALLOWEEN PARTYに参加する機会が増えたり、そういった趣旨のPARTYを自ら主催したり、ということも少なくないのですが、やっぱりいちばん興奮しちゃうのはなんてたって、“orgy“!!

orgy“。きっと耳慣れないスラングでしょうね。
和訳すると「乱舞と愛撫のド派手な酒池肉林」あるいは「変態さんの、変態さんによる、変態さんのための、あたおか乱痴気パーティー」といったところ。それって乱交パーティーでは?と思うかたもいると思うのですが「乱交も起こりうる?変態パーティー」といった感じで少しニュアンスが違いますの。
orgy“の発音は、あえてカタカナ表記をするならば、[オージィ]。このとき、ほんのり[アージィ]に寄せた発音を心がけると、よりネイティブスピーカーらしさが出ます。
しかし、オージー・ビーフでおなじみ、オーストラリアを意味する“Aussie“ とは混同しないように注意が必要!“Aussie“は、[オージー]ではなく[オーズィー]と発音するのが正解。
日本人が[オージー・ビーフ]と発音するのを、英語のネイティブスピーカーが耳にしたら、「あたおか乱痴気ビーフって何ぃい!?!??狂牛病の肉!??日本、怖いよぉおぉ!!!」ってなります(笑) 英語話者とファミレスに出掛けてビーフステーキをオーダーするときは、今日から絶対に[オーズィー・ビーフ]よろしくね。

例えば、お友達に最近の変わった出来事を聴かれたとき、“orgy“ に参加したことを話すなら、こんな表現。

🖤I went to an orgy last friday night. It was sooooo exciting!!
「こないだの花金にさぁ、おとなの変態パーティーあって、参加してきたんだよね。めちゃめちゃエキサイティングだった!!」

それから、“orgy“ は、美味しいものを食べたときの褒め言葉としても活用できるの。この高度な言い回しを知っていれば、ネイティブスピーカーがひっくり返ること間違いなし。(けれど、なかなかお下品なフレーズでもあるから、相手と場所は選んでね)

🖤Oh my gosh!! this hamburger tastes sooo good. It’s like an orgy in my mouth.
「うおおお!!このハンバーガーすんんんげえ美味い。口のなかでクレイジーパーティー開催中って感じ」

ちなみにね、日本語でいうところの「3P」は、英訳すると “threesome[スリーサム]“。本来はシンプルに「三人組」って意味のワードだけど、複数プレイを意味するスラングとしても使えるのよ~。
「4P」なら “foursome(フォーサム)“。「5P」なら “fivesome(ファイブサム)“。
呑めや唄えやのお祭り騒ぎのなかで、何か刺激的なおとなのハプニングがあったときのために、この表現も一緒に覚えておいて損はないわね。

ということで今回は、HALLOWEENシーズンに、カーニバル三昧の日々を過ごすパリピなあなたが、アダルトな酒池肉林にお呼ばれしたときのための、とっておきのスラング、“orgy“のご紹介でした。

まだまだ堂々と安全な形で“orgy“を開ける時代ではなさそうだけど、宇宙は流動していて、一生この苦しい世界がつづくわけでは決してないから。
未来に希望を見いだして、共に今を懸命に生きましょう。
ほんの些細なことにも、大きな幸せを見いだせる、そんな心の余裕を持ちつづけようね。

thx 4 reading♡ see u next time!!

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もも奴

英語、フランス語、日本語のトライリンガル教育を受け、グローバルな幼少期を過ごす。 上智大学文学部英文学科、および同大学院文学研究科英米文学専攻にて、古英語、アイスラン...

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