2015年8月31日に産声をあげた、セクシー業界で活躍する女性アーティストたちによる歌の祭典『LADY MADONNA』。(通称:レディマ)セクシー女優が本格的な歌唱パフォーマンスを魅せるステージの先駆者ともいえる当イベントですが、2025年11月25日で惜しまれつつ最終回を迎えることを発表。

10年の歴史に幕を下ろす瞬間を見届けるべく、川崎のクラブチッタで行われた『LADY MADONNA拡大版2025 FINAL』に行ってまいりました!

ラブトリップ

今回の出演アーティストは総勢20組!勢ぞろいすると、圧巻の華やかさですね。メンバーは現役セクシー女優さんだけではありません。すでに業界を引退し新しい道を歩んでいる元・人気セクシー女優さんたちの姿もあります。積み重ねられてきた長い歴史を感じますね。

司会は長年レディマでMCを務めてきた、芸人のシャバダバふじさん。そして伝説級の元セクシー女優である、タレントのみひろさん。さらに、怪談師として大活躍中のありがとうぁみさんも駆けつけ、強い思い入れのあるレディマの終幕を惜しんでいました。ぁみさんはリハーサルの時点ですでにウルっときていたようです(笑)。

トップバッターはオタク系セクシー女優として名高い音琴るいさん。40歳オーバーのおじ様たちが泣いて喜びそうな、往年の昭和アニメソングをメドレーで熱唱。客席もみんな一緒に歌っていました。ライブの立ち上がりは上々!

続いてはレディマ初登場だった小梅えなさん。初々しさ満点にキュートなバンドソングを歌いあげました。「みんな優しく温かい目で見守ってくださったので……。半分自分の声の記憶がなくって。胸がいっぱいです」と、最初で最後となったレディマのステージでの感動を噛みしめていました。

ガチの人妻セクシー女優である葉月美音さんは、あの有名な浮気系歌謡曲を色気と貫禄満点で熱唱!瞬時にしてライブハウスをスナックへと変貌させていました(笑)。これまで何度もレディマに出演してきた美音さん。「歌いたかった曲を最後に歌えたらと思って……」と悔いのないラストパフォーマンスを見せつけてくれました。

真っ白なふんわりドレスで登場したのは、レディマ常連メンバーだった稲森美優さん。自称「クラゲ衣装」とのことでした(笑)。今回は平成を代表するアイドルグループの名曲を熱唱。懸命なパフォーマンスと歌声がグッと胸に響きました。袖で聞いていたみひろさんも「去年より堂々としてた。成長した」と評していました。

SOD(ソフトオンデマンド)酒場発のエロパフォーマンス一般女子軍団・生中野女子、通称ナマジョはオリジナル曲を3人で熱唱!普段は6人体制につき、人数減少でパワーダウン……なんてことは全くなし!スカートの下のパンツを脱いでは投げ、脱いでは投げと、パワフル&エロ全開のパフォーマンスで会場を沸かせました。

元子役という異色の経歴を持つRUUさんは、これまでレディマで披露してきた可愛い系から脱却し、カッコいい系の激ムズアニソンで勝負!ステージが終わった後も「まだ歌いたい!」と、レディマの終わりを惜しむコメントをしていました。またどこかでRUUさんの美声が聞けると嬉しいですね。

熟女系セクシー女優の木下凛々子さんは、某ウイスキーのCMソングをしっとりと歌い上げる……かと思いきや、冒頭で「めちゃくちゃ緊張しているので一緒に歌って♡」と、会場のお客様たちにおねだり。そういう曲じゃないですよ、これ(笑)。歌い終わった後の「川崎駅前のカラオケでは完璧だったのに、あがっちゃった……」と呟く様もまた、とてつもなく色っぽかったです。

琥珀ややさんは、日本の誇る歌姫の難解曲を見事に歌い上げていました。しかし、ステージを歩き回っていたのは「バラードだったから曲の間はどうしよう?ってウロウロしてた……」とのこと。さらに途中で靴を脱いだのは「歩きづらくて脱いじゃった……」ということで、どれも演出ではなかったというオチ(笑)。それでも全身にまとう独特の空気感で会場を席巻していたのはお見事でした。

逢沢みゆさんは、元アイドルだけに客席の煽りが完璧!初っ端でお客さんを全員スタンドアップさせる手腕に驚きました。さらに圧倒的な華とダンスパフォーマンスで、広いステージが狭く感じられてしまったほど。「会場が大きくて音が聞こえなかったけど、みんな歌ってくれたから、やれた。ファンのみんなのおかげ!」と感謝のコメントも述べていました。

“明日抱ける”がコンセプトのアイドルグループ・道玄坂69。メンバーはみんな現役風俗嬢なのだとか。「ペンライトも体も勃たせて盛り上がっていくぞー!」「おまえらチンコ勃たせろー!」と、どの出演者よりも過激に客席を盛り上げながらオリジナル曲を熱唱。衣装がお尻丸出しのびんぼっちゃまスタイルだったため、配信では顔のアップしか映っていなかったそうです(笑)

AV事務所マインズ所属のセクシー女優さんたちによる、アイドルユニット・みるせんっ!。実はみるせんっ!の初ステージはレディマだったとのことで(当時はみるくの戦士)、レディマ最後のステージにはメンバーの感慨もひとしお。「これまで4回出演したけど、3回目まではカバー曲。最後に大きなステージでオリジナル曲を披露できて嬉しかった」と胸の内を吐露していました。

Oカップ爆乳セクシー女優の恋渕ももさん。今回はTHE・アイドルな衣装でオリジナル曲を披露。途中で歌詞が飛んでしまうハプニングもありましたが、「楽しかったから120点!」と満面の笑み。ちなみに、MCのみひろさんは歌詞をまるまる一曲分飛ばしたことがあるらしいです(笑)。

七海ななさんは、「歌は苦手です」と言いながらも、見事な歌唱力でカバー曲を熱唱。レディマの終了を「新しい門出」として、お客様たちに自分の想いを伝えていました。2011年にセクシー女優を引退後、結婚・妊娠を経た今も、表舞台での活動を続けているななさん。またその姿をステージで見られることを願っています。

円井萌華さんが歌ったのは、アイドルが選ぶ最強のアイドルソングとして有名な曲。セクシー女優になる前、地下アイドルシーンで圧倒的な人気を誇っていただけに、そのパフォーマンス力は確かなもの。しかし実は三日前まで声が出なかったと告白。「今日歌えるのは奇跡。願いって叶うんだな……」と、嬉しそうに語っていました。

レディマでは毎回のようにパワフルな歌声を響かせていた、中山ふみかさん。その小さな体と可憐なルックスからは想像もつかない、力強いパフォーマンスでした。しかし、後になってMC陣から「出番直前までイスの下で丸まっていた」と暴露。ステージに上がった時のギャップが凄まじい!ただ、そのスイッチの切り替えこそ、セクシー女優としての彼女の武器でもあるのかもしれませんね。

一曲入魂でレディマ愛を表現したのは、枢木あおいさん。2023年にセクシー女優を引退後も毎回のように出演し、オリジナル曲でレディマを存分に盛り上げてくれた頼もしい存在です。終盤に向かうライブを心から名残惜しいと感じさせる、圧巻の存在感と歌声でした。

デビュー10周年を迎える2026年7月に現役引退を発表している栄川乃亜さん。元気いっぱい、キュートにオリジナル曲を歌うも、「最後って思っちゃうんですかね。皆さんの声を聞いて泣きそうになっちゃいました」と、レディマが終わることが寂しいという本音をポロリ。レディマはラストですが、来年まで“栄川乃亜”を駆け抜けてください!

2025年にセクシー女優を引退した希島あいりさん。“ありがとう”の言葉がストレートに伝わるオリジナルの新曲で、感謝の気持ちを歌っていました。レディマには第1回から出演していたあいりさんゆえ、愛情もひとしお。「実は今日が新曲の発売日。最後のレディマライブでご一緒できたのも奇跡というかご縁だな、と……」と語ってくれました。

レディマのオーガナイザーである大和姫呂未さん。最後のレディマのステージで、素晴らしい歌声とともに心の内を真っすぐに伝えます。「他の出演者がステージで輝いている姿を見るのが好きでした。寂しい」と、言いながらも、「この方がいなければこの祭りはない」と大トリのあの女優さんへとバトンを渡します。

レディマの最後を飾るのは、白石茉莉奈さん!ママさんアイドルセクシー女優として君臨する彼女ですが、レディマ第1回から大和さんとともに皆勤賞で出演していた、いわばレディマの顔。まさに10年間の大トリに相応しい、圧巻のステージでした。「AV女優で本業じゃないのに、チッタでやらせてもらえたことに感謝。毎回トリをつとめさせていただき光栄でした。ありがとうございました!」

ラストは出演者が全員集合で合唱してエンディング。『LADY MADONNA』は、10年の歴史に幕を閉じました。一旦は終了となった『LADY MADONNA』ですが、もともとはどのような経緯でスタートし、またなぜ今回で終幕をむかえたのか?

イベント終了後、オーガナイザーの大和姫呂未さんにインタビューしました。

――『LADY MADONNA拡大版2025 FINAL』、お疲れ様でした!今の率直な感想はいかがですか?

「正直、寂しい気持ちはありますね。終わっちゃったのかーという。でも、たくさんのお客様にも来てもらえて、有終の美を迎えられたと思います」

――もともと、『LADY MADONNA』はどういった経緯で始まったのでしょうか?

「私は以前、セクシー女優をやっていたことがあるんです。辞めた後は歌手に専念していたのですが、10年くらい前からSNSで歌を投稿している女優さんを見るようになって、“一度でもセクシー女優になったことがある人”をコンセプトに、イベントをバーンとやってみたらどうだろう?と考えたのが最初ですね」

――10年前は、『LADY MADONNA』のようなライブイベントは存在していなかった?

「ほぼなかったのではないかと。あったとしても、アングラ的なイメージが強かったと思いますし、セクシー女優さんに好きな歌を好きな恰好で歌える場所をつくってあげたかった。それで、まずはお試しとして2015年8月31日にやってみたんですよ。メンバーは、当時から積極的に歌をやっていた女優さんを中心にしました」

――その時点で、すでに『FINAL』にも出演していた白石茉莉奈さんと希島あいりさんが出ていたのですね。

「ほかにも天使もえさんや結城リナさん(現・万里慧さん)がいました。しばらくは順風満帆だったのですが、2020年のコロナ過で大きな負債を抱えてしまったんですよ。休止することなくやっていたのですが、お客様も激減してしまったので停滞期といっていいでしょうね。それでもまた盛り返して、近年は勢いが戻っていましたが」

――しかし、そんな中『LADY MADONNA』10周年の節目での終了が発表されました。

「やっぱり10年で一区切りというか。リアルなことをいうと、始めた当時はセクシー女優が歌う場を設けてあげたいという気持ちが強かったけれど、他にも受け入れてくれる場所が増えたことが大きいですね。今はセクシー女優だって普通の音楽ライブにも出られるし、自力での配信もできる。みんなが巣立ったような、一定の役目を終えたような感覚がありました」

――それでも、先ほど言っていたアングラ感を『LADY MADONNA』が消したのは大きな功績だと思いますよ。土壌をつくったイベントと言ってもいい。

「ありがとうございます。『LADY MADONNA』は終わりましたが、主催が提案するわけでもなく、セクシー女優さんが好きなように5分間セルフプロデュースで歌うという、持ち寄りパーティのようなごちゃ混ぜ感があるライブは、ほかにはなかなかないかな、とは思います(笑)」

――大和さんは、なぜ過去にセクシー女優としてデビューをしたのでしょうか。

「私は当時、まったく売れていない歌手で、生きていくためにどうにかしたいという気持ちでいました。それに、私はもともとみひろさんに憧れていたのもあります。AVは私にとってタブーな存在でしたが、そこを冒してみようかな、と。どうせなら乗り越えてみようかな、と考えました」

――そして2009年にデビュー。しかし、それ以降しばらくは出演していませんでしたよね。

「メーカーの方針で、1本だけの衝撃を出したかったみたいです(笑)。翌年には何本か出演したんですけど、1年くらいでフェードアウトしました。だからトータルすると2年くらいしかやっていないんです」

――セクシー女優を辞めた理由は?

「名前を売って役割を果たしたから(笑)。その後は歌手とボイストレーナーとして活動しています。私はセクシー女優になるにあたって、周囲から縁を切られる覚悟で始めました。普通の人と違う道が気になっていたのも本音です。でも、他の人にやってみなよとは進めないかな。今思えば若気の至りですね」

――今後も歌手活動は続けていくつもりですか?

「はい。実は2025年は私のデビュー20周年でもあったんですよ。それを記念して9月にベストアルバム『20th Anniversary best album』が発売されたので、ぜひ気になった方は聞いてみてください!」

――ありがとうございました!

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もちづき千代子

AVメーカー制作広報・風俗サイト編集長・アダルトグッズ社員を経て、アダルトからグルメまで、人間の欲望を追求し続ける豊満人妻ライター。度を超したぽっちゃり体型がチャームポイ...

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