みなさま、おはこんばんちはー♡
みなさまは、誰にも負けないぞというポイント、ありますか?
安い航空券を見つける嗅覚だけは人並み以上なんじゃないかと思っている竹あき嬢です。

日々チェックして、“激安センサー”がピピッと動いた瞬間に購入。
スケジュールはあとで考える方式なので、購入したものの行けなかった航空券も静かに増えていくわけですが、それも含めて私の旅人生です。

そんな私がAV現場で出会ったのは、また別方向の“誇れるものを持っている人たち”。
男優さんって、ただSEXが上手とか、動きがすごいとか、体力があるとか、そういう次元だけじゃないんです。
仕事への向き合い方がとにかく真っ直ぐで、たまに全力すぎて笑わせてくれるのに、最後はかっこよさで全部持っていく。

今日はその代表格みたいな激ピス男優さんのお話です。

新人女優さんのデビュー作で起きた出来事

AVの撮影は、1日の中で複数の絡み(SEX)を撮るのがよくある流れ。男優さんはシーンごとに呼ばれます。
中でもデビュー作の「最初の1絡み目」は、本当に大切。
ここで楽しさや安心感を感じられるかどうかで、その後の女優さんのモチベーションまで変わっていくと言っても大げさじゃないです。

ある程度の規模があるプロダクションでは、この最初の1絡み目に必ず経験豊富な男優さんをキャスティングします。
新人女優さんが1番緊張する場面なので、現場の安定感や進行のスムーズさを考えると、やはり“腕のある人に任せる”のが鉄則なんですよね。

最近は女優さんから男優さんの希望を出してもらうケースも増えていて、「この人となら撮影に挑める」と思える相手を選んでもらうことも珍しくありません。

今回ご紹介する女優さんも「AVで初SEXを経験したい」という理由で出演を決めていて、初めてのパートナーとして有名な実力派男優さんをリクエストしていました。

当日、男優さんはいつもよりちょっと早く現場に入り、緊張気味の女優さんと話したり、SNS用の写真を撮ったり。
その場にいるだけで空気をやわらかくしてくれる感じで、スタッフも「あ、これはいい現場になる」と自然に思えてしまうような人でした。

ただ、ひとつだけ妙な違和感。
歩き方が、どう考えてもおかしい。

撮影前のシャワーを終えた男優さんの足元に視線をやると、左足の甲と指が赤黒く腫れてぱんぱんに膨らんでいる。
スタッフや監督がざわっと集まり、「ちょっとこれ、どうしたんですか」と聞くと、男優さんは何事もなかったかのように

「蚊に刺されただけだよ」

と、さらっと返す。
いやいや、そんな吸血鬼みたいな蚊います? とみんな内心で突っ込みつつも、足はほぼ映らないため撮影はそのまま開始されました。

いよいよデビュー作の1絡み目。

この男優さんは“激しいリズムで腰を動かすピストン”が持ち味で、その勢いから激ピス男優と呼ばれています。

その激ピスが、この日も全開。
いつも通りベッドや床が壊れるんじゃないかと思うくらいの勢いです。

激しい動きとはいえ優しく接しているので、処女貫通の痛みを超えた女優さんの表情がどんどんほぐれていって、カメラ越しにも“初めてのSEX”とは思えないほど完成度が高かったです。

現場にいた誰もが「これは良いデビュー作になる」と感じるような仕上がりでした。

撮影後、女優さんがシャワーへ向かい、お湯の音が聞こえ始めた瞬間です。
男優さんの表情が急にゆがみ、声を上げました。

「あああ、痛い。
これ絶対折れてる。
誰か病院に連れてって」

え、さっきまであんな激ピスしてた人が、急に別人みたいに倒れ込んでる。

事情を聞くと、撮影前にジムでトレーニングしていた際、ダンベルラックが不安定で、複数のダンベルが足に落ちてきたとのこと。
その瞬間「これ折れたかもしれない」と感じたらしいのですが、デビュー作であり、自分を指名してくれた女優さんの現場。
そこに穴を開けたくない気持ちが勝って、痛みをごまかして現場入りしたそうです。

折れているはずの足であの激ピスをやり切ったと知った瞬間、現場のみんながぽかん。
さっきまで「蚊に刺された」なんて言っていたのに、やはり蚊の仕業じゃない。
その場の空気がふっと止まって、「あれ…? そんなことある?」と、みんな同じ表情になっていました。

女優さんがシャワーから戻る前に、男優さん・運転できるスタッフ・私の3人で急いで整形外科へ。
診察結果は、足の甲の骨が2本、しっかり折れていました。

私が、「撮影中、本当に痛くなかったんですか?」と思わず聞くと、男優さんは肩をすくめながら、満面の笑顔で言いました。

「痛いに決まってる。でも女の子を悲しませるわけにはいかない。男は女の子の前でかっこつけるんだよ!」

この一言が、妙に胸に残りました。かっこよすぎる!
軽く言っているようで、背中には長年積み上げてきた経験がちゃんとある。
“かっこつける”って、ただの見栄じゃなくて周りの人への優しさでできているんだなと思いました。

仕事のかっこよさって、肩書きより“向き合い方”に宿るもの


AV現場で働く男優さんたちは、技術がすごいだけじゃなく、相手の不安を受け止めたり、場を整えたりする力が本当に大きいです。
ときには自分の痛みを隠してでも、女優さんのデビューを支えようとする人がいる。

そんな姿を目の前で見たとき、かっこいい仕事って肩書きとは全然関係ないんだと思いました。
向き合い方そのものが、その人をかっこよくする。

あの日の激ピス男優さんは、その象徴みたいな存在でした。

記事一覧

竹あき嬢

広島から世界へ。 ふらふらふらふら。アダルト業界の元スタイリスト。エロ作りをしてました。現在旅人。カープ大好き。実は真面目で熱いAV界を語ります。

PR

さくらの恋猫

関連記事一覧