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コラム

『酒場のネタになる話とオススメの1杯 』ファーストコンタクト

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カウンターからこんばんは!
N.Yでバーテンダーライセンス取得。心理カウンセラー3級でもあるCrystal Hazuki が『酒場のネタになる話とオススメの1杯』をお送りします。

ファーストコンタクト

はじめまして、Crystal Hazukiと申します。
自称“天職”と思ったりもするバーテンダーになったきっかけ…それは、とある映画を観てコレだ!と閃いたのがきっかけでした。
男性だとよくトムクルーズ主演の「カクテル」を観てバーテンダーに憧れた!もしくはシェーカーを購入してお家でバーテンダー気取ってみた!なんて話も聞きますが、映画は違えど私も完全にそのパターン。「コヨーテ・アグリー」を観てバーテンダーに憧れた。というか、当時N.Yに実在するバーだったので、コヨーテアグリーで働きたいと思いN.Yに飛んだ。
後先を考えないで行動してしまうのはどうやら昔から変わっていない、とこれを書きながら思った。
マンハッタンの1AV 9stと10stの間にあったお店のすぐ近く、15st(徒歩5分以内)に部屋を借りるも「映画の世界感を求めて訪れるお客さんが多いのでアジア人はちょっと違う…」的な事を言われあっさり玉砕。でも来ちゃったし…じゃあどうする?と考えた結果、マンハッタンにあるバーテンダースクールに通う事にした。
そもそもニューヨークではアルコールライセンスが厳しく、バーテンダーとして働くためにはライセンスが必要な場所が多い。
クラスに日本人は1人だけど、まぁいいか。
クラスの皆んなはオーストラリア訛りの英語を話す日本人にも優しく接してくれたし(←実はオーストラリア、ニュージーランド、中国を経てからのニューヨークである。この話は後々に。)
“好きこそものの上手なれ”でなんとかなるもんだ。
そんな訳で「コヨーテ・アグリー」では働けなかったのだが別の場所でまた1人新人バーテンダーが誕生した。なんだかんだマンハッタンで3年過ごし、帰国後も西麻布、六本木、銀座を転々と渡り歩き、気がつけば20年以上…すっかり婆テンダーになってしまったが数々の酒場をこなしてきたからこそ、『酒場のネタになる話とオススメの1杯』をお送りできるのではないかと思う。
会話に困った時は是非小ネタに使っていただきたい。

マンハッタン

そんな訳で、今回オススメするお酒は
『マンハッタン』
アルコール度数は27〜35度。
ウイスキーベースのカクテルで、通称「カクテルの女王」と呼ばれている。

諸説あるが、第19代アメリカ大統領選時に行われた候補者支援パーティで、英国元首相ウィンストン・チャーチルのお母様、ジャネット・ジェローム(彼女はアメリカ人で応援のため帰国していた)がウイスキーとスイートベルモットを組み合わせたカクテルでもてなしたのが始まりとも言われている。提供された場所であるクラブの名前がマンハッタンだったことから、マンハッタンという名前がつけられたとか。
またマンハッタンに落ちる夕日をイメージしたという説もあり。
1959年公開の映画『お熱いのがお好き』でマリリン・モンロー扮する楽団歌手たちが公の場での酒提供や飲酒が禁じられていた禁酒法時代に、汽車内で悪戦苦闘しながらカクテルを作ろうとするシーンにこのマンハッタンが登場し、一躍有名になった。

【レシピ&作り方】
☆ウイスキー(ライ、カナディアン、バーボン等)
☆スイートベルモット
☆アンゴスチュラビターズ
☆マラスキーノチェリー
ミキシンググラスにウイスキーとスイートベルモット、アンゴスチュラビターズを注ぐ。
軽くステアしてからカクテルグラスに注ぎ、マラスキーノチェリーを飾る。

お試しあれ。