底辺ドメンヘラを克服し幸せをつかめたワケ!Vol.21【風俗嬢って本当ホスト好きだよね】
こんにちは。元風俗嬢で、現在はアダルトライターをしている百花繚乱です!
当時、重い精神病をこじらせて昼職ができないという、ドメンヘラ女だったわたし。夜な夜なおこなわれる過剰サービスが名物という、風営法違反もはなはだしい違法セクキャバで働いていました。
チップさえもらえれば手コキやフェラにとどまらず、本番セックスまでしちゃう、頭のネジが何本もぶっ飛んでしまっているメンヘラ嬢の巣窟です。そんな地獄絵図のようなセクキャバ店では、いろいろな悲喜こもごもがございました。
さて今回は、ホストクラブの沼にドハマりしていた、セクキャバ嬢たちのお話をしましょう。
セクキャバ嬢はほぼホスト好き
すべてのセクキャバ嬢に当てはまるのかは分かりませんが、わたしが働いていたセクキャバでは、ホストが大好きな嬢がとっても多かったです。
普段、ブサメン客やキモメン客の相手をしている反動からなのでしょうか?
そういうわたしは、実はホストがどうも苦手で…。イケメンな顔だけで自分を売って、女性からお金を巻き上げるような男は、好きにはなれません。わたしの考え方が古いのかもしれませんが、「男のお前のほうこそ奢れよ」って、どうしても思っちゃうんですよ。
あと、若いイケメンという生き物が、あんまり好きじゃないというのもあるかもしれませんね。だって中身がないし。ほぼほぼナルシストだし。
でも、他のセクキャバ嬢たちは、みんな待機室でホストの話ばかりしていました。
中には「これ、彼氏~♡〇〇(ホストクラブ名)でナンバーなの♡」と、整形全開のホストの写真を見せびらかしてくるような子も。絶対に、彼氏なわけがないけどね。
普段はわたしも、「ふーん、カッコいいね」と、適当に受け流していたのですが…。
断り切れず、泣く泣くホストクラブに行く羽目に
そのうち、お店内で結構仲良くしていたホスト大好きのMちゃんに、「今日仕事終わったら、ホスト行こうよ!初回なら1,000円で飲み放題だよ!」と誘われてしまったのです。
本当にイヤ…でも、付き合いもあるし…。
「いや、ホスト嫌いだしキモいと思ってるから、絶対に行きたくない」と言えればよかったのですが(言えるわけないか)、断り切れずにのこのこMちゃんと、とあるホストクラブに行く羽目になりました。
行ってみてびっくりしたのが、ホストたちの顔面レベルの低さ!なにあれ?パネマジ(※お水・風俗用語で、写真加工が激しすぎること)じゃん。いえもちろん、お店によるのでしょうが。
しかも、おしゃべりがなんにも面白くないんです。わたしが関西出身でお笑いに厳しいこともあるのでしょうが、くすりとも笑えない。
どんどん入れ替わるホストのうち、誰ひとり気に入ることもなく、場内指名をする気にもなれず、初回料金の1,000円だけ捨てたつもりで帰ろうと思っていたのですが…。
たこ焼きが高いんだよっ!
そんな冷めきったわたしの横で、Mちゃんはとっても楽しそうでした。さすがに、先に帰りたいと言い出すわけにもいかず、我慢するだけの時間が流れていきます。
すると、だんだんお腹がすいてきました。だって長時間の仕事終わりだし、本当は居酒屋かどこかに行きたかったよ…。
とりあえずフードメニューを開き、たこ焼きがあったのでそれをオーダーしました。出てきたのは、お皿に乗った6個くらいの冷凍たこ焼きをチンしただけの、ぶよぶよのマズそうなもの。
まあ、屋台じゃあるまいし、ホストクラブで焼きたてカリカリふわふわのたこ焼きは期待してはいなかったけれど、それにしてもひどい代物でしたね。
お会計のとき、たこ焼きの料金が3,000円もしたことを知ったわたしは、目ん玉が飛び出そうになるくらいびっくりしました。
あんなもん、大阪で出したら怒られてシバかれるで。助かったな、東京のホストクラブで!!
百花繚乱
元底辺ドメンヘラで、現在は夫が大好きな幸せ人妻。 いろんな風俗店を転々とした暗黒時代を、持ち前の明るさでおもしろエロく綴ります! 皆さんのHappyライフへのヒントになれます...
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