「男の人って、女の子の求めるセックスがぜんぜんわかってない!」

そんな風に憤ったこと、女性ならば誰しも一度は経験しているのではありませんか?かくいう筆者もその一人。令和の時代にもしつこく蔓延る、不届きかつノンデリな男たち……どなたか奴らを教育してくれやしませんかね~。

そんな他力本願な筆者の前に、1人の女性が現れた!その方の名は小森華代さん。教育系風俗「アダムとイブ」を経営する実業家です。

きょ、教育系風俗……?
それは一体、どんな風俗なの……?

manmam編集部、小森さんに突撃インタビューを実施。「アダムとイブ」の実態や理念、さらに2026年1月に立ち上げたNPO法人「Mind・Solutions」の活動についても聞かせてもらいました!


――教育系風俗「アダムとイブ」とは、いったいどんなところなのでしょうか?

「風俗店というよりも、風俗の仕組みを使った性教育の場。実践型のセックスコーチングです。テクニックを磨くだけでなく、女性とのコミュニケーション力を向上させることもできる、いわばオトナのための教習所なんですよ」

――どのような流れで学んでいくのですか?

「マニュアルを読んでからレッスンしてもらい、段階を踏んで徐々にレベルアップをしていく形ですね。まずはベーシックという最初のクラスからスタートし、テストで60点以上を取ることができたら、アドバンスにランクが上がります。アドバンスではポルチオイキなどの男性側の勘違いが多い知識を正しく伝えています」

――なるほど。偏った情報が蔓延しがちな、潮吹きなどのラインですね。

「アドバンスで70点以上が取れたら、次のランクはマイスター。大人のオモチャを使ったプレイの伝授になります。これで90点以上が取れたらグランドマイスターとして、弊社の認定講師になれますが、まだここまで辿り着いた方はいません」

――狭き門なのですね。ちなみに、ご料金はいかほど……?

「基本コースの『らぶりーど』が、120分66000円です。テクニックの評価・採点のみの『ちょいりーど』だと60分で22000円ですね」

―― 一般的な風俗としては決して安価ではないですよね。でも、学びの要素が加わることを考えれば妥当かもしれない。

「単純にお金を払ってヌキたいだけという方は、うちには来なくていいんですよ。それよりも、お金を払ってでもセックスを学びたいと思う方、パートナーとセックスレスになりたくないと考えている方をターゲットにしたお店なんです」

――もしや、いずれお客様が卒業していくことを見越している?

「そういう側面を含めて、『オトナの教習所』なんですよ。一般の女性……いわば車道で無茶苦茶な運転をしないためにも、うちのお店……敷地内で免許をとってスキルアップをして欲しいんです。信号が赤なら止まれ=コンドームをつけろ、標識がわからない=クリの仕組みやGスポットの場所がわからない、みたいなイメージですね」

――確かに今は、そのルールすら知らない男性が多すぎる。

「だからこそ、うちは全ての女性のために作ったお店でもあるんですよね。女の子って好きな相手に『あなたのセックスはヘタ』だなんて言わないでしょう?感じてるフリをして終わらせているカップルはすごく多いと思うんです。そこをズバリと言えるのは、やっぱりプロの女性なんですよ」


――とはいえ、それは普通の風俗店では難しいですよね。

「はい。やっぱり商売なので働いている子もリピートして欲しいから、褒めるしかなかったりするんです。それに、なんだかんだで好きな人が風俗に通うことを許してくれる女性って少ないじゃないですか」

――小森さんもその気持ちはわかります?

「わかります、わかります。私もすごく嫌だったこと、ありますもん。でも、どんなに嫌がっても男性って結局『生理現象だししょうがない』なんて言ってくるわけで。『だったら、そこでもっとセックスを学んでこいよ!』と思ったのが、このお店の発想の源だったりするんです(笑)」

――フィードバックしてくるなら、まだ許せる(笑)。

「あと、おそらくは自分と出会うよりも前にテクニックを学んでいたら許せるんじゃないですかね。とはいえ、元カノでテクを磨いたっていうのはきっと許せない。そうなると、本当に大事な人に巡り合う前に、早め早めでうちに来るのが理想的かもしれませんね」

――お客様の年齢層はわりと若めなのですか?

「女性経験の少ない20代の方がけっこういらっしゃいますね。セックスに興味がなかったので蔑ろにしていたけれど、このままでいいのかな?という気持ちで問い合わせをしてくる方が多いです。アラサー女子が婚活に焦る感覚に似ているのかも(笑)。でも、セックスレスに悩んでいる既婚者の方も多くいらしていますよ。カップルで120分77000円の『ふたりーど』というコースもあるくらいです」

――パートナーと一緒に学ぶことも可能なのですね。

「私はパートナーとの関係の根底はセックスだと思うんですよ。どんなにケンカをしても、セックスさえできれば仲直りもできる。これぞ素晴らしい社会の構図じゃないですか?」

――でも、そうならない理由として男性側のテクニック不足が存在するような……。

「そう。テクニックを向上して、パートナーとのセックスを当たり前にすることが大事。それが、不満を抱える2人が話し合える環境に繋がる。恋をし続けるには努力が必要なんです。女性は構造的に自分の体のことを自分ではわかりづらい。だから、男性がテクを学んで女性に教えてあげるべきだとも思いますね」


――2026年1月には、NPO法人「Mind・Solutions」を立ち上げています。

「『アダムとイブ』は個人に向けた活動ですが、『Mind・Solutions』の活動は社会全体に向いています。私は風俗は『愛を学ぶ場所』でもあると思っているんですよ。男性向けだけでなく、女性向けの風俗も、どんな業態であっても、しっかりとした理念を持っているんです。でも、それをSNSなどで発信すると容赦なくBANされてしまう……」

――とにかく今、風当りが強い。

「パートナーがいる人も利用している一方、孤独を抱えて生きている人にとっての癒しにもなっているんです。決して人をモノ扱いするような場所ではないんです。心身のリラクゼーションとして、社会的に意味のある大事な仕事ですよ。必要と思う人が1人でも増えるよう、『大切だよ』とNPO法人として訴え続けたいですね。ただ、そのためにもルールを守ることが大前提ではあります」

――今後の目標について聞かせてください。

「YouTubeやリアルイベントなどで、風俗への理念を語れる場所を作っていきたいですね。ゆくゆくは海外向けの発信もしていきたいと考えています。実は海外でもセックスレス問題は深刻らしく、その実態を調査している段階なんですよ」

――セックスレスって、世界共通の悩みなんですね。

「『アダムとイブ』は、深い愛を追求するための学びの場、そして、『Mind・Solutions』は社会問題の解決の場として発信し続けていきたいと思います」

――ありがとうございました!


manmam編集部は、7月24日に開催された「Mind・Solutions」が主催する風俗業界の交流会『放課後Biz Talk』にも潜入してまいりました!

オープニングのトークセッションには小森さんが登場!性愛心理カウンセラーのえれな先生、美女たちから最強のモテを学べる『男塾』の代表さん、女性用風俗店『FIRST CLASS』を経営している浅倉ゆかりさんとともに、参加者の様々な質疑応答にも答えていました。

たくさんの業界関係者たちが、お酒や食事を楽しみながら和気あいあいと歓談。ここからまた性の世界についての新しい活動や発信に繋がっていくかと思うとワクワクしますね!


小森華代さんと「Mind・Solutions」の今後の活動については、SNSをチェックしてみてください。取材のご協力ありがとうございました!

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もちづき千代子

AVメーカー制作広報・風俗サイト編集長・アダルトグッズ社員を経て、アダルトからグルメまで、人間の欲望を追求し続ける豊満人妻ライター。度を超したぽっちゃり体型がチャームポイ...

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