防災バッグに入れておいて!災害時に持っておくと良い生理用品
地震の多い日本。2024年に入り、すでに大きな地震が何度も来ていますよね。
災害時に女性からあがる声の中には、生理に関するトラブルが多く見られます。
支援物資は、生理用品が十分でない可能性も高く、水を使えない場合も。
そんな時に「生理用品を持ってきていれば…」なんてことにならないよう、今回は防災バッグに入れるべき生理用品をご紹介します。
防災バッグに入れたい生理用品
防災バッグに入れておきたい生理用品は以下のようなものが想定されます。
自分に合ったものを防災バッグに入れておくと安心ですね。
①ナプキンやタンポン
②おりものシート
③生理用ショーツ
④月経カップ
⑤デリケートゾーン専用ウェットシート
⑥携帯用ビデ
⑦ポリ袋
⑧痛み止め
⑨カイロ
それぞれ詳しく解説します。
ナプキンやタンポン
ナプキン、またタンポン派の人は、使い慣れている商品を用意するのがおすすめです。
例えば、1日に5枚程度ナプキンを交換する人は7日分で35枚。
この1クール分は防災バッグに入れたいところ。
普段ほど頻繁には交換できないことが予想されるので、夜用のナプキンも多めに入れておきたいですね。
しかも、ナプキンはけがをした際の止血にも役立てることができます。
私はこちらのナプキンを用意しています。
オーガニックコットンを使用しているのでかぶれにくいのが特徴。
また、最近スリムタイプが発売されたので、こちらをよく使っています。
おりものシート
おりものシートを入れておくのもおすすめです。
おりものが出る出ないにかかわらず、洗濯や入浴ができない状況に陥ると、同じショーツを履き続けなくてはいけない場面も考えられます。
こんな時は、おりものシートをつけてそれを交換することで衛生的に過ごせます。
生理予定日前で生理が来るか来ないかわからないタイミングや、生理後半の少量の出血の際にもおりものシートが使えるので、普段おりものシートを使わない人も防災バッグに入れておくと良いでしょう。
ナプキンに続き、おりものシートもソフィさんのものを使用しています。
こちらは香り付きタイプです。災害時は身体を十分に洗えない可能性が高いので、良い香りで誤魔化すのも一つの手です(笑)
ただ、結構香りが強いので、気になる方は無香料タイプを選んでください。
生理用ショーツ
生理用ショーツも防災バッグに入れておきたい生理用品の一つです。
特におすすめなのはナプキンの代わりも果たしてくれる吸水系のショーツ。
生理後半にナプキンが足りなくなってしまった時にも役立ちます。
ただし清潔な水で洗う必要があるので、水が使えない場合は使い捨てのものを使いましょう。
月経カップ
月経カップは、洗って繰り返し使えるので、ナプキンが足りなくなるかもなどと心配する必要がありません。
水を使えて煮沸できる環境であればかなり便利です。
最長で12時間連続使用が可能なので、トイレになかなか行けない場合でも安心できます。
(多い日は早めに交換が必要です)
ただし、使ったことがない人は使い方に慣れるまで時間がかかります。
災害時に使えるように、普段から練習しておくのがおすすめです。
デリケートゾーン専用ウェットシート
デリケートゾーン専用のウェットシートがあると便利です。
シャワーを浴びられない場合にウェットシートでデリケートゾーンを拭けば、衛生的で臭いも気になりません。
普通のウェットシートでもノンアルコールで低刺激のものであればデリケートゾーンを拭くことができますが、やはりデリケートゾーン専用のものがおすすめです。
私はこちらを使用しています。
ネットやドラッグストアですぐに購入できるので、災害時用だけでなく普段用にも用意しておくと良いですよ!
携帯用ビデ
携帯用ビデとは、精製水で膣内を洗い流すことができる使い捨てビデのこと。
シャワーで洗い流すことができない災害時に持ってこいのアイテムです。
ポリ袋
中身が見えないようになっているポリ袋も用意しておきましょう。
ナプキンを捨てられる場所がないことも考えられます。
臭いをブロックするポリ袋なども売っているので、何枚か用意しておくのがおすすめです。
痛み止め
生理痛の症状がある人は痛み止めも用意しておきましょう。
普段使っているものが好ましいです。
私はロキソニンを使用していますが、妊娠時や授乳時などはロキソニンが使えません。
病院で自分の状況に合ったものを処方してもらっておくと安心ですね。
カイロ
生理痛が辛い時にはおなかや腰を温められるカイロがあると便利です。
生理痛の時に使うカイロは貼るタイプがおすすめ。
災害時に起こる生理問題
災害時に起こりうる生理問題には以下のようなものが想定されます。
どのように対処したら良いか、今のうちに対策を練っておきましょう。
災害時は残念ながら女性の生理問題は後回しにされてしまうので、自分の身は自分で守るしかありません。
・支援物資には限りがあるため、生理用品が足りなくなる
・トイレが使えない
・お風呂に入れず臭いが気になる
・汚れた衣類を洗えない
・使用済みの生理用品を捨てられない可能性がある
・生理痛やPMSの薬がない
・痛みが強くても十分に休めない
生理用品は平常時から持ち歩いておこう
今回は防災バッグに入れておきたい生理用品についてご紹介しました。
災害時は普段とは環境が違います。
いつも使っている生理用品だけでは十分でないことも。
今回ご紹介したアイテムは災害時でも役立つものです。
ぜひ今のうちから使い方に慣れておきましょう。
また、何より大事なのは普段から生理用品を持ち歩くこと!
今生理じゃないし…と言ってナプキンを持ち歩かないでいると、非常時に困ってしまいます。
平常時から生理用品を持ち歩いておきましょうね!
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